㊗祖国復帰50周年記念著書 「沖縄列島改造論」9月1日発売開始 ポイント解説その69

著書「沖縄列島改造論」  ポイント解説その69


沖縄における鉄道建設に向けての現状と課題その12

国道58号=嘉手納弾薬庫=恩納バイパス=公有水面埋立名護に至る鉄道のルート案

論壇  沖縄タイムス社 2013年1月20日掲載 仲里嘉彦

 内閣府は2010年度から、2013年度まで鉄軌道等導入可能性検討基調調査を実施し、さらに2014年度も今年度同様1億9千万円の調査費を概算要求として財務省に提出しているが、2011年度までは鉄軌道に関していえば、ルートは1つには糸満から浦添パイプライン~うるま市~名護、2つ目は糸満から国道330号~うるま市~名護、3つ目のルートが糸満から浦添パイプライン~読谷から名護に至るルートであるのに対し、2012年度から鉄軌道導入調査を実施した沖縄県においては、那覇空港から沖縄市からうるま市の石川経由で恩納村~名護に至るルートとなっている。

                                                       沖縄2050政策研究会 代 表 仲里嘉彦

祖国復帰50周年の検証と2050年の沖縄の将来展望を内容とした著書「沖縄列島改造論」が発売になります。その中においては、大量輸送革命時代に対応した南北を縦貫する高速鉄道を、糸満市から西海岸を経て本部の海洋博記念公園までの約100キロを一時間で結ぶといった構想をはじめ、2050年の沖縄観光を3,000万人を目標に掲げ、関連する宿泊施設はもとよりさらには癒しと安らぎのある観光資源の開発など総合的に整備する構想が随所にかかげております。その1つとして、航空自衛隊那覇基地を嘉手納基地に移設し、その跡地に赤坂迎賓館、京都迎賓館に次ぐ第3番目の迎賓館を誘致するなど2050年までに19の巨大プロジェクトを推進することを具体的に提案した内容等を盛り込んでおります。

なお、「沖縄列島改造論」に関する内容を「各見出しの項目ごとにポイント解説」という形で月曜から金曜日まで毎日送信致しますので、ご期待ください。

「沖縄列島改造論」予約割引き特価受付中(9月1日から10月31日まで)
A5サイズ424ページ販売価格2.200円(税込)を2,000円に、さらに送料370円を無料にすることで合わせて570円の割引きとなります。本の申し込みは下記の通りでありますが、申し込み後、入金が確認された後、9月上旬より本を郵送することになります。


日米友好のシンボル・ポトマックの桜22


 高峰、水野の2人がワシントンを訪問していたのは、アメリカ商業会議所連合団体の招待を受けてその年の秋に訪米する日本の実業団を迎える準備のためであったと考えられます。この訪問団は、民間人51名で構成された日本最初の経営者訪米団で、団長は財界の大物であった渋沢栄一でした。高峰、水野2人の耳にポトマックのスピードウエイ沿いに日本の桜が植えられることになったという情報がはいりました。
 
                  出典  著者:石田三雄  発行者:近代日本の創造史懇話会

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