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少年ジャンプとの出会い【オキテカクヒビ_018】

オキテカクヒビ』は、オキテカクが触れたコンテンツについて、1,000文字程度で書き綴る記事シリーズである。毎日21時更新予定。

 土曜日は少年ジャンプの感想。しかし先週が合併号だったため、今週はジャンプが発売していない。そこで、オキテカクとジャンプの出会いについて書いていく。

少年ジャンプとの出会い

 最初に出会った作品は、『BLEACH』だったと思う。原作を読んだのではなく、アニメの方で見ていたと記憶している。

 とにかく格好よかった。死神という設定も、斬魄刀による能力バトルも、そして何より『一護』というキャラクターの、護るための戦いに惹かれていった。アニメの続きがどうしても先に見たくて、19巻辺りから漫画で買って読んだ。この巻が相当に好きで、卍解のシーンを描き写してしまうほどだった。この間読み直しても格好いいと思ったので、魂があまり成長していないらしい。

 他作品で言えば『ボボボーボ・ボーボボ』もアニメからハマって原作を読んでいたし、『ONE PIECE』『NARUTO』もアニメだけは大体見ていた。こうして振り返ってみると、アニメというもの、ひいてはテレビ媒体というものが出会いにどれだけ寄与していたのかと、驚くばかりである。『鬼滅の刃』がアニメを通して若い世代でブームになったのも、よくよく考えると、自分が体験していたことと同じだったのではないか。
 一方でこの頃は、少年ジャンプという雑誌の存在は知っていても、実際に読むことはほとんどなかった。たまに歯医者に置いてあるのを読めるのが楽しみだったけれど、治療の恐怖と釣り合うかどうか、という程度の関心だった。

少年ジャンプの購読開始

 月日は流れ社会人になった折、少年ジャンプの購読を始めた。社会人になってから少年雑誌に触れる矛盾はともかく、アプリで電子書籍を定期購読できるようになっていたのを利用していた。
 読んだ当初に『Dr.STONE』が始まったことを覚えている(調べてみると2017年14号らしい)。当時はまだ『アイシールド21』という作品の原作者が作っている、程度の認識だったけれど、1話時点で相当面白いと思い、単行本も1巻から最後まで追いかけた。この後『アイシールド21』も読んで、そちらにもハマった。

 他作品で言えば『ハイキュー!!』は春高編が始まった頃だったか。この作品を連載で追えてとても良かった。作者の新作がいつなのか、首を長くして待っている。『火ノ丸相撲』も連載中だったらしい。次作の『アスミカケル』が早々に終わってしまったのは残念だった。ゴルフ漫画『ROBOT×LASERBEAM』も好きだった。

2025年の少年ジャンプ

 かれこれ8年近くジャンプを読んでいることになる。『呪術廻戦』も『僕のヒーローアカデミア』も終わって、更には『夜桜さんちの大作戦』や『アンデッドアンラック』もフィナーレを迎えようとしている。これらの、毎週楽しみにしていた作品が終わってしまうことは寂しい。
 加えて、新たな連載に対してあまり関心を持てていない。『逃げ上手の若君』『カグラバチ』『あかね噺』辺りは毎週楽しく読んでいるが、一度だけ読んでそれきりの作品や、飛ばしてしまう作品も少なくない。
 年を取ったことで自分の趣向が変わったのか、それともジャンプの掲載作品の基準が変わったのか。ただ間違いなく、読むのをやめる選択肢が現実的になりつつある。
 月曜の朝に早起きして、いち早くジャンプを読んでいた頃には戻れない。
 それでも、ジャンプを読むことが楽しいと思えるうちは、毎週土曜に感想を書いていきたいと思っている。

オキテカクヒビ』は、オキテカクが触れたコンテンツについて、1,000文字程度で書き綴る記事シリーズである。毎日21時更新予定。

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