閑話休題雑記。_例のアイツをお迎えした14日間。
2020年3月頃から猛威を振るい始めた、未知のウィルスである例のアイツ。
その例のアイツに罹患し、悶え苦しんでいました。
※例のあの人は「ウォルデモート」で、例のアイツは「コ●ナ」です。●には「ロ」が入ります。名前を言うのも嫌になっちゃったぜという気持ちを込めて、例のアイツと呼ばせていただきます。
まったく楽しい内容ではありませんが、備忘録的に書かせてください。
高熱に驚きそして苦しんだ1日目。
朝。
寝起きでのどが乾燥した時のような若干の違和感。
熱帯夜でクーラーを稼働しっぱなしだった為、のどをやられたか?と楽観。1時間後くらいにはその違和感も無くなっており、午前に予定されていたMTGに問題なく参加。
※基本的にリモートワークなので在宅でのMTG参加となります。
夕方。
別のMTG参加時に再びのどに違和感を感じ始める。
と、思っていたら30分経った頃から全身に痛みが。
※と同時に、MTGの内容が頭に入らなくなる。申し訳ありません。
明らかに体がおかしい。
MTGを終え熱を測る。39度。わー。
最初「熱中症では?」と思う。
がしかし、こののどの痛み…まさか…まさか…例のアイツなのでは…!?
夫にお願いし「健康体の人には味が薄く感じるが、体調不良者が飲むとめちゃ美味く感じるらしい」というウワサのOS-1(リンゴ味)を買ってきてもらい飲む。
めちゃうまい。ヤヴァイ。アタイ、体調を崩している。
その後、一気に体のだるさがマックスに。
そして冗談かというくらいの寒気を感じはじめる。ヤヴァイ。
とりあえずいつも飲んでいる痛み止め(解熱剤)を飲む。
熱が下がる。油断する。
夜。
体がだるすぎて眠れず、1時間おきに目が覚める。
先ほど下がった熱が、ばっちり高熱に戻っている。
そしてのどの痛みが増してくる。
(が、これがのどの痛みの序章であることを私はまだ知らない)
暗闇の中体のだるさで目が覚めたときの絶望感。
力を振り絞り起き上がり、OS-1を飲み、熱を測り、ちょっと泣く。
動けないほどの体のだるさに不安の募った2日目。
朝。
解熱剤を飲む。熱が下がり、でも2時間くらいですぐ高熱に戻る。
のどの痛みは治まることなく右肩上がり。
夫が抗原検査キットを買ってきてくれて例のアイツかどうかチェック。
これで体調不良の原因がはっきりする…と思いきや陰性。
え、違うの?!
じゃあこの熱はなんなん?こののどの痛みはなんなん?
インフルエンザなん?熱中症なん?
ただただ辛いいちにち。
高熱で体がだるすぎて動けない。
いよいよのどの痛みがMAXになった3日目。
朝。
あいかわらず熱は高いまま。
体調が全くよくなってはいないが、体を動かす勇気が出てきたので、病院(発熱外来)にいくことに。
病院。
いつもなら心穏やかに待てる診察までの30分が、体のだるさで地獄のよう。
「昨日の抗原検査キットで陰性だったから違うと思うけど…」と思いながら検査。数分で結果発表。
陽性。例のアイツでした。テッテレーン。
体調不良の原因が判明しほっとするとともに、ここまでの約3年半全力で予防してきたのにここにきて初めてかかってしまったことに少し落ち込む。
……。
そんな自分を励ますために、ネットにて以前から欲しかったリップをポチりテンションを上げる。ウホッ♪
薬をもらい、帰宅。
これを飲めばきっと良くなるであろうという安心感。
しかしこの頃に無事のどの痛みがマックスになり、そして激痛へ。
※そして伝説へ、みたいな言い回しだけどこれが本当にきつかった。
唾を飲むだけで剣山を飲み込んでいるかのような痛み。
唾を飲むと同時にざらざらとした音で不協和音が破裂するイメージ。
※とにかく衝撃的に痛かったということです。
夜。
服薬のおかげもあってか熱のせいで寝られない、ということはなくなる。
ただ、のどの痛みと、のどが腫れ過ぎて息が止まりそうになる不安で眠れなくなる。そしてこの日から少しずつ咳も出てきて枕を高くしたり横向きにしないと寝られなくなる。(現在も継続中)
この日から、夜に気を紛らわせるためにNETFLIX鑑賞を開始。
ただ、『ゾン100』、『ウェンズデー』を観てしまい、ようやく寝られたと思ったら、うなされて、慌てて『ハングオーバー!』で軌道修正した。
なんとのどの痛みのMAXは本日でした、な4日目。
朝。
のどがウルトラスーパーマックスに痛い。
昨日がMAXだと思ってたわ、違ったんかい。
こんなにおしゃべりな私が、全くしゃべれなくなるなんて。
と同時に咳も止まらなくなる。
市販薬の咳止めを購入するも(病院はお盆休み)きいてるんだかきいてないんだかよくわからない。
そんなタイミングで、友達と夫の上司からお見舞いの品が届く。
ほんとうにほんとうに嬉しくてなみだがでる。
ありがとうございました!!!!!
夜。
夫がもぞもぞしはじめる。
眠れないらしい。
これは…もしや…もしや…!!!
夫の発熱、スマホの故障…もう勘弁してくれ、な5日目。
朝。
夫も発熱。
そうだよね!全然隔離とかしてなかったもんね!まじごめん!
体調不良に慣れていない夫は自分の体調の異変にも鈍感で、こちらが非常にどきどきする。(知らぬ間に息が止まってたらどうしよう、とか)
自分ののどの痛みと体のだるさ、夫の心配。不安がいっぱい。
そして同日、自分のスマホのSIMカードが壊れる。
※SIMカードが壊れると通話が出来ず、Wi-Fi等を利用しない限りネットにもつながらない。
なぜこのタイミングで…!
もし、もしも「万が一」が発生した時(例えば救急車や警察を呼びたいとき)、どうすればいい?
…不安が3倍に。
不安でメンタルをやられた状態で、以前から楽しみにしていた甲子園のとある試合を迎える。しんどくて画面を観ることが出来ず音だけ聴く。
一回戦敗退。いや、頑張ったよね君たちは。私も頑張るよ。
恐ろしいほど記憶にない6日目。
この日、私が何をしていたのか教えてほしいほどに、全く記憶にございません。
なんだかちょっと希望が見えてきた7日目。
朝。
起き抜けにのどに違和感を感じる。
昨日までの激痛が嘘のように、劇的に回復している…!
痛いは痛いけど、剣山ほどではない。
声も出ないけど、あの死ぬほどの辛さではない。
もしかして、わたし、回復してきてる?!
昼。
相変わらず高熱の夫がようやく病院に行けた。検査にて例のアイツ確定。
薬をもらい帰宅した夫を迎え、自分の時同様「原因」と「対応策」が判明したことに安心する。
と同時に、自分自身もだいぶ前向きな気持ちになってくる。
スマホ修理の予約をいれ、翌日からの仕事復帰に備える。
なかなか通常のサイクルには戻れない8~9日目。
スローテンポながら仕事復帰。
が、ここで声を出すと異常に咳が出ることに気づく。
※前日まで夫とささやき声で会話していたため気づかなかった。
市販薬は飲み続けているが…。
とまらない咳に加えたんが絡み、また息がつらくなる。
夜眠れないことと薬の副作用で眠気がMAX。
白目になりながらマストな仕事のみ対応。
スマホの修理も完了し、ちょっとずつ人間に戻っていっている気分。
筋肉の力を思い知った10~12日目。
まだのどの違和感、咳、たん等を重度にひきずっている私を尻目に、劇的なスピードで回復していく夫。
筋トレが趣味な夫であることを考えると、やっぱり筋肉は無敵なのかしら…。
とにもかくにも、夫が元気なの、うれしい。
こんな感じで現在発熱初日からまる14日(2週間)がたちました。
現時点では熱は全くなく、少し咳とのどの違和感が残っている程度。
※服薬は継続中。
かなり元気に毎日モリモリご飯を食べ、しゃべれなかった期間を取り戻そうと喋りまくり、それにのどが追いつかず、時々むせてます。
今のところ後遺症もなさそうで、心身ともにつらかった期間も比較的短期間だったのではないかと思うと、不幸中の幸いだった気がします。
みなさま。
おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。
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