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【FX】兼業トレーダー向け『鉄の掟』
みなさん、こんにちは。
はじめましての方は、はじめまして!
おっかと申します。
![](https://assets.st-note.com/img/1694952380736-hGKyoIf0Vo.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1694952504289-uh9OHITsiy.png)
今回は、以前に別のお方が解説をしてくださったFXにおける
エントリーや環境認識について書いていこうと思います。
再現性が高く、誰でも取り組みやすいと思いますので、
ぜひ一度だけでも目を通してみてください。
はじめに
今回ご紹介する考え方ですが、
「おっさんの日記、FX考察ちゃんねる」さんが
X(Twitter)上のスペースで話してくださった
内容となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1693137013018-5qePXtIwqS.jpg)
当時は「やっちゃえおっサン」という
名前でしたが、YouTubeでの発信もされているので
統一されたようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1693137379129-G8cLqvZ6Wy.jpg)
そして、もっとも大事なことをひとつ。
FXや株などの投資において『絶対はありません』
誰かのマネをしたから絶対に勝てるとか、この手法なら絶対に
負けないとかっていうのはありません。
自身でしっかり検討して、ここでならエントリーできるという
ポイントをしっかりと見極めましょう。
また、今回の内容はYouTubeでも公開しています。
よければ見てみてください。
【FX】チャートは4時間に1回見るだけ⁉︎『鉄の掟』手法解説
https://youtu.be/xCeQtQRidaw
どんな人に見てほしいの?
こんな人にはぜひ!目を通してほしいです。
・FXをしているがなかなか勝てない。
・色々な手法に手を出し過ぎて考えがぐちゃぐちゃ。
・チキン利確や根拠破綻にも関わらず損切りできない。
などなど。
FXトレードをしている中で、上手くいっていない方や、
初心者の方に見てほしい内容となっています。
また、後ほど詳しく述べますが、チャートを見る時間が
短いので、兼業の方にもオススメです。
![](https://assets.st-note.com/img/1694953292812-l9yMIYHeL1.png?width=1200)
『鉄の掟』解説
それでは、実際にエントリーや環境認識についての
解説を行なっていきます。
これからお話しする考え方は『鉄の掟』と呼んでいます。
準備
まず準備段階として、見る(確認する)ものは下記のみ。
取引銘柄:自由
時間足:4時間足
インジケータ:20SMA
取引銘柄は問わないですが、ゴールド(XAUUSD)が
比較的効きやすいと感じています。
エントリー
次にどのようにしてエントリーしていくか?ですが、
4時間足のチャートの中で「20SMAに対してロウソク足が
どのようにアクションを起こしてくるか」を見ていきます。
具体的に『鉄の掟』では、シンプルにブレイクした時だけを
見ていきます。
上(買い方向)にブレイクすればロングエントリー
下(売り方向)にブレイクすればショートエントリー
基本はこれだけとなります。
ただし、このブレイク判定は実線確定で行います。
ヒゲで一時的にブレイクしたものはカウントしません。
利確・損切
そして、利確や損切などの決済も同じく20SMAを
実線確定でブレイクした時に行います。
(例)
ロングエントリー中に20SMAを下に実線確定で
ブレイクすれば決済(利確 or 損切)し、ショートエントリー。
![](https://assets.st-note.com/img/1694880855855-ICDQOgB4g4.jpg?width=1200)
環境認識
この『鉄の掟』という考え方において、なぜ上記のように
エントリーを行うのか?
それは、MAの意味を把握すればわかると思います。
MAとは「Moving Average」、つまり移動平均線です。
設定した本数分のロウソク足の終値の平均値ですので、
その平均値より上にロウソク足があるなら買い方向、
下にあるなら売り方向の力が強いと判断できます。
ですので『鉄の掟』の基本として、上にブレイクで
ロングエントリー、下にブレイクでショートエントリー
という形になります。
アレンジを考えてみよう
上記までの内容で『鉄の掟』の基本的な考え方は
全てとなっています。
拍子抜けされるかもしれませんが、
4時間足20SMAを基準に上抜けロング・下抜けショート。
本当にこれだけです。
あとは、この考え方に「アレンジ」を考えて
入れてみることをオススメします。
要は、4時間足20SMAより上にいればロングの検討、
下にいればショートの検討を行うということですので
ブレイクで即エントリーをしなくても、戻しをつけてから
エントリーでも十分値幅は期待できると思います。
(例)
・4時間足20SMAより下にブレイク後、直近高値安値の
38.2%戻しでショートエントリー。
・4時間足20SMAを上にブレイクでエントリー。
含み益50pipsで部分利確&建値SL設置。
![](https://assets.st-note.com/img/1694956554411-lPflt6Y5tv.jpg?width=1200)
メリット・デメリット
続いて『鉄の掟』のメリット・デメリットについて
お話しさせてもらいます。
どんな考え方、エントリー方法にも良いところもあれば
悪いところもあります。1つの考え方で全部勝てる、
絶対負けないというのは、ほぼほぼ不可能だと感じます。
メリット
まずはメリットから。
下記のようなメリットが考えられます。
・チャートに貼り付けない人でも根拠が明確なので、
メンタルに影響されることなくエントリー・決済できる。
(4時間足の20SMAをブレイクするかどうかだけなので、
そこを見てエントリー・決済するだけ)
・トレンドフォローの考え方なので、1回トレンドが出ると
値幅を獲得しやすい。
(特にゴールドは数百pipsの利確になりやすい)
・兼業の方でも取り入れやすい。
(極論、4時間に1回チャートを確認できればOK)
デメリット
もちろん、デメリットもしっかりとあります。
下記のようなデメリットが考えられます。
・エントリーチャンスが少ない。
(4時間足レベルになると、MA付近まで来ることが少ないので
他の考え方に比べるとエントリー回数がかなり少なくなる)
・レンジ相場に弱い。
(レンジになるとMAを上下に行ったり来たりするので、
損切が増えて連敗することもよくある。
ただ、レンジなので損切幅は大きくなりにくい)
注意事項
まず第一に「絶対はありません」
仮に、このnoteに沿ってエントリーしたとしても、
負けることは多々あると思います。
絶対勝てるなんて言いません。
大事なのは、その考え方の意味を理解することです。
次に、『鉄の掟』の名前の由来でもありますが、
4時間足20SMAをブレイクしたら損切でも必ず決済すること。
この損切が、特に初心者の方には難しいというか、
したくないものだと思いますが、一番大事なことです。
あとは、天井や底を狙う考え方ではありません。
あくまでトレンド転換を確認してからエントリーする考え方です。
まとめ
最後に簡単にまとめて締めたいと思います。
・見る時間足は4時間足で、表示するインジケータは20SMAのみ。
・この20SMAを実線確定でブレイクしたらエントリー。
上にブレイクでロング、下にブレイクでショート。
・利確・損切も同じく20SMAを実線確定でブレイクしたら実施。
・この考え方をベースに、各々でアレンジを加えて自分に合った
方法を見つけていけば良し。
以上で終わりとなります。
基礎中の基礎ですので、FXを始めたばかりの初心者の方や、
チャートに張り付けない方は参考にしてみてください。