Hip hop=陽キャ向けだと思ってる人に聞いてほしい歌3選
安っぽいYouTubeの動画のタイトルになってしまったが…今日言いたいのはこれだけ。弾き語りをしたり、ギターを弾いたりと聴く方も作る方もバンドやロック中心に生きている俺ではあるが、普通に歌謡曲やアニソンといった別ジャンルの音楽も好きなのだ。
そんな中でも敬遠してきた、もしくはちゃんと聞いてこなかったと言うべきか。そのジャンルの名はhip hopである。なんだかんだでヤンキーとか陽キャ向けで、そうでない人間なんてこのジャンルにはいないだろうとタカをくくっていたが、そんな考えが間違いだと教えてくれた3曲を紹介したい。
①swing at somewhere (feat.コトリンゴ)
C.O.S.A & KID FRESINO
https://youtu.be/8VzneQnyMPY
この2人の織りなすラップはいつ聴いても心地いい。誰にでも仲良く、優しく出来るわけではないけれど、だからといって他人を口撃する必要も、そんな自分を責める必要もないという肯定感を与えてくれ、他人の幸せを今日くらいは願える…そんな気分にさせてくれる歌だ。
②My Artist
VaVa
https://m.youtube.com/watch?v=Xndn4J7lY84
幸せそうなホームビデオ風のMVとは裏腹に赤裸々な歌詞が綴られている。家庭になんの問題もなく、側から見れば何不自由なく生きているような人でも、葛藤を抱えている。言葉では言い表しにくいそれをラップに昇華しているのが素晴らしい。
③nothing
dodo
https://youtu.be/3lYts2ijLFo
PVもリリックも「等身大」と言うにふさわしく、リアリティがあるからこそ共感できる。かといってネガティブな内容ではなく、歌詞にある通り「きっと幸せになれる」という希望を持って生きていけるような、励まされる楽曲。辛い時や、自分がした選択に自信を無くしたときにはぜひ聴いてほしい。
この3曲に共通するのは「ありのまま」ということだろう。しかし、人は時としてありのままの自分を受け入れることができない。そんなときに聞いてほしいのだ。弱い自分を認められる本当の「強さ」を得るヒントがそこにはある。