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サタデー・ナイト・フィーバー
1977年公開のアメリカ映画「サタデー・ナイト・フィーバー」を観た
主人公は家族と同居しながら普段はペンキ販売店で働く19歳の青年
週末にディスコで思い切り踊ることだけを楽しみに生きている
ある日ディスコでダンスが上手な女の子に出会い、彼女と一緒にダンスコンテスト出場を目指すことになるのだが・・・
昭和生まれの人だったら一度は耳にしたことがあるダンス音楽がたくさん流れる映画だよね
1980年代のディスコブームの火付け役にもなった映画みたい
ディスコで踊るシーンに流れるファルセット全開の音楽はアースウィンド&ファイヤーかと思ってたらビージーズだって(ごめんなさい)
劇中で踊るジョントラボルタが両足広げて片手を挙げて天井指さす決めポーズや両手グーで胸の前で回したり
両手を広げて胸を左右に揺さぶりながら踊るステップなんかは今見ると笑っちゃうけど
当時は流行の最先端だったんだよな
今流行りのK-POP的な振付も40年くらい経って見たら笑っちゃうのかも
それと、あんまストーリーとは関係無いけど70年代のアメ車って前後が長くてでっかいね~
たまーに日本で走ってんの見かけるけど、都会だと駐車場スペース確保するの大変そう
しかし、主人公が19歳っていう設定はちょっと無理があんじゃね?
もしくは当時のアメリカの19歳はみんな老け顔だったのか
観終わった後で調べたら主役のジョントラボルタが実年齢23歳くらいの時の映画だったみたいだけど
自分の感覚ではどう見ても19歳には見えなかったよ
で、内容の話なんだけど、主人公が得意なダンスを武器にのし上がっていくサクセスストーリーを想像していたんだけど全然違った
当時のニューヨークの若者たちのセックス&ドラッグ文化、人種差別と対立構造や貧富の格差、望まない妊娠、十代の葛藤や自分探しストーリーなんかがうまく織り込まれてて単純な青春ドラマでは終わらなかったのはちょっと意外だったな
今も昔も若者は燃えたぎる情熱をぶつけるところを探してさまよい続けてる
そんなことを感じた映画ですた