記事の書き方を忘れたからリハビリしながら何か書くvol.2
何書こうかねぇ。
書きたい事を書く訳じゃなくて、とにかく何かこう、書いてみる事にしているこのシリーズ。何も考えてないので行先がどうなるか分からない。結末のない話を書いていこう。
少し、私の話をしようか。
とは言っても何を書くべきか。
現在の私はHAKUNAという音声配信アプリで声劇の台本師として主に活動している。
台本師?は?何それ?
と思われる方も居るかもしれないので簡単に説明しておく。台本師とは、声劇という音声での劇を行う行為であって、昨今様々な配信アプリで行われているものである。この声劇の台本を書くというのが台本師だ。(異論はあるかも知れないが)テレビドラマ等では脚本家と言われるポジションになると思ってくれていい。但し、原作がある二次創作的なものというより原作から考えている事を考慮すれば原作・脚本を手がけるのが台本師と言って差し支えないかも知れない。
声劇との出会い、台本師としての中身については、別記事にて書いてあるのでここでは割愛する。ではここで何を書くのか。何を書こうね。
そうだなぁ……。
声劇に対して思ってること
でも書いて見るとしようか。
HAKUNAという音声配信アプリでは、リアルタイム声劇が多い。リアルタイム声劇とは、開幕から閉幕まで休憩を挟まない舞台演劇のような、ミュージカルやコンサートのようなものだ。途中で間違えようが、セリフを噛もうが飛ばそうが物語は進んでいく。演者が演者をフォローして繋いで行く。そんなイメージ。
リアルタイム声劇は一発勝負
だからこそ演者は事前に打ち合わせを行い、合わせをし、読み合わせをする。稽古があって、リハやってさぁ本番。って流れが舞台演劇と同じなのだ。元々、舞台演劇を観劇することが好きな私はこのHAKUNAでのリアルタイム声劇が好きだ。だからこそ惹かれたと言ってもいい。そしてエフェクターの使用や加工等が出来無いために演者のその声にスポットが当たりやすい。
声のいい演者はウケやすい
という事に繋がる。
実際、演技がまぁアレでもそれなりに聞こえもするし、普通に読めていれば余程問題視される事もない。様々な役があり、読み方を意識さえすればハマり役も出来る。そして何よりHAKUNAの声劇は尺が短い事が多い。短いもので3分。長いものでも企画では5分か7分が相場だ。台本師である私は3分ものであれば1時間~2時間。5分ものであれば3時間。7分ものであれば4時間くらいで1本の台本を書く。この時間は実働時間。即ち、台本を実際に集中して書く時間になる。集中して書く時間がまとまって取れない場合はこの3倍程度の時間がかかると言っていい。またこの時間はおよその体感の時間である。その為、実際には4、5倍の時間がかかっているのだろうとも思える。
台本師として物語を作り上げる事は声劇の世界を作り出す言わば創造主的なポジションになる。現実なのかファンタジーなのか、年代は、時間は、人物の設定は、と考える事は多岐に渡る。
さて、長々と語ったのでそろそろ筆を置くとしようか。
私は台本師。世界を生み出し構築するもの。
また新たな世界を今日も生み出していく。