UX勉強してわかった。後悔ランキング
UXを10回学ばせていただいて、発表してきました。
学んだことでインパクトが大きかった衝撃ランキングです。
【後悔1位】事業モデルと収益モデルをいっしょくたに考えて後悔!
「事業モデル」と「収益モデル」を分けて考えるーーー
先生の話をきいて、頭ではわかっていたつもりでしたが、実際に新規事業を考えだすと事業モデルにひきずられて収益モデルが完全に頭からぬけました。怖い。
序盤戦で収益モデルをつくってかためるために、まずはイノベーションを発見するためのエスノグラフィの調査を最優先で重視すべきでした。
事業モデルと、収益モデルをわけるイメージとして、「某アイドルはタオル屋である」この一言が最もしっくりきましたw
【後悔2位】ペルソナヒアリングから収益モデルを考え、儲からないサービスになって後悔!
当初、ペルソナ調査にひきずられて、「ワーママ」を対象としたビジネスを考えました。
が、先生から「それだとまったくスケールしない!データを飲食店から得てコンサルはスモールビジネスにしかならない!儲からない」とバッサリ。
原因は、ペルソナヒアリングから収益モデルを考えて、実際に投資を計算しなかった点にあります。
対象者をどうするか?収益モデルをどこにおくか?
チームで考えたモデルをどう変更していくか…?
最後までずっと悩み続けて、打開しきれない課題として残り続けて、結局解決しきれなくて反省です。
最後の発表後のT社様M社様からのフィードバックについても、超ざっくりまとめると「それが本当に投資額に対して儲かるか?」がテーマとして多い印象でした。うちのチーム含め。
【後悔3位】UXの敗退に後悔「AIで教えてあげる系モデル」「ポイント等オマケをつける」
3位とかいいつつ、一番メンタルをやられた&自分の考え方にギモンを持つようになった点がココでした。
AIで教えてあげるビジネスって本当によいの?
よく生きることにつながるの?
ポイント等オマケは単純すぎて、UX改善につながらない。
chat GPTなんかが世間をにぎわしていて、AIは確かに流行ってる。
サービス提供者としてはつい「利用者的に、便利だよね~~」と思って搭載したくなります。
でも、便利になる=UXがよくなる ではない。
T社さまよりいただいたフィードバックも「スマホを見ながらが、お出かけが楽しいわけじゃない。純粋に楽しめるのが一番」といった意見で、納得しきりでした。
便利な技術やお得なポイント=顧客の人生に対して本当によい、ではない。
必要なのは、技術やポイントではなく、顧客体験をあげるめの足をつかった調査じゃないか…?と疑問をもつようになりました。
【やってよかったこと】
反面、やってよかったことは、自分にできる限りで積極的にかかわった点です。
自分でできうる限りでできるで調べて資料を作成し、そのたびに厳しめのフィードバックをいただいて、何度も痛い思いしたからこそ学べた点が多かったです。
自分がやったことに対して、率直なフィードバックをいただける機会はなかなかない。
本業で大きく時間をさくべき事象が生じる、そして子育てで家庭の時間も必要ななか、今回の提案についてベンチャーの新規事業についてホンキでやりきれてないよな…と心苦しくなるときは正直ありました。
ただ、今回UXで学んだことは、本業にスグに生きた。
本業を前にすすめる一手になった。
UXをサービスを成長させる1つの手段として、使いだせるようになった。
この視野の広がりだけでも、とても大きかったです
いずれ自分の時間がもっと持てるようになった段階で、新規事業にトライするとき。より実感と効果時間を持てるのだろうな…と思います。
10か月間ありがとうございました!