FUJI TRACK ARCVのTT/パーシュートバイク化、実行。
昨年からの3週間越しの企みを実現させた。
時間がない余裕がないと言って避けてきたのだが、やる気になったので一気に進めて、ハンドル、ステム、ブレーキレバー、ブレーキキャリパー、ワイヤーの交換、全て完了した。
中々の作業量なんだか、手際が悪いのか、おそらく両方あってかなり時間が掛かったものの、ブルホーンにエアロレバー、そこへTTバーを装着という理想的な状態まで辿り着いて達成感と満足度が大きい。
早速走ってみると、まあ、普通か。スピードは思った通りかそれ以上に出る。だが、このフレームは高性能であるという信頼感が既にあったので意外性はなかった。ステムの長さを10mm伸ばしたことは大正解。ハンドルの違いで大違いというのはやや意外か。しかも、角度を地面と水平より下向きに設定すると乗りにくいからかギクシャクしたものの、水平よりやや上向きに変えたところ自転車との一体感というか、圧倒的な扱い易さが生まれたというのは画期的な体験で、フィッティングは思っているよりももっともっと奥が深いのだろうと思った。
ブレーキに関しては、エアロタイプだとそこまでタッチに気が回っていないような微妙な感覚だが、これまで使わざるを得なかった完成車に付属していたものよりはかなり改善され、どこから効き始めるかが分かるようになったし、インナーケーブルにシリコングリースを塗ったこともあってかとてもスムースな引き心地で大変満足している。
クランクとホイールをどうしても替えたいと思ってきたが、もうこれで完成としても差し支えないくらいの完成度を感じている。飽くなき探究はひとまず終えて、あとはひたすら自身を鍛えるのみというところまでやっと来ることができたようだ。
つづく?