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身近な自然環境保全活動

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仕事を辞めて、シニア生活にはいてからの身近な自然環境保全活動をまとめています。
運営しているクリエイター

2021年2月の記事一覧

身近な水と地球環境~コップ一杯の水から考える~

50年以上も続く市民大学三鷹市では、市民の生涯学習の一つとして、市民大学総合コースが開設され、50年以上続いている。当初から「学習の主体は市民にある」ということを大切にして、コースの企画段階から運営に至るまで、市民自らが主体となって行つている。大変貴重な伝統が三鷹市にはある。その学習記録は「あゆみ」という100頁弱の冊子に毎年まとめられている。毎年受講希望者が多く、抽選でないと受講出来ないことが多い。受講料が無料というのも魅力です。 水環境講座の企画10年以上前になるが、私

野川の自然再発見

2018年10月25日に三鷹市消費者活動センター運営協議会主催の講演会「地域で活動する市井の人たち~大沢地区のボランティア活動~」で行った講演のポワーポイントをPDFにしたものです。私が10数年間に行ってきた大沢地域のボランティア活動をまとめて、お話しました。当日は家族を初め、地域の沢山の方が来ていただき、励ましを受けました。 こちらからも見ることが出来ます。https://okinatokyo.sakura.ne.jp/report/nogawanoshizen2018-

在来種のカワラナデシコを育てる

在来種のカワラナデシコカワラナデシコは、秋の七草の一つで、清少納言も「草の花は、なでしこ」と、ナデシコを一番に上げています。古く平安時代から親しまれている花ですが、最近は河川の改修工事などで、その数が減少しています。  ナデシコ属の仲間は、容易に種間雑種が生まれることから園芸品種も多く、今では在来種はなかなかみられなくなりました。カワラナデシコは、昔は京都の鴨川の河原にも自生していて、府民に親しまれてきたので「京都府の花」ともなっています。 カワラナデシコを育てることにな