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支援事例「ネット販売で活路を見いだしたい」
令和 3 年 3 月 14 日 沖縄タイムス 経済面掲載
足元見つめ直しトライ
◆ 企業名 ペンションほろほろ
◆ 業 種 宿泊・食品販売
◆ 所在地 恩納村
◆ 資本金 個人事業
◆ 創 業 2013年
◆ 従業員 2人
【相談】
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ペンションの宿泊客が大幅に減少した。宿泊客に人気のあった自家製シークァーサーマーマレードと沖縄野菜ピクルスのネット販売で新たな売り上げをつくりたい。
【回答】
恩納村の依頼を受け、よろず支援拠点では毎週金曜日に恩納村商工会で相談会を開いてきた。そこに訪れた相談者の一人が、コロナ禍で宿泊客が激減した「ペンションほろほろ」オーナーの清水江津子さんだった。
ペンションほろほろオーナーの清水江津子さん(右)= 恩納村瀬良垣
新たな売り上げを作っていくために、これまで宿泊客に人気のあった自家製の「シークァーサーマーマレード」と「ほろほろピクルス」をネットで売りたいとの相談であった。
まずはネットショップシステムの種類や活用事例をいくつか紹介した。また集客については、自社ホームページのトップにバナーを張り、ショップへ誘導する方法などをアドバイスした。
その後しばらくして、ネットショップは開設できたが、年末商戦に間に合わせることができなかった。そこで、これまでペンションを利用したことのあるお客さまへネットショップのご案内とQRコードを付けて年賀状を送ったところ、2週間で20件近くの注文が入った。少数ではあるが、新規の顧客も獲得できた。
コロナ禍の中、多くの事業者が新たなビジネスや販路を模索している。その一つにネット販売がある。今回は順調にスタートできたが、利益を生むビジネスにしていくためにはさらなるブランディングが必要である。
コロナ禍の今こそ、事業者自らがターゲットやマーケットなど、足元を見つめ直す時でもある。今後も事業者のポテンシャルを引き出すためのトライ・アンド・エラーに付き添い、支援を続けていきたい。
問い合わせはペンションほろほろ、電話098(966)2353。(県よろず支援拠点コーディネーター・仲宗根功)
※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。
詳しくはコチラ >> https://yorozu.ti-da.net/e11867519.html