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「野菜が好き」っていうのは、別に、本当に野菜が好きってわけじゃない

お金ばら撒きの人が、有名人の彼女から「少年のような心の持ち主」と言われてた気がします。

で、実際の少年は、素直な心ゆえに、野菜が嫌いです。

そんな少年も、成長するにつれ、野菜が好き=ほんのちょっとだけ成長した大人感が出ます。私も、ピーマンが食べられるようになったとき、大人の仲間入りしたような、誇らしげな気持ちになったことがあります。

大人になると、さらに、その脱ピーマンから全体的に、野菜が好きっていう大人感を手に入れていくのですが、でも、それって、やっぱり、本当に野菜が好きってわけじゃないと思うんです。

マーケティング界隈で、野菜にちなんで、やや有名な話がありまして、、、

マクドナルドが、ある時、アンケート取ったら、「もっと野菜が食べたい」って、多くの声が出ました。そのアンケートの声を反映させて、野菜メニューを充実させました。しかし、売上は、全く伸びませんでした。

今度は、逆に、油こってり、ボリューム満点、カロリーマックスのギガ盛り的なメニューをだすと、大ヒットしました。

「野菜が食べたい」っていうのも、本当に、野菜が食べたいとは、ちょっと違うんじゃないか?ってデータが取れたわけです。

私の住んでる地域の近くで、自然食、ヘルシーフード、美味しくて栄養豊富、しかも、食べ放題なメニューがウリの外食店が潰れました。

ステーキの店、焼肉の店は、どんどん繁盛して店舗拡大しています。

おそらく、「どんなものを食べたいですか?」って聞けば、多くは、栄養のバランスの取れた食事。って言うと思います。

少年の心のような素直な心なのかどうかは、わかりませんが、言ってること、と、行動は、しばしば、ズレるのだと思います。

社会に出ると、さらに、「人と話すのが好き」、「外で仕事をするのが好き」、さらに、「仕事が好き」という話が出ますが、おそらく、本当に仕事が好きというわけではなく、そこには、「野菜が好き」と同じ意味合いが含まれてると思います。

私が、過去、「営業が好き」という人がいたので、興味が湧いてその人に、営業をお願いしようとしたら、すごく、苦い顔をされたことがあります。

私は、このズレに、非常にイラだっていました。

でも、最近、私は、その人が、何を言おうが、別に、あまり、気にしないようになりました。私自身が、「野菜が好き」みたいなことは、言わないようにすればいいだけです。

とはいえ、相手が好きって言ってるのを、正面から否定することもないですし、その人は、そう思うのだから、それは、それで、ありだよね。って思います。

サポートされたら、嬉しくて飛び上がっちゃいます。