㊗祖国復帰50周年記念著書 「沖縄列島改造論」9月1日発売開始 ポイント解説その66

 著書「沖縄列島改造論」    ポイント解説その66

沖縄における鉄道建設に向けての現状と課題その9

論壇 沖縄タイムス社2013年1月20日
鉄軌道58号ルート提案   用地買収少なく、交通渋滞解消

 内閣府は2010年、11年に引き続き、12年度においても「沖縄における鉄軌道をはじめとする新たな公共交通システム導入可能性検討に向けた基礎調査」を実施している。この調査では骨格幹線軸として糸満市から名護までの3ルートとなっているが、それとはまったく別のルートとして糸満市から名護までの3ルートとなっているが、それとはまったく別の新しいルートとして、国道58号および恩納バイパスを経由して鉄道建設を提案するものである。この新しい路線では、用地買収や物件補償などの費用もかからず、工事期間も3ルートに比べ、大幅に短縮が可能であるなどのメリットを生かし、早期実現を図って頂くよう希望するものである。ここでは内閣府が実施している鉄道のみの骨格幹線軸を対象として取り上げることにする。

                沖縄2050政策研究会 代 表 仲里嘉彦

祖国復帰50周年の検証と2050年の沖縄の将来展望を内容とした著書「沖縄列島改造論」が発売になります。その中においては、大量輸送革命時代に対応した南北を縦貫する高速鉄道を、糸満市から西海岸を経て本部の海洋博記念公園までの約100キロを一時間で結ぶといった構想をはじめ、2050年の沖縄観光を3,000万人を目標に掲げ、関連する宿泊施設はもとよりさらには癒しと安らぎのある観光資源の開発など総合的に整備する構想が随所にかかげております。その1つとして、航空自衛隊那覇基地を嘉手納基地に移設し、その跡地に赤坂迎賓館、京都迎賓館に次ぐ第3番目の迎賓館を誘致するなど2050年までに19の巨大プロジェクトを推進することを具体的に提案した内容等を盛り込んでおります。

なお、「沖縄列島改造論」に関する内容を「各見出しの項目ごとにポイント解説」という形で月曜から金曜日まで毎日送信致しますので、ご期待ください。

「沖縄列島改造論」予約割引き特価受付中(9月1日から10月31日まで)
A5サイズ424ページ販売価格2.200円(税込)を2,000円に、さらに送料370円を無料にすることで合わせて570円の割引きとなります。本の申し込みは下記の通りでありますが、申し込み後、入金が確認された後、9月上旬より本を郵送することになります。


日米友好のシンボル・ポトマックの桜 20


 当局に最初に提案して混成してから実に足かけ25年目、シッドモアさんの熱い想いが実手を結びました。すでに53歳になっていた彼女にとって、思えば長い道のりでした。優美な桜に魅せられたシッドモアさんの魂が生み出した、後世への贈り物というべきでしょう。
 ヘレンはシッドモアさんの構想を看破し、このプロジェクトに自分のセンスを付け加えました。彼女はポトマック河畔を、フィリピンのマニラにあった花一杯のコウエンルネータのようにしたいと思い、すでにそ構想すら示しています。

出典:著者石田三雄 発行:NPO法人近代史日本の創造史懇話会

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