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108回・9時間続く、ジャルジャルのお笑い【オキテカクヒビ_016】

オキテカクヒビ』は、オキテカクが触れたコンテンツについて、1,000文字程度で書き綴る記事シリーズである。毎日21時更新予定。

 木曜日は動画の紹介。今回は、大晦日に開催されたこちらのライブ映像。

動画/大晦日に108回もジャルってんじゃねえよ2023

 お笑いコンビ・ジャルジャルが2023年の大晦日に行ったライブ動画。第一部で53本、第二部で55本、総計108本と煩悩の数に合わせたネタを披露している。数だけでも圧倒されるが、時間で言えば9時間近い動画となっている。 
 この動画を紹介する理由、誰かに見てほしい理由もまた、そのネタ数の圧倒的多さにある。ネタ間の僅かな幕間を除いて、ネタが止まることはなく、トークも序盤と終盤にあるのみだ。ただネタを披露する。それ一つのためにジャルジャルというコンビは奮闘する。
 それでいて、途中、自分たちがやっていることの可笑しさに気付く場面もある。それは台詞が笑いで支えてしまうというミスなのだけれど、このような数多とネタが披露される場では、雰囲気を変えるきっかけとして、観客が息を抜くタイミングとして良い方向に作用する。
 テレビ番組では決してお目にかかれないようなネタの密度に、終始圧倒されてほしい。以下に、個人的なオススメネタをピックアップする。とりあえずこれだけを押さえるでもいいし、見終わった後の参考としても利用してほしい。動画のコメント欄にタイムスタンプが用意されているので、それを利用すればすぐに見ることが出来る。

(第一部)
・エレベーター止まった途端タメ口つかう奴

「そういう奴いるか?」という奴を堂々と出してくるのがジャルジャルの得意技だけれど、その真骨頂とも言えるネタだろう。いそうでない奴らによる空気感、独自の気まずさを作れるのが、彼らの魅力と言える。
・上司の定食つまむ奴
 シンプルに失礼すぎて面白い。
・セリフ飛んでトークショーに切り替える奴
 基本的にオチでネタ名が出てくる作りなので、ネタの最中は何処に面白さが潜んでいるのか、楽しみに待つことが出来る。中でもこのネタは振りがある程度長く、そして結果がしょうもないので好きだ。
・シュールなネタしそうな奴
 何度か見たネタだけど、この動画、この場だからこその面白さに仕上がっている。
・『娘さんをください』の挨拶で鞄の中のレンガがチラ見えする奴
 レンガがチラ見えするのが意味不明すぎて、ネタ名でやっと面白さを理解するタイプのネタ。
(第二部)
・野次ワクチンちゃんと打てた奴
 タイトルそうなるか? と思うタイプのネタ。
・明るいけど、ほんまは暗い奴
 タイトルは不穏な印象があるが、ネタは安心して笑うことが出来る。
・『娘さんをください』の挨拶でめっちゃふざける奴
 これを紹介するのはやや憚られるが、そうは言っても好きなのだからやむなし。完全な下ネタなので見る時は注意。
・400mダッシュすることですり替えマジック成功させる奴
 これをマジックと言い張れる胆力が好き。
・入社2日目、間違えて上司のスマホ叩き割る奴
 なさそうだけどちょっとだけありそうだと思えるやらかしネタは好き。

 今回の動画以外でオススメのジャルジャルのネタをピックアップ。

オキテカクヒビ』は、オキテカクが触れたコンテンツについて、1,000文字程度で書き綴る記事シリーズである。毎日21時更新予定。

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