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2019年1月の記事一覧

福島に暮らして5年、あの日から8年――私は今の福島をどう伝えたいのか

年が明けて1月になると、福島県内は少し騒がしくなります。3月11日に向けて、いろいろ動き出すからです。イベントの準備や告知、報道関係。 いわゆる、「3月11日に向けたネタ探し」が始まるのです。各社、東日本大震災の被災3県に記者を飛ばし、「震災から●年」に相応しい記事にする「被災者」を探す……。 私はこの時期に、前回のおきてがみにも書いた「冬季うつ」が再発します。この時期に一極集中して、普段より大量の震災の記憶が町に、Webに溢れ出すからです。 直接被災したわけではない、

ようこそ、「孤独」の世界へ −拝啓、西条より。移住コラムその2

おきてがみ編集部の長尾愛里です。昨年9月から愛媛県西条市に移住しました。現在は「Next commons lab 西条」という一般社団法人に所属し、フードディレクターとして食に関する仕事に携わっています。 なぜ移住したの? なぜ愛媛県に? 理由は、移住コラム1回目でまとめております。愛媛県西条市に移住して、早4ヶ月。1番の発見は、私は今「孤独」だということです。 初めて迎える、経営者の「孤独」の気持ち 「Next commons lab」は、地域おこし協力隊の制度を活用