誰もが一度は憧れる沖縄移住のリアル

皆さん初めまして。東京から沖縄に移住して数年が立ちました、okinawa_localと申します。このnoteでは誰もが一度は憧れるであろう沖縄への移住についてお伝えしていきたいと思います。今回は初回版なので、かなりざっくりとした内容になってしまいますが、今後解像度をより高め、皆様へ発信していけたらと思います。


■沖縄への移住者は年間どれくらいいるのか?

沖縄県の移住者の数は、沖縄県庁が公式データを公開しています。
それによると、新規に年間3万人程度が沖縄県内に居住してくるようです。一方で、移住者と同じくらいの規模間で転出する人もいるため、毎年一定数が入れ替わっている印象です。長く移住している人は実はそこまで多くはないのかもしれません。

■実際に移住した人はそのまま移住し続けられるのか?

転勤を除き、移住が継続できない理由としては、経済的な理由や沖縄の風土やウチナンチュ(沖縄出身者の名称)の特性に合わないという点が大きいかと思います。1点目の経済的な理由についてですが、そもそも沖縄には高収入が得られる仕事はほとんど存在しません。事実、都道府県別の平均年収ではほぼ毎年沖縄県の収入は全国最下位です。また、2点目の沖縄の風土ですが、よくもわるくも東京クオリティの劣化版です。例えば、タクシーでカードが使えないケースが多々あったり、不動産屋等のサービスを利用する際に沖縄出身の勤労者と会話すると、確認が極めて曖昧です。東京クオリティからは信じられない適当さですし、話がいろんな所に飛ぶため、少々やっかいな印象があります。そのような適当さを受け入れられる寛容さが求められます。
さらにウチナンチュの特性ですが、これは私も苦労した点ですが、飲み会等の場を通して本音で語らい一見仲良くなったように思っていても、相手のウチナンチュは表向きは仲良く振舞うのですが、本音の所ではこちらの事を信用していません(笑)。ですので、本音では何を考えているのかよくわからない疑心暗鬼のようなモヤモヤ感をウチナンチュには感じることも一因かと思います。

■移住を続けるポイント

移住をするにはいくつかの条件が揃っている必要があります。それらを以下にまとめました。
・年収800万円以上の収入をもたらす仕事を持っている
・初対面でも打ち解けられるコミュニケーション能力
・運転免許と車
・ロジック一辺倒にはならない良い意味での適当な感覚
・多少のトラブルを受け入れられる寛容さ
・新しい事への喜びが得られるマインド

■移住してきた人の属性

周囲を見てみると、沖縄県外の会社で勤務していた人が、沖縄へ転勤となった例や小規模事業を沖縄で開業しようとする人だったり、とりあえず沖縄に来ましただったりという人が多い印象です。特にとりあえず沖縄に来ました系の人は、夜職にもいますし、リゾートバイトという形で移住された方もいらっしゃいます。ごく少数ですが、最近は起業家の方も移住されているケースがあります。これから盛り上がっていく可能性があります。

■移住してみて良かったか?後悔はないか?

個人的には後悔はありません。沖縄という特殊性を踏まえた歴史や地理的な財産、沖縄の人の良さを感じることが出来、視野が極めて高くなり、人生経験として貴重な時間でした。ウチナンチュの友達が出来たのは良かったですし、彼ら彼女らの特性を理解して、コミュニケーション出来れば人生に良い刺激をもたらしてくれるものと思います。

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