なぜ君たちは就活になるとみんな同じようなことばかりしゃべりだすのか。(電通×マスメディアン)2015年

熟読度★★☆☆☆

kindle unlimitedの対象にもなっている。

・広告マンから観た就活については『広告のやりかたで就活をやってみた。』という書籍でも書かれている。著者も重複。

内容メモ

・広告の作り方と就活での自己PRなどは似ている。

・個人と社会の接点に1つ1つの仕事がある。

・なぜ同じようなことばかりしゃべりだすのか→就活の知識化が影響している。(メディアの情報を真似するなど)

・その他自己分析に関するワークなども。

感想

・「やりすぎには注意」など賛否両論である就活の自己分析。広告のクリエイターは市場分析などを重視していることもあって、就活においても自己分析を重視しているのかもしれない。

・クリエイターは個性強い人が多い。そういう人は自己分析をやればやるほど自分らしさが出てくるのかもしれない。無個性な人はやりすぎるとしんどいだけ?無個性ってなんだろう?

・自己分析本は自分にとってはもうお腹いっぱいなので、広告マンから観た仕事論、若者論としておもしろい本だった。仕事論に関しては少し厳しめの言葉があり、意外性があった。

・企業の採用担当者にレクチャーしている内容(P41〜P44)は広告マンから観た今の若者像がわかりやすくリアルにまとまっていて、興味深い。コピーして保管した。「自分探し」より「正解探し」を重んじる人が多いという言葉が印象的。一歩先、二歩先を見据えて動く傾向があるものの「先のことはよくわからない」「考えてもしょうがない」と未来の想像力が薄れているとの指摘も。



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