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ギザ10の罠

今日はなんとなく自分が今持っている小銭に価値があるものがないか調べた
高い値段がつくものはないと分かりつつも一枚一枚、発行年を確認するのは楽しかった

でも全くレアなものが無いわけではなかった
一枚だけギザ10があった

これは結構高いんじゃないかと思って調べたけど、昭和27年は製造枚数が多いから特別な価値はないらしい

ただ、そこで終わりじゃなかった
諦めきれずに調べているとこの年のものでも高いやつはあるらしい
それは、平等院鳳凰堂の屋根に止まっている鳳凰の尻尾の形が違うもので、具体的に言うと、尻尾が上にあがっているもののようだ

違うだろうとは思いながらも確認してみた

来たんじゃない?これ!!!尻尾上がってない!!!?

あがってる
普通(下がってる)

激アツ

これはもう人生で一番アツかった
ここで終われば超ハッピーだった
でもまだ続きがある

浮かれながら価値を調べてたら、悲しいことを知ってしまった
まず、昭和27年の10円玉は大体4億9000万枚ある
そのうち尻尾が上がっているのは50〜65%のものらしい
つまり、2億枚以上存在するといことだった
これは使用済みで綺麗じゃないし価値はほぼつかないと分かってしまった

こんなに嬉しくて、ワクワクしたのはいつぶりかも分からない
それだけ楽しかったのに
やっぱりそう簡単にお金は手に入らないってことだね


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