グラス好きのカタログ
グラスが好きすぎる
透明な見た目はどの空間にも馴染むし、グラスについた結露のシズル感は飲み物がより美味しそうに見えます。
そんなグラスに魅了されている方はたくさんいらっしゃるようで、たくさんのメーカーからたくさんのシリーズやサイズが出ています。そんな素敵なグラスたちをグラス好きが勝手にリストアップしました。
(頑張ってイラストまで描く熱の入れよう)
【Bormioli Rocco(ボルミオリ・ロッコ)】
ボデガグラス
イタリアの家庭用品メーカー「ボルミオリ・ロッコ」のボデガはリーズナブルかつシンプルで使いやすい形が大人気で、グラス好きは言わずもがなの品。ストレートなボデガシリーズはもちろん、エレクトラシリーズのような丸いシルエットもシンプルかつ上品な曲線が魅力。
ボデガは人気すぎるが故に無印良品から全く同じ名前、同じ見た目のものが販売されています。どちらも強化ガラスですが、無印良品のものは電子レンジ使用不可という違いがあります。
価格:480円〜
食洗機OK、電子レンジOK
【BOROSOL(ボロシル)】
VISION GLASS(ヴィジョングラス)
インドの理化学ガラスメーカーが販売しているグラス。実験などに利用するビーカーやフラスコを作っている会社なので、直火もOKというダントツの耐熱性。特別丈夫という訳ではないので取り扱いには注意。
ストレートが特徴の美しいフォルムは、飲み物だけでなく食べ物を盛り付けたり一輪挿しにも最適。最近はアンバーやホワイトといった色違いも発売されています。
耐熱ではないですが、ガラスの蓋(リド)も別売りで販売しています。これまたStandard Productsから全く似たセットの商品が発売されていますが、やや大きめサイズとなっています。
価格:506円〜
食洗機OK、電子レンジOK、直火OK
【KINTO(キントー)】
CAST(キャスト)
滋賀県にあるテーブルウェア、キッチン・インテリアのブランドKINTOのコンセプトは「使い心地と佇まいの調和」。使いやすく洗練されたデザインは、空間にあるだけで絵になる美しさ。
その中でもCASTシリーズは口部が少しだけ外側に広がり、グラスを傾けると飲み物が口に入りやすいデザインになっています。アイスティーグラスやビアグラス、取手付きのカフェラテマグ、ダブルウォール(外と内で二重になってるやつ)など、仕様や大きさもさまざま。他のグラスとは違った形状と使いやすさはギフト用にもおすすめです。
価格:495円〜
食洗機OK、電子レンジOK
【木村硝子店】
コンパクト
1910年創業、100年以上の歴史を持つ老舗ガラスメーカー。自社工場を持たず、多くの職人や工場と協力してオリジナルグラスを作っているそう。魅力的なシリーズの中でも、「コンパクト」は繊細で約1mmの極薄のグラス。
その薄さは唇に触れたときの感覚を感じさせず、飲み物の味をダイレクトに感じることができます。
同じく老舗メーカー「松徳硝子」の「うすはり(登録商標)」シリーズも、極薄グラスが酒器として大人気。木箱入りでギフトにもぴったりの一品。
価格:大体1600円〜
【ANDO GALLERY(アンドーギャラリー)】
ANDO'S GLASS(アンドーズグラス)
アート・建築・デザインのプロデュースをする会社、アンドーギャラリーの安東孝一が世界的プロダクトデザイナーのジャスパー・モリソンに依頼をしてデザインされたグラス。
ほとんどのグラスは、スタッキングするために底から縁に向かって広がる形をしているのに対して、ANDO'S GLASSの縁から底に向かって広がる形は「1個の美しいグラス」にこだわった形。
さらに外箱のパッケージは日本を代表するアートディレクター葛西薫がデザイン。超一流のアートが日常になる至上のグラス。最&高です。
価格:2,200円〜
その他にも有名なグラス
【DURALEX(デュラレックス)】
PICARDIE(ピカルディ)
フランス発のデュラレックスの中でも定番の「ピカルディ」は全面強化ガラスでカフェやレストランでも広く利用されているのが特徴。
定番中の定番のため、類似品も多くありますが底面にはロゴが刻印されています。
耐熱ガラスと強化ガラスのあれこれ
【耐熱ガラス】通常のガラスは急激な温度変化の熱膨張によって割れてしまうのですが、耐熱ガラスは熱膨張を低くするための素材が追加されていて、高い温度でも膨張せず割れにくくなっています。
【強化ガラス】対して強化ガラスは通常のガラスに強化処理をしたもので衝撃に強いガラスですが、細かい傷などで強化のバランスが崩れ、劣化が進むとある日突然爆発するように割れてしまうというデメリットがあります。
ガラスは液体説
物質を分子レベルで見てみると液体は分子がバラバラになっているのに対して、固体は規則正しい配置になるのが基本。水の分子も液体の状態ではバラバラで、凍ると規則正しい配置になるそうです。
ところがどっこいガラスは固まっても分子の配列が綺麗にならないそうで、分子の配列で言えばガラスは液体です!という説があるそう。綺麗に配置されていない分子は静止せずゆっくり動いている状態で、長い年月をかけて形が変わっている、なんて話も。
現在はアモルファスという結晶構造を持たない物の状態があり、ガラスもその性質ということで決着がついているとか、いないとか…(教えてエライ人)
やっぱりグラスは大好き
切子グラスやクリスタルガラスなど、ほかにも技法や素材が違うものがたくさんあります。日常で必ず使う物だからこそ、こだわりの器を使ってみるとちょっとだけ気分が上がるかも。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?