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【EDHおすすめジェネラル】恐怖の神、ターグリッド【統率者戦デッキ紹介】

どうも、土曜日は毎週EDHを楽しんでいるOKITEです!

この記事はyoutubeにアップしている動画の文字起こしとなっています。
動画で見たい人は下よりどうぞ。

今回紹介する統率者は「恐怖の神、ターグリッド」
デッキ名はターグリッドスティールといったところでしょうか。

ターグリッドのディスカードと生け贄に反応する誘発型能力はかなり強力です。
この能力を使って対戦相手のパーマネントを奪い取りましょう。

このデッキは「全てを奪い尽くす」をコンセプトとしたデッキとなっております。
ですので、手札破壊や生贄を強要させるカードをたくさん採用しています。

デッキレベルは7~8「CHALLENGE」(上級者向け)となっています。

また、このターグリッドは両面カードとなっており、裏面はターグリッドのランタンという伝説のアーティファクトです。

裏面で戦場に出すことは少ないですが、虚空の力戦などの墓地対策カードを出されたときに使いましょう。

黒はエンチャントやアーティファクトを破壊するのが苦手な色です。
墓地対策の置物を出されても諦めず、出している対戦相手にターグリッドのランタンでダメージを与え続けましょう。

それでは、統率者の紹介・デッキの動き・コンボ・お気に入りのカード・弱点などを解説していきます。


ジェネラルの紹介

恐怖の神、ターグリッド

恐怖の神、ターグリッド。
このカードは黒黒3、4/5、神、威迫です。

恐怖の神、ターグリッドの能力

対戦相手1人がトークンでないパーマネント1つを生け贄に捧げるかパーマネント・カード1枚を捨てるたび、あなたは墓地からそのカードをあなたのコントロール下で戦場に出してもよい。

冒頭でも述べたように、対戦相手のディスカードと生け贄時に反応する誘発型能力で、墓地に落ちたパーマネントを自分のコントロール下で戦場に出せます。

この能力で対戦相手のカードを奪うことは強制ではありません。
安らかなる眠りなど、墓地対策のカードはそのまま墓地に落としましょう。

また、対戦相手が生贄に捧げたパーマネントに誘発します。
再活性などで、自分のクリーチャーが奪われ、生贄に捧げられても誘発します。
どこの墓地に落ちるかではなく、誰が生贄に捧げるかが誘発の条件です。

こう見るとかなり強力なカードですが、強力すぎるが故に除去の最優先候補です。
除去体制は一切ないので、戦場に出す際は気を付けましょう。

デッキの動き

このデッキには暗黒の儀式や強力なマナファクトをたくさん採用しています。
ですので、5マナと重いクリーチャーですが、戦場に出すのにはそれほど苦労しません。

1~2ターン目にターグリッドを出せれば圧倒的に有利です。
その場合、ターグリッドを出した次のターンにハンデスを入れれるようにしましょう。

決してターグリッドを出すのが目的ではありません。
出した後に手札破壊や生贄強要をするのが目的です。

ターグリッド単体では何もできないということを頭に入れておきましょう。

もし、早めにターグリッドが出せない場合は、ハンデスなどで相手の除去意識が低下したところで出しましょう。

このデッキの動きで一番大切なのが、ターグリッドを出すタイミングです。

1~2ターン目にターグリッドを出すときは次のターンに手札破壊。
除去意識が低下した後に出すときは出したターンに手札破壊。
このようにターグリッドを出して、すぐに誘発効果を狙いましょう。

中途半端なタイミングや自分の手札に手札破壊ができるカードがないときは出すのを控えましょう。

また、デッキ構築の際に、優先する順番は、①手札破壊、②マナ加速、③生贄強要と、考えて組んでいます。
基本は手札を攻めつつ、戦場に出たパーマネントのコントロールも奪う、という考えなので、生贄強要は優先度が低いです。

クリーチャーの殴り合いがメインプランではありません。
対戦相手が疲弊したところで、コンボや直接ダメージによる勝利を目指します。
盤面よりも手札を攻めましょう。

手札破壊

このデッキに採用している手札破壊カードを少し紹介していきます。

精神を刻むもの

精神を刻むもの

死亡時に、自分を含め対戦相手の手札を全て捨てさせるクリーチャー。

死亡誘発なので、追放除去では誘発しません。
できるだけ早めに、自分で墓地に送ってあげましょう。

また、自分の手札も全て捨てさせてしまうので、コンボパーツが手札にある時は使えません。

手札が全員なくなるので、事前にネクロポーテンスや闇市の人脈を出しておき、その後の展開を有利に進めたいところです。

闇取引

闇取引

捨てた後にドローさせてしまいますが、ターグリッドでパーマネントを奪うには十分なカード。

手札入れ替えで対戦相手のプランを崩壊させることもできます。

その他の手札破壊にも言えることですが、中盤以降にハンデスを入れても効果が薄いです。

手札の多い序盤に使いたいところです。

底なしの奈落

底なしの奈落

このデッキには大量に手札を捨てさせるカードも入っていますが、継続的に手札を捨てさせるエンチャントも入っています。

その中で特に気に入っているのが、この底なしの奈落。

アップキープの開始時に、無作為に1枚手札を捨てさせるので、強力なカードやコンボパーツを落とさせやすいです。

どのカードが落ちるか分からないので、ヘイトを稼ぎやすいのが難点ですが、ハンドをボロボロにして反撃の隙を与えないようにしましょう。

自分の手札も無作為に捨ててしまうので、今後の自分の展開も予想しにくいのが難点です。

生贄強要

このデッキに採用している生贄強要カードを少し紹介していきます。

土地の荒廃

土地の荒廃

マナを出すために土地をタップすると、終了ステップの開始時に土地を1つ生贄に捧げさせるエンチャント。

土地を使って呪文を唱えると土地が減るので対戦相手の動きを止めることがでます。

また、こちらはターグリッドがいれば、各対戦相手から奪った土地を生贄に捧げるなど被害はゼロ。
むしろ対戦相手次第では土地が増えます。

煙突

煙突

ススカウンターを置けるのはアップキープの開始時なので、生贄を強要させるまでには1ターンの時間差があります。

ですので、煙突を出すタイミングは、ターグリッドを唱える前の自分のターン。
ターグリッドを出してすぐにパーマネントを奪えるように先出をしておきましょう。

自分にも生贄を強要しますが、こちらは奪ったパーマネントを生贄にしたりと不利になることはありません。

もし生贄がつらい状況や、対戦相手の戦場が更地になったら煙突を生贄にしましょう。

煙突の2つの能力は、どちらもアップキープの開始時に誘発する能力です。
ススカウンターを置くのにスタックして生贄強要をすれば、対戦相手より自分の生贄の数を少なくすることもできます。

また、ススカウンターを置かないという選択肢もあります。
戦場の状況を見て調節することが大切です。

ターグリッドを数ターン戦場に維持するのは難しいです。
しかし、煙突があれば、それに見合ったアドバンテージを稼いでくれます。


ヴォーナの飢え

ヴォーナの飢え

基本的にこのカードを使うタイミングは、対戦相手がクリーチャー展開をし終えた中盤から終盤です。
順調にいけば、ターグリッドのパーマネント奪取もあり、パーマネント10個以上そろえるのも容易で、半数以上のクリーチャーを奪取できます。

盤面が不利な時でも形勢逆転のチャンスです。
しかし、生贄に選ぶクリーチャーは対戦相手が決めます。
重要なクリーチャーのコントロールは奪えないので注意が必要です。

手札破壊と生贄強要

このデッキに採用している手札破壊と生贄強要の両方を兼ね備えたカードを紹介していきます。

悪ふざけの名人、ランクル

悪ふざけの名人、ランクル

速攻と飛行があるので出したターンに攻撃が通しやすく、すぐに効果が発揮できる点がランクルの強み。

対戦相手にダメージを与えると、手札破壊・ドロー・クリーチャー生贄を自分を含め全員に行わせます。

どの効果を選ぶかは自分に選択権があるので状況を見て選びましょう。
しかし、ドローをさせることは基本的にしません。
リソースを奪うことが目的です。

この3つの能力は選択した効果を上から順番に行います。
ドローさせた後に捨てさせることはできないので注意しましょう。

悪疫と小悪疫

悪疫
小悪疫

このデッキの中でも気軽に打てて強力なカード。
それが悪疫と小悪疫。

このデッキの醍醐味と言っていいでしょう。

自分も含め、全てのプレイヤーにダメージ・ハンデス・クリーチャー生贄・土地生贄とド派手な効果。

全て同時に行うのではなく、ダメージ・ハンデス・クリーチャー生贄・土地生贄の順番でそれぞれ選択します。
ですので、ターグリッドを生贄に捧げると、その後の土地は奪えません。

ターグリッド以外にクリーチャーを1体は戦場に出しておきたいところです。

死の雲

悪疫や小悪疫の数をXにしたのがこの死の雲。

悪疫は3分の1しか奪えませんが、死の雲は対戦相手の手札・クリーチャー・土地全てを奪うことが可能なカード。

しかし、ターグリッドを生贄にしてしまった場合は、悪疫や小悪疫と同様に土地を奪うことができません。

また、試合の終盤に使うと自分のライフが少なく、思ったようにXの値を大きくできません。

アドバンテージ差があれば、ほぼ投了となりますが、基本的には相手の手札を捨てさせることに使います。
ターグリッドを巻き込んででも使い、その後に無限コンボなどを安全に決めましょう。

悪疫と小悪疫にも言えることですが、エンチャント・アーティファクト・プレインズウォーカーを生贄に捧げることはできません。
完璧なカードではないことも覚えておきましょう。

コンボ

それでは強力であったり、勝ち手段となるコンボを紹介していきます。

ターグリッドと組み合わせると、どのカードも強力なシナジーを形成しているので、他のカード同士の組み合わせで紹介します。

黙示録、シェオルドレッドと記憶の壺

黙示録、シェオルドレッド
記憶の壺

このデッキは自分のライフを削るカードを多く採用しています。

シェオルドレッドは数少ないライフ回復手段で、記憶の壺と組み合わせることで最大14点回復が可能となります。
その上、対戦相手には14点ダメージ。

それに加え、ターグリッドがいれば自分の戦場は対戦相手のカードだらけです。

煙霧の連鎖とオニキス教授

煙霧の連鎖
オニキス教授

このデッキの無限コンボ。

煙霧の連鎖の対象を自分とし、そのコピーの対象も自分とし、無限に繰り返します。
これにより自分の手札はゼロになりますが、オニキス教授の魔技により、無限ダメージ・無限ライフとなります。

止められてしまうと自分の手札はなくなるので一気に不利になります。
決めるときは慎重にいきましょう。

このデッキには手札を捨てさせるカードが豊富にあるので、打ち消しなどを捨てさせ、確実にコンボを成立させましょう。

万が一止められてしまったときは、オニキス教授のプラス1能力で手札を補充しましょう。
意外とリカバリーできます。

お気に入りのカード

次は、デッキのキーとなるお気に入りのカードを紹介していきます。

ゲスの呪文書

ゲスの呪文書

対戦相手の手札を捨てさせるたびにドローができるゲスの呪文書。
ターグリッドの為にあると言っても過言ではありません。

ゲスの呪文書は手札を攻める行為がドローとなり、さらに手札破壊カードを呼び込みます。

ヘイトが高くなりますが、対戦相手に手札がなければ何も怖くありません。
一気に攻めましょう。

霰炎の責め苦

霰炎の責め苦

土地以外のパーマネントを生贄にするか、手札を捨てるかしないとダメージを与えるX点火力呪文。

相手に選択権がありますが、このデッキは対戦相手の土地も奪うので、想像以上の火力となります。

パーマネントと手札を貫通させてライフを削り切りましょう。

ライフ40も一気に消し飛ばすことが可能です。

デッキの弱点

手札破壊などのスタックに乗せてターグリッドが除去されてしまったり、墓地対策をされると思ったような成果をあげられません。

また、ターグリッドのコピーやコントロール奪取をされると、動きがかなり制限されます。
ですので、お守りとして家路も採用しておきましょう。

逆に家路を相手に使われてもクリーチャーのコントロールを戻されてしまいます。

それ以外にも、小型クリーチャーの横展開や高速コンボについていけなかったり、妨害耐性がないこと、黒単ということでエンチャントやアーティファクト対策がしづらいなどがあげられます。
かなり攻撃的なデッキの反面、守りには弱いので注意しましょう。

そして、対戦相手が死亡するとパーマネントはなくなってしまいます。
一人ずつ倒すと効率が悪くなってしまいます。

まとめ

黒単を堪能したい
ハンドをズタボロにしたい
パーマネントを奪い尽くしたい
相手のプランをとにかく崩壊させたい

こういったプレイヤーに向いているデッキです。
詳しいデッキリストは下にあるので構築の際は参考にしてください。

では、よいコマンダーライフを!

デッキリスト

リストは随時更新しています。
文章中に出てくるカードが抜けていることや、新たに採用したカードが入っている場合もあります。

リストのサイドボードと検討中には採用を検討しているものなどを入れています。
雑に入れているだけで、特に区別しているわけではありません。

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