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『憧れの場所』 想定5分

プロポーズ大作戦声劇
シチュエーション 城
男性→女性 へのプロポーズ

注)◯◯にはお城の名前を任意でいれてください。

男性
『やっと来れたな~。我が麗(うるわ)しの◯◯城。待たせたなぁ。うんうん。』

女性
「何やってんのよ、気持ち悪い。変な事、言わないでくれる?」

男性
『まぁいいじゃないか。俺はここに来たかったんだよ。』

女性
「はぁ~。。。」

男性
『ため息などつくでない。幸せが逃げて行くぞよ。』

女性
「誰の真似してんのよ。それに、ため息ついたくらいじゃ幸せは逃げないわよ。」

男性
『え?そうなの?良く聞く話じゃない?』

女性
「良く聞く話だから簡単に信じない事。い~い?」

男性
『はい、分かりました。でもさ、君だって◯◯城、好きだろ?』

女性
「そりゃあ、ねぇ。憧れの場所だし?」

男性
『うんうん、そうだよな。前から1度は行ってみたい~っていってたもんな。』

女性
「そうよ。ここ◯◯城はね、それはそれは乙女が憧れる物語があるのよ。」

男性
『ねぇ、それって長くなるやつ?』

女性
「まぁ、それなりに。」

男性
『分かった。その話はまた今度聞こう。ね?』

女性
「え~!?ここまで話したんだから語らせなさいよ。」

男性
『ダ~メ~。長くなるんでしょ?折角(せっかく)ここまで来たのに、ここで物語聞いてはい終わりは、さすがにね。』

女性
「あ~、そっか。今日は混雑してないからスムーズに入れそうだし。さ、早く行こう行こう。」

男性
『この手のひら返す速さ、さすがだわ。』

女性
「何か言った~?」

男性
『い~や、な~んにも言ってな~い。』

女性
「はい、嘘確定~。あなたは分かりやすいのよ。もうちょっと隠す努力をなさい。」

男性
『嘘ついて、それを隠されても君は平気なのかい?それでいいのかい?ん?どうなんだね?』

女性
「コイツ、マジでウ ザ イわ。やっぱり一度、締め上げとくんだった。」

男性
『おっと~。暴力はダメだよ~。落ち着こうねぇ。うんうん。』

女性
「何でこんな奴、好きになったのよ!私のばかばかばか!」

男性
『ちょっと待ってくれよ!俺の立場は?ねぇ、そんな扱いなの!?』

女性
「あんたは黙ってなさい。さもないと、この◯◯城に置いてくわよ。」

男性
『置いてくなんてヒドイなぁ。俺たちはこれからも一緒だ。』

女性
「何言ってんのよ!」

男性
『ささ、姫。こちらが最上階でございます。こちらから見える景色でそのお心をお鎮(しず)めくださいまし。』

女性
「え?嘘?キレイ。。。」

男性
『◯◯城に入れる時間で、一番景色がキレイに見えるとされる時間を、選びましたから。』

女性
「ねぇ、早く!一緒に見ましょ。」

男性
『例)我が麗しの姫君よ。今宵の夜景をどうぞ独り占めにして下され。いや、独り占めではなく俺と一緒に見て欲しい。そして、これからもふたりで、また見に来ような。結婚、して欲しいんだ。』

女性
「例)ばっかみたい。でも嬉しいな。あなたはいつも私を一番に考えてくれてるよね。知ってるんだよ。あなたがいつも一生懸命に愛してくれている事。これからもずっとずっと愛してね。」

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