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省エネが動き出した!
記念すべき初回のニュースですが、意外と地味です。。。
「新築住宅に省エネ義務 25年度から、不適合は是正命令」
”新築住宅の省エネ義務化を柱とする改正関連法が13日、参院本会議で可決、成立した。”
https://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-1532535.html
さて、実はよく知られていないエネルギー問題。それは「省エネ」分野です。
かくいう私も最近までほぼ無知な分野だったためあまり細かく語るとボロが出るのですが、簡単に解説してみたいと思います。
ポイントは2つ「適用範囲の拡大」「説明義務の追加」
実は日本の省エネ基準ですが、法的には「建築物省エネ法」が唯一と言っていいほど基準がありません。(ありすぎても困りますが)
そして今回やっとこぎつけた大幅改正ですが、内容はこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1655273105765-DTy9zlviJN.png?width=1200)
https://shoenehou-online.jp/doc/text_1_0806.pdf
大きくは二つです。
適合義務対象が2,000㎡以上から300㎡以上に拡大!
それ以外の建物(住宅含む)の設計の際に省エネ基準への適合等の説明を行う義務が追加!
私としては沖縄にとって住宅に関する説明義務が入ったことはとても嬉しいことだと捉えています。
これまで住宅建設の時に知らされる必要がなかった情報として「省エネ」が扱われていたわけですが、それがこれからは自分が立てる住宅が省エネ基準を満たしているのかどうかを(少なくとも)知ることは必ずできるようになるわけです。
そうすると、これまでよりは省エネ建築への意識は高まりますよね!!
省エネは日本のカーボンニュートラルにとっても大事
省エネは日本のカーボンニュートラルにとっても大きな要になります。
これはオイルショック後のエネルギー消費効率の改善以上の効果を目指しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1655273650736-BFShpt8Mzs.png?width=1200)
これまで、再生可能エネルギーだとかEVだとか、電力部分がクローズアップされていますが、足元の省エネがやっと動き出したことは大きな意味があると思います。
沖縄では冷房需要への対策としてのガラスや湿度対策をしっかり行うことで、より良い省エネ効果が得られるかと思います。
今後マイホーム建設などを予定の皆さんは、是非とも設計士の方と省エネについてお話をされてはいかがでしょうか?