休養と教養のアウトドアホリデー

この週末に家族で神奈川県横須賀市にある「ソレイユの丘」という自然体験型の公園に泊りがけで行ってきました。この公園では、三浦半島の海に面した広大な敷地の中で、動物とのふれあいや農業体験、アスレチック、BBQなど多彩なアクティビティを楽しむことができます。過去に何度か訪れたことがありましたが、2023年に大型リニューアルして以来、初めて遊びに行ってきました。

「経験の学校」 in ソレイユの丘

以前の記事で、「経験の学校」という考え方を紹介させていただきました。

今回の旅行でも、「子供たちにたくさんの経験をさせてあげたい」と考え、ソレイユの丘にあるたくさんの体験プログラムを楽しんできました。

パン作り体験
菓子パン作りを楽しむプログラムがあったので、子供達とメロンパン作りを体験してきました。準備されたメロンパンの生地に３色のクッキー生地を好きな形やデザインで乗せてオリジナルのメロンパンを作るものです。「粘土みたいだね」という感想が印象的でした。自分達で作ったデザインのメロンパンは、見た目だけでなくしっかりと甘くておいしかったです。

ＶＲ体験
VR体験は、施設内の屋内遊戯エリアにありました。ＶＲは７歳以上推奨という制約があるため、先日８歳になった息子ははじめてのＶＲ体験となり、楽しんでくれたようです。

アーチェリー体験
実際のアーチェリーを使った的当ての遊戯エリアがありました。以前の自分ならスルーしていたと思いますが、「アーチェリーを実際に使う体験はしたことないよな」と考えて子供たちに遊んでもらいました。10歳の娘は大人が使うのと同じ本格的なアーチェリーを使い難しかったみたいですが、8歳の息子は子供用の吸盤タイプのアーチェリーで、1本だけ的に矢を当てることができ、大喜びしていました。その瞬間の動画や写真を残せていなかったので、後から息子にがっかりもされてしまいました。

動物ふれあい体験
子犬やうさぎ、カンガルー、カピバラなどと触れ合うことができるエリアがあります。実は私が動物や生き物が苦手な臆病者のため、子供たちにもその性格が伝搬してしまい、生き物にさわるのにおっかなびっくりになっているのですが、今回のふれあい体験では、人懐っこい子犬とたくさん触れ合うことができ、子供たちが一番楽しそうに時間を過ごしていました。私自身も子犬とのふれあいに癒されました。

トレーラーハウス宿泊体験
ソレイユの丘にはキャンプ場が併設されています。その中に、リニューアル時にオープンしたトレーラーハウスがあったので、今回はそこに宿泊させていただきました。テントを立てる必要がなく、エアコンや電気も使えるため、準備の手間が少なくアウトドアを楽しむことができました。

野菜収穫体験
２日目は、野菜収穫体験をさせていただきました。季節の野菜ということで、キャベツ、春菊、茎ブロッコリー、ラディッシュを収穫させていただきました。明日以降はたくさんの野菜料理が待っていそうです。普段はあまり食べない、春菊、茎ブロッコリー、ラディッシュを子供たちと一緒に食べられるのも楽しみです。

過去にソレイユの丘に訪れた時には、パン作り体験やアーチェリーなどはスルーしていました。「経験の学校」という考え方を知ったからこそ、考え方だけでなく行動も変わってきたのがよかったなと実感しています。

土日をアクティブに過ごす考動実験結果

私の家族は普段、「日曜にアクティブに動きすぎると翌日の仕事に疲れが残ってしまう」という考えから、アクティブなイベントはなるべく土曜にしたり、泊まりがけの旅行も３連休の土日にして翌日は休養できるような計画をしてきました。今回はたまたまいい季節にソレイユの丘のトレーラーキャビンの宿泊施設が空いていたので、疲れが残ることも想定しながら普通の土日に泊りがけでアウトドアを楽しむ考動実験をしてみました。

心のエネルギーチャージと体の疲労蓄積
実際に旅行してみた結果、たくさんの自然、動物、星空、料理を味わいながら、「心のエネルギーチャージ」をすることができました。一方で、前日までの準備にはじまり、帰路の渋滞や帰宅後の片付けも含め、「体の疲れ」はやはり大きいなと実感しています。

週末の習慣の乱れ
私は最近、週末に１週間の振り返りと次の週の予定を整理する時間を設けるようにしています。また、土曜の夜は読書などのインプットの時間に充てるようにしています。今回の旅行でも、やる時間はないだろうなと想定しながらも、振り返りのノートや読みたい本を持参しました。しかし、結果的にそんな時間はありませんでした。

残ったのは「やりたかったけど、できなかった」という心残りだけ。
最初から「できないことは、やらない。今週はやらなくていい」と決めて、思いっきりその時間や空間に集中したほうがいいなと気づきました。

このような「心と体の状態」や「普段の習慣の扱い方」について、実際にやってみたからこそわかった経験として、今後の旅行や体験の計画に活かしていきたいと思います。