![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173435270/rectangle_large_type_2_9b41c85df89256a9a0fece5d4fafd24c.png?width=1200)
気ままに気のまま。
シンガーソングライター的な活動をしようとして、それをやり続けることの難しさというのを感じているところ、急な寒さに襲われて、ああ、今は冬だったんでしたなあと思い出しました。
何だか突然文章を無意味に書きなぐりたい気持ちだったので、ついつい久しぶりのNOTEを開いてベッドの上からお届けしています。ベッドの上、というと何だか病床に伏せっているような響きがそこはかとなく香り立つ始末ですが、私の場合自室の最近買った70万円もするすごいベッドのことを指します。
このベッドがすごくて、思ったより硬いんですが寝心地が最高すぎていつまでも寝ていられるという欠点があります。
おいおい、何をいうんだ。いつまでも寝ていられるベッドなんて最高じゃないか。
と、そう憤られる向きもあるでしょうが
それを長所だと言っていられないほどの入眠のたやすさ。これはほとんど催眠術ですよ。十文字幻斎先生が枕元でじっとスタンバイしていると考えてみると、何となく長所というニュアンスが薄れていくような感じがしませんか?
私は徹頭徹尾そういうことを申しているのでございます。
ではこのベッドを気に入っていないの?
という問いに関してはグーパンチを以て否定しようと思います。
このベッドなしに私の生活は考えられないものです。
さて、私はアイドルが好きなんですが、
特に乃木坂46をこよなく愛するんですが、
こんな歳になってまで音楽を志し、アイドルに没頭するなんざ人間の所業じゃないという意見を甘んじて受け入れることとしますが13歳でモーニング娘。に現れた後藤真希さんに恋をして以来、アイドルというのをすこぶる愛し続けてはや25年。
間は確かに空いてはいるものの、常にテレビの向こう側には自分を奮い立たせてくれる彼女らの姿がありました。
それが今はたまたま乃木坂ということで、実際現場に出向いたりDVDを買ったりするようなファンではないんですよね。かなりライトな、何となくYoutubeに動画があったらぼんやり眺めたりする程度のファンです。私にはそれで充分なのです。
あ、知ってましたか。じゅうぶんの使い分け。
充分は心が充たされた時。
十分は物質的にパンパンなことをさすのですよ。
最近ネットで知りました。
特に乃木坂は5期生がスコですね。
基本的に人生がど真ん中を嫌うタイプの人生のようで、
小学生の時も友人がポケモンにハマっている時にはゴジラに魅了され、
友人がミニ四駆に駆り出されている時は家で13日の金曜日を見て過ごしたタイプです。ですので、5期生と言っても井上和様のような主人公ど真ん中形ではなく、川崎桜殿のような少し危うそうな感じの女の子に惹かれますね。小川彩氏はあまりにも幼いので奥田いろは嬢の方が安心してみていられる。そのような感じ。
最近では櫻坂の3期生も大好きです。
もうそろそろ夜中の2時ですね。
普通の人は眠らなければならないと思い始める時刻ですが、私のような世捨て人はもうそういう感覚を一切投げ打って今ここに存在しているわけなので平気です。
こういう乱文を時折書きたくなるのが30代も後半を迎えた男の精神状態なのですね。20代前半には分からなかったことです。歳をとるというのは悪いことばかりではありませんなあ。
刻一刻といつ訪れるやもしれない死というものに向かって歩いて行っているわけですが、それでもまあ、日々楽しければ何とかなるだろうというのは今やもう確信ですね。明日のことを考えている暇があれば今目の前にある世界をいかにして楽しむかということを思う方がかなり健康的でしょう。
ごらんなさい、今のこの世界を。
少し耳をそば立ててみればやれ老後資金がどうしたこうした。
やれ税金が上がるやなんや。
問題はね、それを聞いて煽られる不安というのを餌にしている奴らが跋扈していることですよ。
そうそう、閑話休題。
櫻坂で好きなのは、石森璃花殿。
この子は天才だわ。と思いましたね。
あの笑顔とキャラクタ。嫌味のない感じ。
でもまあきっとドSですね彼女は。
性質というのは先天的なもので彼女の性別や姿形というのはその性質に対して何ら影響を及ぼすことはできないわけですよ。彼女のあのフェミニンな様子や、性格でさえ、性質には関連しないのです。
ねえ。
本名晒して書いてる文章で、自分の年齢の半分くらいの女の子のことを名指しでSとかMとかいうなんていうのは恥もいいとこで親が見たら泣くぞという意見があるのも私、知ってます。
でもね、もうこの歳になると親の顔色を窺いつつ何かをするというのは不可能です。この文章読んで泣けるもんなら泣いてみろ。といったところ。
石森さんのすごいところは、彼女も分からないことだらけで不安たっぷりだった頃に、しんどそうな同期メンバーがいるとそっとお弁当を作って持って行ってあげたりするんです。ねえ、すごくない?人間できすぎ。人間できすぎ。そういう母性があるところも含めて私は大昔乃木坂にいた深川麻衣さんの影を見ますね。
もちろん、個性や独自性はどこも被らないんですけど、優しいなあ、という一点においてのみそう感じています。こんな荒んだ世の中ですので、私にもこの極めて個人的な意見を持つことが多少は許されるのではないでしょうか。
私のオリジナリティ楽器(初めて専門性を会得した楽器)はドラムなんですが、私は演奏することもさることながら、楽器を収集するのが好きなようで、気がつけばちょっと意味不明な量の楽器が手元にあります。
ドラムっていう楽器の姿形に魅入られているんでしょうな。
好きなドラマーはSTEVE GADD。もしくはLIBERTY DEVITTO。
スティーブガッド知っている人は多くてもリバティは知らんという人が大多数ではないでしょうか。リバティは知る人ぞ知るドラマーでビリージョエルのバックアップドラマーですね。私は91年のお正月に東京ドームで行われたビリーのライブ映像を見て、ドラマーを志したと言っても過言ではありません。
何が、というと
決して難しいことをする人ではないので
当時素人の私が見ても何をしているのかはわかるという感じでしたが
強く感じたのはシンガー、ビリージョエルの歌とのリレーションシップに関してです。何かわからんがとにかくこの二人はケーブルで繋がっている。という強烈な衝撃がありました。その瞬間、つまりそのことに気づいてから今日まで、私はドラムというのが棒で太鼓を殴りつけるだけの楽器だとは思ったことないんです。
ドラムとは、そのバンドの中にいる誰一人さえ孤独にさせないための結束帯のようなものだ。というふうに思っています。だから、このフレーズがどうとか、このパターンがどうとか考えたこともない。そんな小手先のことで何とかなる楽器じゃねえな。という思いです。
それを、あの映像を見た瞬間にビビビと感じ取ってしまった私は明らかな天才なんですね。
これまでご一緒したシンガーさんの中にはね、
ドラムは嫌いという方もいらっしゃいましたよ。
うるさいし、音楽に聞こえない。という方ね。
私もそう思う。
ドラムなんていう楽器を音楽にするのには他のパートの何倍も苦労するもんですよ。音階のない、打音で音楽に参加するパート。特に歌なんていう繊細なアートから見れば粗野なもんでしょうよ。原始人がいるじゃない?って言われても反論の余地はありません。
ですけれどもね、そんなシンガーの方からも私のドラムはうるさくないし、孤独にさせないでくれるという最大級の賛辞をいただいたこともあります。
きっと、あの映像を最初に見たからだと思います。
私が思うにドラムというのは、歌の人と補完し合ってようやく一つの楽器になれるようなものではないかと思います。永遠に、一人では半分まで。
いろんなシンガーと補完し合ってそれぞれさまざまな形に完結する、それがドラマーとしてのあるべき姿ではないかと私は思っていますね。
だから、ドラムだけの練習なんて意味がないとさえ思いますよ。
いろんな人の歌の呼吸を聞き取る力とか、それに呼応する意識とか、
そういうものがドラムの真価ではないかなあ。
多分、私がドラムをたくさん集めるのはね、
いつどんな歌の人と一緒にやろうとなっても、ちゃんと対応できるようにしておきたいからじゃないかな。と思いますね。
正直、もう物欲としては充分満ち足りているし
物量としても十分ですので。
(おい見たかよ、この完璧な使い分けを!!)
スティーブガッド様は、もう音楽を始めてから最初に好きになったドラマーです。ビリージョエルのドラム、とかいうのではなく初めてドラマー単体で好きになった人、と言えるでしょう。
実に月並みですが、たくさん手数を繰り広げていた頃の彼ではなくクラプトンのバックに着いた頃のような彼が好きですね。あのタイム感は影響受けまくり。
真っ黒のドラムセット、憧れでしたね。
楽器好きなくせにミーハーじゃないので、スティーブガッドモデルのスネア、とかセットとかはかったことないですね。今思えば一つぐらい持っておけばよかったのに、などと思いますが、なぜか食指が動かなかったわけですね。
お気に入りのドラムセットを一つ選びなさいな。
という問いかけに対して私は何と答えるでしょう。
今の所、ソナーライト、というのが確実でしょうな。
ソナーライトとの出会いはかなり古く、確か2006年くらいかな。いや、流石にもうちょっと後かな。最初にスネアを手に入れたんですが、その衝撃が凄くってもう、うわああああ、他のスネア全部いらん!となったのを覚えています。その時ですでにスネア20個は持っていたんですが、ソナーライトのスネアがそれを全て吹き飛ばしてくれましたね。それくらい、凄まじい衝撃でした。
あの全面当たりのスナッピーの反応。
ちょっとしたロールへの追従。そして音色の豊かさ。
どれをとっても、完璧な歌への音色でした。
それから10年余りが経過して、私はソナーライトのセットを手に入れたんですが、
もう、他のドラムセット全部いらん!!!となったのを覚えています。
ビンテージラディック、ビンテージグレッチ、ソナーのデザイナー、パールのカーボン、などなどいろんなセットを所有していましたがソナーライトが一番よかった。
それはもう個人的な感覚の話になりますが、私が個人的に思う、歌の後ろでなっているべきドラムの音がそっくりそのままそこにあった。という衝撃を私の拙い文章能力ではどうにも表現しきれませんけれども、要約するとそういうことです。
他には何もいらない。というシンプルな感激。
長い間ドラムを集めて集めて、もっと歌にいいのはないか、もっと歌にいいのはないか。という探究が完全にソナーライトを入手した時にストップしました。
それくらいあの楽器は、完璧でした。
柔らかくて深い。暖かくて、優しくて、暗い。
薄いシェルのバーチ。あのサイズ。それらが醸し出す全体にオフェンス性のない音色というのが私にとって、謙遜せずにいうと私が目指していたスタイルにとって、ドンピシャでした。
歌ものにとって、これ以上のことはないな。と、思いましたね。
その後何年も経ってからソナーのシグネチャーシリーズを手に入れましたが、
これはこれで宇宙でしたね。これに関してのレビューはまたそのうちに。
何せ今日は、全く要領をえない文章をしとどに書き連ねたかったという欲求を優先したので、別に内容が薄くても関知しません。
今日もどうもありがとうございました。
岡本建太郎。