靴に関して。(2)

紐で締め付けを調節できるタイプの防滑作業靴の履き心地が中々良い。


私としては好印象なメーカーである福山ゴムからはLasting Bullという企業内ブランドで展開されている中のLB-050というモデルが奇跡の紐タイプで発売されている。サイト上の写真では色合いの関係で底はガムラバーのように感じられてしまうが、そのような色になっているだけで実際はもっと開発された素材のように感じられ、スポーツ専用シューズと比較しても引けを取らないくらい滑りづらい。全体的に本当に上手くまとめているというか、それなりに値段のする帆布のスニーカーと比べても見劣りしない仕上がりで、作業靴とは思えない見栄えである。デザインをする上での他社研究が行き届いているのだと思う。実際に足を入れても綻びはない。おかしなところ、違和感といったものがない至極真っ当な履き心地。インソールの感触まで含めて見ても全体の纏まりが破綻せず、全部をあわせてひとつの靴だ、というような一体感がある。軽くジョギングをしてみたところ、やはりどうしてもランニングシューズほどの快適さはない。少しだけ撓むようにも感じられるが、あくまでソリッドなゴムといった感覚で、歩く、走るというよりは自転車で活躍しそうで、ReebokのCourt Cleanとの真っ向勝負になる。

つづく?

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