『再会』 想定3分
2部制不倫声劇(前編) 2人(男性、女性)
男
『おー!なんだ久しぶり。地元(こっち)帰って来てたんだな。』
女
「まぁねぇ~。旦那んトコと関係良くなくてさぁ~。な~んか、疲れちゃった。」
男
『家(うち)は、共働きなんだよな~。お互い忙しくてさぁ。』
女
「そう、なんだ。なんかさ、変わんないね。昔と。」
男
『そうかぁ?俺だって俺なりに色々あんだよ。なぁ、久しぶりにさ、家で話さないか?いいから、来いって。昔の話とか、話そうぜ。』
女
「うん。。。あんまり遅くまでは、ダメだよ?」
男
『大丈夫だって。取り敢えずさ、車、乗れよ。』
女
「はいはい。昔っから強引なんだから。」
《男性宅へ 空白3秒程度》
女
「ちょっと、もうダ~メ。」
男
『そんなこと言って、拒否するつもりないんだろ?抵抗、出来てないぞ。』
女
「もう、知ってるくせに。意地悪ぅ。私の、、、覚えてる?」
男
『あぁ、覚えてるさ。お前の体、忘れる事なんて出来るかよ。』
女
「ねぇ、お願い。全部、、、忘れさせて。」
男
『溺れて行けよ。全てに。』
女
「そんなさ、全てに溺れるなんて昼ドラみたいな事ある?」
男
『今、目の前に居るのは誰だよ?お前は旦那じゃない、むかし溺れた男にまた溺れようとしてるんだぞ。』
女
「分かってるわよ。昔みたいにさ、、お願い。」
男
『どうなっても知らねぇからな。』
女
「もう、どうなってもいいよ。」
《再会した場所へ 空白3秒程度》
男
『なぁ。俺たち、やり直せないか。今さらかも知れない。でもさ、、、。』
女
「もう遅いよ。あの頃みたいには戻れない。でも、、、今のままでも、いいよ。」
男
『お前、、、。いいのかよ?』
女
「、、、うん。」
男
『分かった。俺も腹をくくる。その代わり、、、』
女
「その代わり、、、?」
男
『本気、だからな。』
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