視点を変えて贅沢に過ごす
ホテルの部屋に戻ってから、21時ごろにコーヒーが飲みたくなり、お部屋にあるコーヒーメーカーで淹れようかなと思ったのだけれど。
そうだ、クラブラウンジが22時まで開いているから、ラウンジで美味しいコーヒーをいただこうと。
ハイアットリージェンシー那覇沖縄の最上階(18階)にあるクラブラウンジは、朝7時から夜22時まで利用できてとてもありがたい。
那覇の夜景を見ながら、コーヒーを飲むひととき。
こんな風に自由にホテル内を「私のお部屋」として使えるのってとてもいい。
ただ自分の感覚を切り替えるだけで、宿泊した限られた客室のスペースだけが「部屋」ではなく、ハイアットリージェンシー全部が「部屋」になり、どこにいってもゆったりと過ごせるようになる。
なんて贅沢。
そしてそれは「私だけのお部屋」ではなく、他のゲストの方にとっても同じなのだ。
そう考えると、ゆったりと自由に過ごしながらも、他の人も同じように過ごしているのだと考え、マナーに気を配ることができる。
ワンランク上のラグジュアリーホテルの良いところは、そういった感覚のゲストの方たちが圧倒的に多いこともひとつかなと思う。
もちろんいろんな方がいるけれど、「自分たちさえ良ければいい」という考えの方はそう多くはない気がする。
不思議なもので、高い宿泊料金を払っている人ほど「こんなに払っているんだから」と言って好き放題するなんてことはない。
むしろ「こんなに快適に過ごさせてくれてありがとう」くらいの感覚なのではないかな。だからこそ、ホテルスタッフのひとたちにも、他のゲストの方たちにも、自然と丁寧に接しているのだと思う。
さて、そんな空気感も含めてのハイエンドホテルの宿泊料金、そしてクラブフロア宿泊料金だと考えたら、どうだろう。
旅のスタイルによるけれども、視点をちょっと切り替えるだけで、いろんな意味で、もっと楽しく快適に心地よく、ホテルでの時間が過ごせるのではないかな。