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BL2人声劇『ホントノキモチ』 想定3分
いじめっ子 エス
いじめられっ子 エム
エム
『まただ……。またやられた……。何でボクなんだ……。他のヤツらだっているじゃないか。何で……。』
エス
『いよぉ!相変わらずしけてんな。何だ、どーした?』
エム
「またやられたんだ。今回もボクだ。完全にボクをターゲットにしてる。」
エス
『どれどれ……うわぁ。こりゃひでぇな!外履きズタズタじゃん!』
エム
「何でボクなんだよ!」
エス
『オレに言われても知らないねぇ。』
エム
「そんな訳ないだろ!?君が……こんな事するのは君しかいないじゃないか!」
エス
『フン、心外だなぁ。オレがやったって証拠がどこにある?あるなら見せてみろよ。ん?無いんだろ?ある分け無いよなぁ。』
エム
「……これが証拠だ。」
エス
『な、なんだよ……これ。動画!?』
エム
「これを見れば……ん?……え?はあぁぁぁぁ!?」
エス
『見るな!見るな!見るなぁぁ!』
エム
「どういう事だよ!これ!」
エス
『どうもこうもあるかよ!』
エム
「なぜ君がボクの靴をハスハスしてんだよ!」
エス
『うるせぇよ!悪いかよ!こうするしか無かったんだよ!俺だってどうしたらいいか分かんないんだよ!』
エム
「まさか……。君はボクの事……!?」
エス
『そのまさかだ。でもどうしていいか分かんなくて!だからお前に……。』
エム
「君の愛は本物、なのかい?本物なら、証明してくれないか?」
エス
『キス……していいのか……?』
エム
「……うん。お願い。」
エス・エム 《キスを繰り返す》
終わり