支援事例「ピアノ教室 生徒の集客は」
チラシや SNS も活用
◆ 企業名 UNO宇野ピアノ&リトミック
◆ 業 種 ピアノ教室
◆ 所在地 読谷村
◆ 資本金 個人事業
◆ 創 業 2019年
◆ 従業員 1人
【相談】
2019年にピアノ&リトミック教室を開校。家賃やピアノレンタル料などの経費をまかない事業として成立させていくにはどのような事に取り組み、生徒を集客して行けば良いか相談したい。
【回答】
自宅マンションでピアノを教えていた宇野チユキさんが初めての相談に来られたのが2019年4月。徐々に生徒が増え、近隣への配慮もあり、本格的に音楽教室に適した環境で教室を始めるために物件探しをしていた。同年7月には読谷村楚辺にグループレッスンができる広さの物件を借り教室を開校することができた。同時に、生徒を募集、拡大することが急がれる課題で、集客についての相談を受けた。
まずはチラシの作成と地域への配布、子どもたちが通う地元の施設や子育て支援センターなどへのあいさつ周りを提案。ネットではグーグルビジネスプロフィールやSNSなどの活用方法をアドバイスした。
提案を実行した結果、問い合わせも増え生徒が集まったが、半年後には新型コロナウイルスの感染が拡大し、日常生活で非対面や外出自粛が求められた。対面レッスンはできなくなったためオンラインレッスンを提案。オンラインでも可能な絶対音感レッスンなどを取り入れたが、経営は厳しく貯金を切り崩しながら教室を維持してきた。
コロナ禍が過ぎ、教室は生徒数も増加して売り上げは順調に回復してきた。この5年間で、教え子たちは絶対音感を身に付け、国内の著名なピアノコンクールへも出場、上位入賞を果たすまでに成長した。教室の予約は平日の午後や土日の枠がほぼ埋まるほど人気になっている。
宇野さんは今後、音楽を通して基礎的な音楽的センスや表現力、身体機能などの潜在的な能力を育む音楽教育法であるリトミックに取り組みたいと思っている。平日の午前中には乳幼児向けリトミックのグループレッスンや絶対音感レッスンを拡大していき、広く子育て世代に認知していただきたいと言う。引き続き集客や教室の運営について相談を受け、応援していきたい。問い合わせはUNO宇野ピアノ&リトミック、電話080(8457)4566
(県よろず支援拠点コーディネーター・仲宗根功)
※掲載内容は相談者の承諾を得て紹介しています。経営者のあらゆる相談を無料で受け付けます。ご相談は、電話098(851)8460のよろず支援拠点、またはお近くの商工会へお問い合わせください。
詳しくはコチラ >> https://yorozu.ti-da.net/e12790672.html
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