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新幹線教育

ブログ記事がとても多くなってしまって分かりにくいので、noteに概略と目次をつけて読みやすいようにしていきたいと思っています。

ずいぶん昔に書いた文章は、かなり未熟で恥ずかしいのですけど。。。読み返してみると、今現在に至るまで様々なことがあり、考えてきたなぁと思います。過去は未熟ですが、今から思えば、そんな過去も現在につながっているのだと思います。

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どの子にも駆動力と制御力をつける

“機関車”は先頭車両だけに駆動力と制動力があって後ろの車両は先頭車両に引っ張られている、一方の“新幹線”は全車両に駆動力と制動力の機能が付いて全車両のモーターがフル回転して300km/hでの走行を可能としている。機関車と新幹線の違いはココにある。

以前の私の学級経営は、機関車のように”私が引っ張っていく”形でした。”〇〇させなきゃ”って思いが強すぎたのです。でもそれは、機関車の先頭車両に陣取った私が、子ども達を動かしていただけだったんですね。

でも新幹線のように、子ども一人ひとりが思考して動けるようになれば、引っ張る必要はなくなって学級は勝手に目標に向かって走り始めるようになる。そんな学級になれば、後からついて全体を俯瞰して進む方向性をコントロールしていくこと(マンデラのリーダー論)が教師の役目となる。

「子どもの主体性」って何だろうな?と考えてみると、それは子ども自身が自分が主人公となって行動できるようになることだと思います。漢字練習でも、多くの子が強制された勉強になっているけれど、それをいかにして主体的に取り組ませていくか。

そのためには、一人ひとりの子どもの心の変革が必要なんだと思います。どの子にも駆動力と制御力をつける。そのために、心の教育が必要なのだと思います。


新幹線教育は全車両にモーターが付いている

【機関車教育と新幹線教育】

「部下を引っ張るのは機関車経営、新幹線経営は全車両にモーターが付いています。僕は新幹線経営です」

メンターであるRさんに『新幹線経営』という言葉を教えてもらいました。

「“機関車”は、先頭車両だけに駆動力と制動力があって、後ろの車両は先頭車両に引っ張られているだけです。

一方、“新幹線”は全車両に駆動力と制動力の機能が付いて 全車両のモーターがフル回転して、300km/hでの走行を可能としているのだそうです。

お気楽さんは、それぞれの子供達の能力を信じて、全車両にモーターが付いているという新幹線教育を目指しているんだと思いますよ。」

このように教えて頂いて、かなり衝撃を受けました。

今まで、何もかも子ども達に手を掛けて、丁寧に教育することが大切だと思ってやってきました。例えば、学力をアップさせるために宿題を計画的に出し、ドリルをたくさんさせてきました。プリント類もたくさん作って、印刷してきました。熱心な教員の姿だし、正しい姿だと思っていました。保護者の方も、喜ばれるのかもしれません。

たぶん、これは機関車教育だったのだと思います。私が先頭に立って、子ども達を引っ張っている。。。

でも、この姿が本当に正しいのだろうか?と最近思うようになってきたのです。

新幹線教育を進めるために考え実践していることを、しばらく書いていきたいと思います。

・漢字練習は回数ではない
・個性の問題では無くて“型”
・意欲を身に付けさせる
・やり方が間違っていただけ
・“思考力”は、どの子にも備わっている
・行動が思考をつくる
・人は、行動を伴わない楽しみよりも、
 むしろ行動を伴う苦しみのほうを選ぶ


目次


第一回の連載はこちら↓↓↓

よろしくお願いします。


お気楽


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