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彼の生き様。。


多くのマリーンズファンが彼の帰りを待っていた…プレミア12を視聴していた多くのマリーンズファンは彼が登板すると大いに盛り上がり、マリーンズ時代より凄くね?と思わせる投球に目を見張った。そう…彼は確かに数年前までこの日本の地で足跡を刻んでいた…そして…日本に帰ってきたのだ。

男の名は陳冠宇(チェン・グァンユウ)
2011年、台湾の大学生ながら横浜ベイスターズからの獲得オファーを受け、日本の地へとやってくる。この時弱冠20歳。

しかし、彼の日本での道のりは苦難の連続であった…1年で育成契約落ちとなり、育成契約結んだその年にトミー・ジョン手術も経験し、異国の地でリハビリに励むことになるなど、苦労を重ねたが2014年7月に再び支配下登録を勝ち取り、同月に一軍初登板を先発で飾った(勝敗つかず)

だが現実は非情なものでオフには戦力外通告を受けてしまい、居場所を失ってしまう…しかし、彼はめげずに居場所を探した。千葉ロッテマリーンズの秋季キャンプにテスト生として参加し、何とか契約を勝ち取ると、翌2015年には谷間などが中心ではあるが先発を中心に投げ、6月には来日初勝利を果たす。またシーズンオフには台湾に戻り、大学も卒業し、再び日本に帰ってきた。当然、2016年の契約継続も勝ち取る。

その2016年からは先発としての安定にかけ、中継ぎ登板を主に、ロングリリーフや谷間の先発に回る事が多くなる。絶対的な存在までは行かないものの、便利屋として必要不可欠な存在となり、2020年までマリーンズの一員として駆け抜ける。

そしてその年のオフ、マリーンズとしては翌年のオファーを出してたものの、台湾に戻り、台湾野球界に貢献したいという本人の思いなどもあり、台湾に戻る事となり、以降は台湾の地で現地のプロ野球チームに所属し、現在に至るのだった…

『チェンチェン(全然)大丈夫!』のキャッチフレーズでファンからもチームメイトからも愛され、今尚マリーンズのニュースを気にしてくれ、台湾に戻って尚、日本への愛を最高の結果で示して見せたチェン投手…

僕たちマリーンズファンはキミのことを一生忘れない…がんばれ!チェン!!そしていつか何らかのカタチでマリーンズに貢献する日を…待ってる!!!

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