年収が低くても幸せな人になるヒント
今、物価が上がり、生活が厳しくなっている人も多いと思います。
そして、年収が低いから幸せなどなれないと諦めてしまっている人、何とかお金を持たなければいけないと焦り、お金儲けなどにはまってしまっている人も多いかもしれません。
今回は、年収が低くても幸せな人になるヒントを、こちらの記事から考えてみます。
年収と幸せに関する様々な研究
年収と幸せに関する様々な研究がされています。
その中で、代表的なものをいくつかご紹介します。
年収800万円前後が年収と幸福度の関係のピーク
日本でも、内閣府が2019年に実施した「満足度・生活の質に関する調査(第1次報告書)」では、年収と幸福度の深い関係では、年収800万円程度が目安で、それ以上収入が増えても幸福度に与える影響は強く見られないという結果でした。
この結果を見れば、年収800万円までは、幸福度に影響があると考えられます。
幸福度が高いグループは年収が上がっても幸福度が伸び続ける
上の研究では、年収が幸福度にどう影響しているかという研究ですが、
新しい年収と幸福度の研究では、幸福度が高いグループと幸福度が低いグループに分けて調査を実施。
幸福度が高いグループでは、年収が上昇しても頭打ちにならず、幸福度は伸び続けるという結果。
年収が低くても幸せでいるヒント
年収が低くても幸せでいるためのファイナンシャル・ウェルビーイング
年収が低い多くの日本人にとって幸せでいるためのヒントとして、幸福度とファイナンシャル・ウェルビーイングという調査がありました。
ファイナンシャル・ウェルビーイングとは、現在・将来にわたってお金に関する不安から解放され、人生を楽しむ選択肢が確保できている状態と定義されています。
年収が低くてもファイナンシャル・ウェルビーイングが高い人の特徴
ライフプラン(将来の見通しを立てる)、金融知識を高める、日々お金の管理をしていることなどが挙げられます。お金をコントロールし、お金に対する将来の不安がなく、「何とかなる」というモチベーションで生計を維持安定させる。
自分らしい生き方働き方暮らし方を実施していく上で、お金の領域をコントロールしている。お金の不安で人生の選択肢を狭めないことにつながるようです。