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ジャズの脱コミ入門(feat.リサフランク)

ここにある素敵なジャズのアルバムをすべて聴いて、リサフランクに入門しよう!


クール・ジャズ~ウェストコースト・ジャズ

Miles Davis『Birth Of The Cool』

Apple Musicのプレイリスト『ベスト オブ クールジャズ』から知った一枚。人生で初めて通しで聴いたジャズアルバムかもしれない。アドリブよりもアンサンブルを重視する作風はジャズ入門として比較的敷居が低いし、一曲一曲も短いし、何だかゴキゲンなムードで聴きやすかった。名盤!

マイルス・デイヴィス『クールの誕生』

発表:1957
録音:1949~1950
国:US
レーベル:Capitol
ジャンル:クール・ジャズ

【パーソネル】
中心人物は、
Miles Davis(tp)
Gerry Mulligan(bs)
Gill Evans(arr)
※コンピレーション作品のため全員列挙するのは困難。

【曲目】
1. Move
2. Jeru
3. Moon Dreams
4. Venus De Milo☆
5. Budo
6. Deception
7. Godchild
8. Boplicity
9. Rocker
10. Israel
11. Rouge


Dave Brubeck Quartet『Time Out』

同じく『ベスト オブ クールジャズ』から知った一枚。こちらはジャズピアニストのデイヴ・ブルーベックのリーダー作であるため、祖母のピアノがジャズの原体験だったリサフラにとっては『クールの誕生』以上によく耳に馴染んだ。特に言わずと知れた「Take Five」は間違いなく人生で最も聴いたジャズ曲のうちのひとつ。ありがとう!

デイヴ・ブルーベック・カルテット『タイム・アウト』

発表:1959
録音:1959
国:US
レーベル:Columbia
ジャンル:クール・ジャズ、ウェストコースト・ジャズ

【パーソネル】
Dave Brubeck(p)
Paul Desmond(as)
Eugene Wright(b)
Joe Morello(ds)

【曲目】
1. Blue Rondo à la Turk
2. Strange Meadow Lark
3. Take Five☆
4. Three to Get Ready
5. Kathy’s Waltz
6. Everybody’s Jumpin’
7. Pick up Sticks

Chet Baker『Chet Baker Sings』

同じく『ベスト オブ クールジャズ』をきっかけに知った一枚。実は『クールの誕生』と『タイム・アウト』は今となってはあまり聴こうと思う機会がないが、このアルバムについては今でもかなり高頻度で聴いている。最高のボーカリストであり、そして最高のトランペッターでもある彼はこのアルバムにおいてその両方を担当しているわけだけど、一旦吹き終わったトランペットを下ろしてすかさず歌い、それが終わったらまたすかさずトランペットを構えるという収録時のちょっとした慌ただしい光景を想像するとなんだか微笑ましい。

チェット・ベイカー『チェット・ベイカー・シングス』
発表:1956
録音:1954-1956
国:US
レーベル:Pacific Jazz
ジャンル:クール・ジャズ、ジャズ・ボーカル

【パーソネル】
Chet Baker(vo, tp)
Russ Freeman(p, celesta)
Carson Smith(b)
Bob Neel(ds)
Jimmy Bond(b)
Larance Marable(b)
Peter Littman(ds)  

【曲目】
1. That Old Feeling
2. It’s Always You
3. Like Someone In Love
4. My Ideal
5. I’ve Never Been In Love Before
6. My Buddy
7. But Not For Me
8. Time After Time
9. I Get Along Without You Very Well
10. My Funny Valentine
11. There Will Never Be Another You
12. The Thrill Is Gone
13. I Fall In Love Too Easily
14. Look For The Silver Lining


東方ジャズアレンジ

SOUND HOLIC『SOUND HOLIC MEETS TOHO ~JAZZ ARRANGE SELECTION~』

大人気ゲーム作品・東方Projectのアレンジ楽曲をたくさんリリースしている同人サークルのSOUND HOLIC、その作品群の中からジャズ的な作風の楽曲を集めたコンピレーション・アルバム。『ベスト オブ クールジャズ』と並行して、こういう東方ジャズアレンジも自分にとってのジャズ入門となっていたように思う。あくまで「アレンジ」楽曲であるため、ジャズにおけるいわゆる「テーマ」から逸脱しない程度ではあるものの、しっかりとアドリブのパートも存在しており、ポップながらも単なる"ジャズ風"では片付けることのできない作品。あまりジャズ・ファンの口から名前が挙げられるようなアルバムではないが、個人的にはジャズに耳を慣らす上でとてもオススメです。

発表:2019
国:日本
ジャンル:ジャズアレンジ

【曲目】
1. Quartet des Geists
2. Take The “Luv” Train
3. Charcoal Blossom
4. Jamming in the moon
5. Fly Softly As In A Morning Sunrise
6. Villa San Lorenzo
7. Sister Flandre ~眷族~
8. La luna del 31 dicembre ~十六夜~
9. Jazz in Greenwich
10. Guilty Melty Love ~愛罪~
11. Loreley ~夜雀~
12. blue moon Jazz ~蒼月~
13. Asteroid Blues
14. Noite De Carnaval

ついったー東方部『Birth Of Twitter Tohobu: Early Arranges』

いかにも同人サークル的な名前の通り、これも東方アレンジ作品。こちらはピアノ・トリオ的な作風であり、先述したSOUND HOLICよりもさらに明確にジャズをやっている印象。サウンド的にもクレジット的にもおそらくリズム隊は打ち込みなのだが、ピアノのアドリブがかなり本格的。オススメです。

発表:2013
国:日本
ジャンル:ピアノ・ジャズ

【曲目】
1. 竹取飛翔 ~ Lunatic Princess
2. Song For Mystia
3. U.N.オーエンは彼女なのか?
4. 神々が恋した幻想郷
5. 緋想天
6. U.N.オーエンは彼女なのか?(reprise)
7. Necrofantasia Ⅰ
8. ボーダーオブライフ
 9. 黒い海に紅く ~ Legendary Fish
10. Necrofantasia Ⅱ
11. 紅楼 ~ Eastern Dream…
12. 無何有の郷 ~ Deep Mountain
13. Scarlet Tea Party
14. Bamboo Jam
15. 紅楼 ~ Eastern Dream…(Live Bootleg)

ハード・バップ~モード周辺

John Coltrane『Giant Steps』

言わずと知れた大名盤。人生で初めて聴いたコルトレーンのリーダー作はこれだったけど、表題曲で完全に圧倒されてしまった。「すっげー!」って、思わず声に出てしまった覚えがある。まあそれは嘘なわけだが、余談として収録曲の「Countdown」はブラッド・メルドーが『The Art of Trio, Vol.2』でカバーしており、それもすごく好きです。

ジョン・コルトレーン『ジャイアント・ステップス』
発表:1960
録音:1959
国:US
レーベル:Atlantic
ジャンル:モード・ジャズ、ハード・バップ

【パーソネル】
 John Coltrane(ts)
 Tommy Flanagan(p)
 Paul Chambers(b)
 Art Taylor(ds)
 (6曲目「Naima」のみWynton Kelly[p]、Jimmy Cobb[ds])

【曲目】
1. Giant Steps☆
2. Cousin Mary
3. Countdown
4. Spiral
5. Syeeda’s Song Flute
6. Naima
7. Mr. P.C.

Johnny Griffin『Vol. 2』(通称:A Blowing Session)

テナー3人とトランペット1人で吹き散らかすハードバップ・アルバム。演奏者それぞれのクセがとても分かりやすく、アドリブの楽しみ方を知る上で非常に良い入門盤になるかも。ジョニー・グリフィンのガンガン攻めていく吹き方、とても好きですね。

ジョニー・グリフィン『A Blowin' Session』
発表:1957
録音:1957
国:US
レーベル:Blue Note
ジャンル:ハード・バップ

【パーソネル】
 Johnny Griffin(ts)
 John Coltrane(ts)
 Hank Mobley(ts)
 Lee Morgan(tp)
 Wynton Kelly(p)
 Paul Chambers(b)
 Art Blakey(ds)

【曲目】
1. The Way You Look Tonight☆
2. Ball Bearing
3. All The Things You Are
4. Smoke Stack


Art Blakey & The Jazz Messengers『A Night In Tunisia』

のっけから熱気が強すぎて聴いてる側も気力を消耗してしまうためアルバム全体を聴けることが中々ないものの、それ以外の収録曲も実に良い名盤。表題曲におけるリー・モーガンのトランペットがかつて父に聴かされていたU.F.O.の「LOUD MINORITY」のサンプリング元であったことから、妙に思い入れの強い作品。リー・モーガンもアート・ブレイキーもウェイン・ショーターも最高!

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『チュニジアの夜』
発表:1961
録音:1960
国:US
レーベル:Blue Note
ジャンル:ファンキー・ジャズ、モード・ジャズ

【パーソネル】
 Art Blakey(ds)
 Lee Morgan(tp)
 Wayne Shorter(ts)
 Bobby Timmons(p)
 Jymie Merritt(b)

【曲目】
1. A Night In Tunisia☆
2. Sincerely Diana
3. So Tired
4. Yama
5. Kozo’s Waltz

Miles Davis Quintet『Cookin’ With the Miles Davis Quintet』

マラソン・セッションの4作は全部最高なのだが、個人的にはこれが一番好き。何故なら「My Funny Valentine」が収録されているから。マイルスのミュートトランペットがあまりに偉大すぎる。レッド・ガーランドが弾くポロポロしたピアノの音色もイントロから一気にムードを作ってくる。初めて聴いた時、「こんなに良い演奏が他にあるか?」と本気で考えた。あれから色々聴きましたが、あんまりないです。

マイルス・デイヴィス・クインテット『クッキン』
発表:1957
録音:1956
国:US
レーベル:Prestige
ジャンル:ハード・バップ

【パーソネル】
Miles Davis(tp)
John Coltrane(ts)
Red Garland(p)
Paul Chambers(b)
Philly Joe Jones(ds)

【曲目】
1. My Funny Valentine
2. Blues by Five
3. Airegin
4. Tune Up/When Lights Are Low

ピアノ・トリオ

Bill Evans Trio『Moon Beams』

人生で最も聴いたジャズアルバムは多分『Waltz For Debby』なんだけど、思い入れについては『Moon Beams』の方が強い。前者は名門クラブのヴィレッジ・ヴァンガードで演奏されたのを収録したライブ盤であり、意味不明なタイミングで観客のおじさんが「ワッハッハ!」と笑ったりして、とても腹立たしい。それと比べて後者はスタジオ音源なため、変な笑い声が入ってなくて名盤だ。
まあそれはさておき、ひとり寂しい夜にいつも寄り添ってくれたのは『Moon Beams』だった。スコット・ラファロの演奏は孤独の状態で聴くにはちょっとフリーキーすぎた。どちらとも違った方向性で最高傑作だと思うが、お気に入りを問われたらやっぱり『Moon Beams』を挙げるような気がする。

ビル・エヴァンス・トリオ『Moon Beams』
発表:1962
録音:1962
国:US
レーベル:Riverside
ジャンル:モード・ジャズ

【パーソネル】
 Bill Evans(p)
 Chuck Israels(b)
 Paul Motian(ds)

【曲目】
1. Re: Person I Knew
2. Polka Dots And Moonbeams
3. I Fall In Love Too Easily
4. Stairway To The Stars
5. If You Could See Me Now
6. It Might As Well Be Spring
7. In Love In Vain
8. Very Early

Jutta Hipp『At The Hickory House』

ブルーノートの1500番台を順番に聴いていく中で出会ったアルバム。ドイツ人の女性ピアニストである彼女の演奏からは独特の瑞々しさを感じる。名盤リストとかに載るような作品ではないものの、何だか物凄くツボに刺さる。特にVol.1の「I'll Remember April」が大好きでよく聴き返します。

ユタ・ヒップ『ヒッコリー・ハウスのユタ・ヒップ Vol.1、Vol.2』
発表:1956
録音:1956
国:ドイツ
レーベル:Blue Note
ジャンル:クール・ジャズ、ビバップ

【パーソネル】
 Jutta Hipp(p)
 Peter Ind(b)
 Ed Thigpen(ds)

【曲目】
〈Vol.1〉
1. Take Me in Your Arms
2. Dear Old Stockholm
3. Billie’s Bounce
4. I’ll Remember April☆
5. Lady Bird
6. Mad About the Boy
7. Ain’t Misbehavin’
8. These Foolish Things
9. Jeepers Creepers
10. The Moon Was Yellow

〈Vol.2〉
1. Gone with the Wind
2. After Hours
3. The Squirrel
4. We’ll Be Together Again
5. Horacio
6. I Married an Angel
7. Moonlight in Vermont☆
8. Star Eyes
9. If I Had You
10. My Heart Stood Still

フュージョン~ジャズ・ロック

Pat Metheny Group『Still Life (Talking)』

パット・メセニー・グループのブラジル三部作と呼ばれる作品群のうちのひとつ。「Last Train Home」についてはジョジョ3部のアニメEDに起用されたこともあり、認知度は高そうな気がする。かくいうリサフラもそれをきっかけに聴いたような気がするが、これは自分にとって初めてまともに聴いたフュージョンかもしれない。このアルバムを聴いていると遠い大陸から吹く温暖な風を浴びているような気分になる。とにかく本当に好きで、今でも愛聴盤のうちのひとつ。何なら脱コミの収録時にCDを買っている。これをきっかけとしてブラジル音楽に興味を持った側面もあるような気がするので、何気に影響元として大きい存在かもしれない。

パット・メセニー・グループ『スティル・ライフ(トーキング)』
発表:1987
録音:1987
国:US、ブラジル
レーベル:Geffen
ジャンル:フュージョン

【パーソネル】
Pat Metheny(g)
Lyle Mays(p, key)
Steve Rodby(b)
Paul Wertico(ds)
Armando Marçal(per, vo)
Mark Ledford(vo)
David Blamires(vo)

【曲目】
1. Minuano (Six Eight)
2. So May It Secretly Begin
3. Last Train Home☆
4. (It’s Just) Talk
5. Third Wind
6. Distance
7. In Her Family

カシオペア『CASIOPEA』

柴崎祐二氏の大名著『シティポップとは何か』において、シティポップと関わりの深い音楽ジャンルとして度々フュージョンの名前が挙げられており、不思議とそのように意識したことがなかったため衝撃を受けた。そしてそれを確かめる上で聴いたのが、国内のフュージョンバンドとして一番印象深かったカシオペアだった。いざ聴いてみると、言われてみれば確かに、というのもあったが、それ以上にただ単純にかっこよすぎてびっくりした。カシオペアはこのアルバムに限らず大好きですね。

発表:1979
録音:1978-1979
国:日本
レーベル:Alfa
ジャンル:フュージョン、ジャズ・ファンク

【パーソネル】
野呂一生(g, vo)
向谷実(p, syn, el-org, vib)
桜井哲夫(b)
佐々木隆(ds)
Randy Brecker(tp)
Michael Breacker(ts)
David Sanborn(as)
“Tomato” Strings
深町純(ホーン・アレンジ)
乾裕樹(ストリング・アレンジ)

【曲目】
1. タイム・リミット
2. ティアーズ・オブ・ザ・スター
3. スペース・ロード
4. ミッドナイト・ランデブー
5. ファー・アウェイ
6. スワロー
7. ドリーム・ヒル
8. ブラック・ジョーク☆

Herbie Hancock『Mr. Hands』

佐藤博『Awakening』というアルバムが大好きなのだが、その影響元として挙げられていたので聴いたら彼の作品の中でも突出して好みなアルバムで驚いた。収録曲それぞれにつき演奏者が異なることもあって一曲一曲毛色が違うが、かといって統一感がないわけではないバランスの不思議さがシュルレアリスムなジャケットとマッチしていてお気に入り。でもやっぱり、聴くきっかけとなった佐藤博の音楽性に一番近い作風の「Textures」が一番好き。

ハービー・ハンコック『Mr. Hands』
発表:1980
国:US
レーベル:Columbia
ジャンル:フュージョン

【パーソネル】
各曲につき編成が異なるため列挙困難。

【曲目】
1. Spiraling Prism
2. Calypso
3. Just Around the Corner
4. 4 A.M.
5. Shiftless Shuffle
6. Textures☆

Frank Zappa『The Grand Wazoo』

フランク・ザッパはジャズに接近したアルバムを色々とリリースしているが、その中でもこれが一番お気に入り。ツイッターのフォロワーに教えてもらった。『Hot Rats』とかも好きなんだけど、『The Grand Wazoo』の方が賑やかなので好きですね。

フランク・ザッパ『The Grand Wazoo』
発表:1972
録音:1972
国:US
レーベル:Bizarre
ジャンル:ジャズ・ロック、プログレッシブ・ロック

【パーソネル】
参加ミュージシャンが多すぎるため列挙困難。

【曲目】
1. The Grand Wazoo
2. For Calvin (And His Next Two Hitch-Hikers)
3. Cletus Awreetus-Awrightus
4. Eat That Question
5. Blessed Relief☆

Prince 『The Rainbow Children』

初めの表題曲からがっつりとジャズをやっているプリンスの2001年作。脱コミの『私を構成する42枚』回でも名前を挙げたが、自分の中でやっぱりこのアルバムはかなり大きな存在。プリンスのギタリストとしての側面が光りまくっている表題曲や、ネオソウルに接近した「Muse 2 the Pharaoh」、バラード大作という意味で何となく「Purple Rain」も連想させる「Last December」と名曲揃い。あまり有名な作品ではないが、間違いなく彼の最高傑作のひとつ。

プリンス 『The Rainbow Children』
発表:2001
録音:2001
国:US
レーベル:NPG
ジャンル:ジャズ・ロック、ネオ・ソウル、ミネアポリス・サウンド

【パーソネル】
Prince(下記以外の全ての楽器、ボーカル)
Najee(ss, fl)
John Blackwell(ds)(M1-9, M11-14)
Larry Graham(b)(M4, M14)

【曲目】
1. Rainbow Children☆
2. Muse 2 the Pharaoh
3. Digital Garden
4. The Work Pt. 1
5. Everywhere
6. The Sensual Everafter
7. Mellow
8. 1+1+1 is 3
9. Deconstruction
10. Wedding Feast
11. She Loves Me 4 Me
12. Family Name
13. The Everlasting Now
14. Last December
15. Last December - Reprise

その他

長谷川白紙『草木萌動』

2018,日本

2018年に初めて聴いて、一曲目に収録されている「草木」のフリーキーな出だしに度肝を抜かれた。長谷川白紙は間違いなく自分の音楽の嗜好を決定付けた存在のうちの一人だと思うし、ジャズ的な側面においても影響を与えられているとも思う。余談だけど、最近はTHE FIRST TAKEに出演していましたが、そこで演奏されていたのがまさに「草木」であり、リサフラは本当に泣きました。

DOMi & JD BECK『NOT TiGHT』

2022,US

リサフラは生真面目なため"歴史上最も偉大な名盤リスト"的なのに挙げられているアルバムを順番に聴くようなことをよくやるが、そこにはここ20〜30年くらいのジャズアルバムって中々挙げられることがなく、そこらへんの知識が今でも抜け落ちている状態。そんな中で何となく聴いたこのアルバムは現代のジャズに興味を持つきっかけにもなったし、カート・ローゼンウィンケルを知るきっかけにもなった。そういう思い入れもあるし、ただ単純にアルバムとして良すぎる。2022年のアルバムの中で一番聴き返していると思います。

WONK『Sphere』

2016,日本

リサフラ(2001年生まれ)の世代だとPERIMETRON周辺の音楽作品から国内の現代ジャズに興味を持ったという人は一定数存在すると思うんだけど、かくいう自分も(それが原点ではないにせよ)その一人で、中でもWONKはかなり聴いていた。何ならこのアルバムから石若駿を知ったかもしれない。こういうバンドとの接点を作ってくれたという意味で、色々言われようともやっぱりKing Gnuは偉大。

Nujabes『Modal Soul』

2005,日本

もはやあまり言うこともないが、愛聴盤のうちのひとつ。「reflection eternal」はとてもよく聴きました。


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