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麻雀の思い出【オキテカクヒビ_006】

オキテカクヒビ』は、オキテカクが日々感じたこと、触れたコンテンツについて1,000文字程度で書き綴る記事シリーズである。毎日21時更新予定。

1.日記

 漫画の紹介に合わせて、今回は自身の麻雀の経験について書いていく。
 麻雀に出会い、触れたのは十代の頃。確か漫画『咲』がきっかけだったのではなかろうか。友人から漫画を借りて読んだと記憶している(余談になるが、こういう漫画の貸し借りというのは自分では触れないものに触れられる機会を得られるという点でとても素晴らしく、そして今はなかなか出来ないことだと寂しく思う)。そして周囲がやっていたように、フリーソフトやWebのサービス(FLASHのサイトや『天鳳』)でひたすら遊んでいた。加えて、何故か自宅に麻雀牌があったので、友人らと一緒に実際に打ったこともあった。得意にこそならなかったが、なかなか楽しかった。
 月日が経って、今は『雀魂』で遊ぶのが主となっている。友人たちと打ったり、時には見知らぬ人との対戦にも興じることもある。ただ、十代の頃から変わらず腕はいまいちで、負けて当然、時々勝てたら嬉しい程度である。
『咲』をきっかけに麻雀漫画も色々と読んだのだけれど、それらの登場人物が会得しているような技術や勝負勘はまるで身につかない。見て分かれば苦労はしないということか。
 今回紹介するのは、そんな麻雀漫画の中でも金字塔とされている作品。

2.漫画/阿佐田哲也・嶺岸信明『麻雀放浪記』

 Kindle Unlimitedにて読了。
 博打でしか生きられない男達の戦いを描いた小説の漫画化作品。
 主人公は学生ながら家計を支えなくてはならなくなった少年・哲。彼が飛び込んだ世界は子供だろうと容赦なく食い物にしていく博打――イカサマ、コンビ打ちと何でもアリの世界。そんな中でも哲は相手の技術を盗み、持ち前の狡猾さで博打の世界をのし上がっていく。
 筆者はバトル漫画が好きなのだけれど、この麻雀放浪記もそのジャンルに近い面白さを備えている。様々な博打を通して勝利や敗北が描かれ、更には次なる勝負に備えた特訓があり、時には汚い策謀が張り巡らされる。ヒリつくような駆け引きの連続で、読み始めてから最後まで一気に読み進めてしまった。現在は続編である『麻雀放浪記:風雲編』を読んでいる。
 博打の手に汗握る激闘が読みたい、刺激的な漫画が読みたい際に是非。

 Kindle Unlimitedを3ヶ月間99円で利用できるキャンペーンが本日までなので、本サービスで読める他のオススメ作品を以下に紹介。


オキテカクヒビ』は、オキテカクが日々感じたこと、触れたコンテンツについて1,000文字程度で書き綴る記事シリーズである。毎日21時更新予定。

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