君はLYNXとJaguarを知ってるかい? C98版
今年はエアコミケということなので、突発な何かを出してみたりというお話です。
前回のコミケで「LYNXとかJaguarとか名前は聞いたことがあるけど見たことがない」という話が多かったので、基本的なところからおさえていきましょう。
時間がないので、ググった結果の画像使いまくりです(汗
LYNXのお話
なお、ざっくりとした話は、Wikipediaでご覧下さい。
実は色々と世界初
LYNXは、世界初のカラー液晶画面を使った携帯型ゲーム機だったりします。
また、画面を上下反転させることもできるので、左利きの人もプレイしやすくなるというユニバーサルデザインだったりします。さらには縦画面のゲーム(KLAX)もあり、柔軟性に富んだ表示が可能なのです。
あの当時は、まだほとんどの携帯ゲーム機が白黒な時代だったので、画期的なハードでした。
電源の話
wikipediaでも、
アルカリ単三乾電池6本(実動2~3時間)
と書かれているように、意外と電池が持ちません。なので、その対策として、一定時間操作がないと電源が切れるようになっています。これで安心ですね。
でも、長時間プレイできるように、単一電池を6本使った外部電池パックが発売されていました。これをAC電源のコネクタに差し込むと長時間プライ可能なうえに、自動で電源が切れることはありません。
店頭デモなどでは必須のアイテムだったりします。
ただ、単一電池を買うのも高いので、我々は、本体に入れている電池からケーブル引いてAC電源のコネクタに給電することで、長時間のデモにも対応してました。
これはイベント時にかなり役立ちましたねー
多人数プレイは何人まで可能?
なんと8人までプレイ可能です。多分、これも携帯ゲームとしては世界一なんじゃないかな。
有名なソフトはSLIME WORLDですね。こちらのtweetでもプレイしてますねー。
他にも、
BATTLE WHEELS:6人
CHECKERED FLAG:6人
WARBIRDS:4人
MALIBU BIKINI VOLLEYBALL:4人
などなど、多人数プレイ可能なソフトはかなりあります。
なお、8人プレイをした時の話は、LYNX book 2で紹介してます。
本体8台とソフト8本とケーブル7本とプレイする人8人が必要なので、かなりハードル高いと思います。
この時以降で8人プレイは出来てないですしねー
Jaguarの話
こちらもざっくりとした話はwikipediaをご覧ください。
実は色々と世界初?
なんと、世界初の64bit的な家庭用ゲーム機です。詳しくはwiki参照でw
あと、ボタンの多さも凄いです。
下側のテンキー部分は何に使うかというと、それぞれのゲーム専用のシートを差し込むことで専用ボタンに早変わりです!
多人数プレイは何人まで可能?
多分、ほとんどの人が知らないと思いますが、こんなソフトがあります。
BATTLE SPHEREと言って、対戦プレイが可能なんですね。本体の接続は16台まで可能で1Pと2Pで操縦と攻撃を分担できるので、最大32人プレイが可能です。
32人プレイは、超、ハードル高いw
Jaguar本体とTVが必要で、コントローラーは1〜2個まで対応してます。Jaguar本体はjaglinkやcatbokなどで接続します。
実際にプレイするとこんな感じw
ただ、この時は10人プレイくらいまででした。流石にJagFest2k1の会場でも厳しい感じでしたね(特に、TVの台数の方が足りてなかった)
JaguarCDが凄い!
Jaguarのソフトはカートリッジなのですが、別売りのCDユニットを追加するとCDのゲームもプレイできるようになりました。この仕組みは、色々なゲーム機でも同じようなものがありますね。
ただ、JaguarCDが違うのは、Jeff Minter作のVirtual Light Machineが堪能できる事だ!
TEMPEST2000の音楽と共にどうぞー
ソフトとしては、Braindead 13が好きですねー
Jaguar VRというのもありました
https://i.redd.it/1xfiymgq15g41.jpg
たしか、2002年にセントルイスで開催されたJagfestで試したことがあるんですが、ちゃんと上を見ると画面も連動してて感動しました。ゲームがプレイできるところまでは出来てたんですねー
ゲーム画面はだいたいこんな感じ。
最近は、ATARI ST版の移植が多いかな
JaguarでR-TYPEが動きます。
bubble bobbleも動きます(音はあれだけど
余談ですが。
セットで22万・・・・
まぁ、写真を見る限り美品だし、本体は日本版だし、AVP同梱版みたいだから、わからなくはないけどー
わからなくはないけどー、そこに価値を見いだすのはよっぽどだぞw
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?