見出し画像

いい夫婦の日に「夫婦別姓」について考える

おはようございます。今日11月22日は、「いい夫婦の日」ですね。
選択的夫婦別姓について、最近国会で議論されています。私は去年結婚したのですが、できることなら夫婦別姓にしたかったです。

別姓にしたかった理由と、結局姓が変わって良かったことについて、書いてみます。

別姓にしたかった理由は

1.夫が長男で私の姓にはできなかったから
2.仕事では結婚後も旧姓で通すから
3.姓変更の手続きが面倒だから

4.印鑑が100円ショップで買えなくなるから

1.夫が長男で私の姓にはできなかったから

婚姻届を記入するときに、ダメ元で「ねえ、私の姓にしない?」と言ってみました。夫には「長男だからねえ…」とやはり断られました。まあ、断られることはわかっていたので、おとなしく引き下がりました。

2. 仕事では結婚後も旧姓で通すから

私はデイサービスで働いています。ご利用者様には旧姓で覚えていただいているので、そのままで通したかったことがひとつ。

もうひとつ、夫は同じ職場です。同じ名字だと紛らわしいし、結婚したことをご利用者様に公表する予定はないので(お祝いを用意してくれちゃいそうな方もいるので…)、今も旧姓で働いています。

会社に書類を提出するときは、内容によっては本名を使用しなければならず、使い分けが必要です。

3.姓変更の手続きが面倒だから

これ本当に面倒。看護師免許の書き換え、銀行・証券会社・クレジットカードの名前変更。私の身分証明書はパスポートだったので、身分証明書用にマイナンバーカードを作りました。

その都度、戸籍謄(抄)本か住民票の写しが必要で、あちこち行かないといけないし、休みは潰れるし。写しや、免許書き換えの収入印紙の費用もかかる。夫婦別姓だったら、すべて必要ないハズ。その時間とお金で、美味しいケーキが食べられる…。

画像1

4. 印鑑が100円ショップで買えなくなるから

私の場合、旧姓は売っているけれど夫の姓は100円ショップの印鑑コーナーには売っていません。すぐ必要なときに、不便。

押印廃止に賛成です。サインでいいじゃんサインで。


ーーしかし結局、夫の姓になりました。

夫の姓になってよかったことは?

新婚当初は、同僚や友人に新しい名前で呼ばれて、よくいじられていました。あー、結婚したんだ、名前変わったんだなあ。と実感して、少しニヤけました。

昔、姓名判断が流行って?自分の名前を調べてみたことがあります。結果は、『凶』でした。結婚後に思い出し、結婚後の名前で調べてみました。結果は、『大凶』。旧姓の方がまだマシでした。

あれ、よかったことが思いつかない。

もし、姓を戻せることになったら?

夫婦別姓が認められ、結婚後の夫婦も別姓にすることができるようになったとしたら。

私は、旧姓に戻しません。だって、あの面倒な手続きはもうしたくないし。

いまだに今の名前に違和感はあるけれど。

好きな相方と、この名前で、これからも生きていきます。

たぶん。

いいなと思ったら応援しよう!

沖山りこ
読んでいただき ありがとうございます。 頂いたサポートは、旅の資金に使わせていただきたいと思います。 また自由に旅行できる日を夢見て。