『就活下克上 なぜ彼らは三流大学から一流企業に入れたのか』山内太地(2014)
だいぶ前に買った本だが、最近勉強したいテーマが教育・キャリア系なので読むことに。
内容メモ
・景気が改善しても未就職率が中堅の大学で改善しないとの指摘がある。(アカデミックでもなければ職業教育に力を入れるわけでもない)
・就職フェスには空いていて、かつ企業の担当者が疲れているであろう夕方の時間帯に元気よく行く。との学生も。
・文京学院大学 職員5・6人で年間300社を年に2・3回まわって企業研究
・日本の大学のほとんどは学生運動期に学生寮を廃止、海外では全寮制が当たり前
・東京都市大学、東急グループの学校法人。東急グループへのインターンシップも充実。
・愛知県の私立4大学、就職支援が充実。南山、名城、中京、愛知。
・中京大学、キャリアカウンセラーによる演習形式の「いつでも学べるシリーズ」。2・3・4限に実施。授業の合間に受けられる。
・専門学校大原学園、大学卒業してから入り直す人も。授業もする担任講師が就職指導もする。「就職させるのが仕事」という意識をもっている。就職部が講師たちに職業教育。
感想
・学校の広報、宣伝も含むかなという印象。他の書籍では難関大学に情報が偏りがちだけど、そういう意味では貴重な情報も多いと思った。
・少人数や面倒見の良さ、ポリシーを明確にした教育といったものが大規模大学とはちがって、それはそれで魅力の一つなのかなと思った。職員だけでなく、教員も一体になって、という大学もある。
・それぞれの学生の就活成功ストーリーについてはすごいなとは思うけど、あまりおもしろくはないし、古い面もあるかもしれない。
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