商社マンの「お仕事」と「正体」がよ〜くわかる本[第2版](秋山謙一郎)2016年
熟読度★★☆☆☆
業界分析というよりは、仕事内容がイメージしやすくなる親しみやすい本。総合商社の話が多かった。
内容メモ
・ビジネスの場での「ドラえもん」のような存在が商社。ニーズをくんで顧客が求める以上のなにかを取り出す。ネットワークひとつでシゴトをする、とても創造性のあるシゴト。
・商社マンのシゴトは営業だけではなく、調査・ファイナンスも含む。これらのシゴトはむしろ物静かで黙々とこなすヒトのほうが向いている。
・金属、鉄鋼事業など発展途上国の発展に貢献する仕事も。
・総合職のサポート役である一般職、男性は皆無といっていい状況。
感想
・商社の仕事が少しイメージできるようになった。とはいってもときに国境を越え、政府も巻き込むとなるとスケールが大きすぎてぼんやりとする面も。
・総合商社であっても会社によってカラーがちがうが、人気総合商社ではどこも東大や慶応が多いとの内容も。優秀な学生がこぞって応募してそう。
・「一般職は女性だけ」というのは変わらないんだろうか?