私が感じた 日本の映画業界の実態
こんにちは!沖縄県で賞金30万円の映画祭 沖縄NICE映画祭を立ち上げることになりました。
沖縄NICE映画祭実行委員長の神谷邦昭です。こんにちは!
普段は足の小指を机にぶつけたり、撮影現場でカチンコをカチカチ鳴らしながら、『今、何まち?』『今、何まち?」と各部署に煽りながら
現場を進行しています。この前現場で、「みなさん!お静かにお願いします!!!」と叫んだら、「お前が1番うるさいよ!」とツッコれました
まぁ・・・というのはジョーダンです。
私は 小さい時から映画が好きす。初めてみた映画がディズニーのライオンキングで それ以降いろんな作品をみました。
中学生の時には一人で映画館に行ったり、高校生の時には背伸びしてゴッドファーザーなんかをみて過ごしました。
しかし、高校生の私にはゴッドファーザーの良さがわかりませんでした。笑
本編にも書いたのですが、「アメリカンヒストリーX」という映画を見て 心動かされ 感動して映画の道に進みました。
しかし、現実は厳しかったです。映画撮影の現場は決まったマニュアルがあるわけでもなく、
それぞれのチームや監督さんプロデューサーさんの やり方で色々と決まってしまうため
右も左もわからない私にはとても 不安で なおかつ まだ10代後半の自分は人見知りでコミュ障。 何を話していいのか? 戸惑うことがしょっちゅうでした。
それでも 「映画が好き」という 思いだけで この業界を歩いてきました。
映画は華やかな印象が多いかもしれませんが、大手資本の映画と比べて 予算のない作品がほとんです。
映画館で映画を上映するのは チラシやポスターなどの印刷費 映画を上映するためのDCPなどの費用だったり
テレビCMや新聞CMなどの広報宣伝費など映画にはたくさんのお金がかかります。
私が知る限り、ほとんどの映画監督 映像クリエイターは普通に仕事をしながら手弁当で映画を作っているのがほとんどです。
なおかつ 映画を作って上映しても 隣のスクリーンには100億円の予算がかかったハリウッド映画などが上映されております。
でもね。・・・・・・映画は奥が深いんですよ・・・・・・。
お金がたくさんかかっていたら感動するか?と言われると・・・そうでもないんです。
尺が2時間だったら 面白いのか? と言われると・・・・いいえ。そうでもないです。
映画は短くて、予算がそんなになくてもクリエイターの想いや才能でめちゃくちゃ心が動かされる作品がいっぱいあるです!!!
そんな作品が時間と共に埋もれてしまい、たくさんの人に届かないという現状を何とかしたいと思い この映画祭を立ち上げました。
今回審査をしてとても 困っています。どの作品も とても個性的で 魅力的な作品がたくさん多すぎて 審査が難航しております。
そして150作品という予想を超える作品が集まったことにも驚きを感じています。
とはいえ、時間は刻々と迫っております。現在映画祭メンバーと一緒になって審査を続け 上映する作品を決ていきます。
沖縄で日本で1番自由な映画祭 沖縄NICE映画祭をどうぞよろしくお願いします。
2023年1月27日〜28日
場所;桜坂劇場
チケット料金:調整中
HP:https://nice-movie.jp
クラウドファンディングはこちらから・・
https://a-port.asahi.com/okinawatimes/projects/okinawa_nice_movie/