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先が見えない「VUCA」時代に人生不安の対策を打つ
新しい生き方働き方暮らし方をしていく上で、自分たちはどんな時代に生きているか、自分を取り巻く時代の変化を知ることはとても重要だと思います。今日はこちらの記事をピックアップします。
今、先が見えないと人生に不安を覚えている人も多いのではないでしょうか?でも、先が見えないのは「当たり前」なVUCAの時代という考え方があります。
VUCAとは
V(Volatility:変動性)
U(Uncertainty:不確実性)
C(Complexity:複雑性)
A(Ambiguity:曖昧性)
頭文字をとった造語
変動が激しく(Volatility)、不確実で(Uncertainty)、複雑で(Complexity)、曖昧な(Ambiguity)単語の頭文字を取った略語で、「先行きは不透明で、将来を予測することが困難な状態」を意味しています。
つまり、先が見えない時代ということです。
経済成長時代が終わり、バブルがはじけてから、失われた30年を経ても、日本は低値安定で比較的変化がなく、予測が可能なように思われ、表面だけのシンプルさで、ゼロかイチかの二項背反的な環境が長く続いたように感じられました。
実は、日本人の多くは、不安遺伝子が強く、変化を嫌い、管理可能予測可能な状態を好むので、ものごとをシンプル化したがり、複雑で曖昧なものは見えないようにしていたように思います。
でも、コロナ禍が終わり、不安定な国際情勢、命に係わる異常気象、人口減少の加速、為替や株の変動、海外観光客の急増、情報のリアルタイム化など、日本もVUCA度が一気に増したようです。
目まぐるしく動き出した環境の変化に、戸惑い人生に不安を感じる人も多いのかと思います。
でも、この変化は一過性のモノでなく、時代の大きな転換期と捉えるべきなのだと思います。国際情勢も異常気象も経済動向も人口減少も、AIなどテクノロジーの進化で益々変化が激しくなると考えた方がよさそうです。
だからこそ、VUCAそれぞれの項目に対抗するための考え方、VUCAプライムというフレームワークのように、考え方や行動を変え、環境の変化に対抗すべきではないかと思います。
Vision(ビジョン)⇔Volatility(変動性)
Understanding(正確な理解)⇔Uncertainty(不確実性)
Clarity(単純化)⇔Complexity(複雑性)
Agility(機敏性)⇔Ambiguity:(曖昧性)