MMD・番外編

MMD(マグネシウムマジ大事)シリーズ、終わったかと思いきや番外編です。

たまに「食と医療」という冊子を読むのですが、ここにマグネシウムの話題が出ていたので紹介します。

食と医療 31号 FALL-WINTER (講談社MOOK)

一応本を紹介しておきますが、どちらかというと研究寄りの内容が多く、専門用語などが多いため購入を勧めているわけではありません。

今回は「皮膚の健康と栄養」が特集されており、その中に
『マグネシウムによる皮膚の保護効果』
というものが紹介されています。

「太陽光に含まれる紫外線の影響で作られる活性酸素種による酸化ストレスに対して、マグネシウムが発揮する肌の保護効果について、細胞レベルの研究からわかってきた知見を基に紹介する。」

なかなか興味深いです。

「マグネシウムは温泉の有効成分の一つとしてその美肌作用が古くから知られており、バスソルト等にも使われている。温泉成分としてのマグネシウムの効能として肌の保湿効果や皮膚のバリア機能の回復が謳われている…」
と紹介されており、あとはかなりマニアックな細胞レベルの機序の説明です。
細胞レベルの機序の部分はさすがにかなり難しく、自分もうまく説明できないので割愛します。

端的に説明すると、
『マグネシウムイオンはヒアルロン酸合成酵素の発現量を増加させることで、ヒアルロン酸産生量を増加させる』
ことが研究で明らかにされたとのことです。

マグネシウムはヒアルロン酸とも関係していたのですね。
まったく想像もつきませんでした。
「ヒアルロン酸は肌の保湿成分であるので、これがマグネシウムによる保湿効果のメカニズムの一つだと考えられる」
とのことです。

お肌のみずみずしさを取り戻すためにもマグネシウムは欠かせないですね。

そして一番のトピックは
『マグネシウムによるミトコンドリア保護効果』
についてです。

『マグネシウムには活性酸素種による酸化ストレスからミトコンドリアを保護する即時的な効果がある』
とのことで、この記事を書いた北里大学未来工学部・新藤豊氏は
『ケラチノサイト(表皮)の内部では活性酸素種に応答して細胞内のマグネシウムイオン濃度が上昇し、これが酸化ストレスからミトコンドリアを保護する作用を有することを明らかにした』
とのことで、以降その機序についてマニアックな説明が続いています。
マニアックな機序は割愛し、わかりやすく書かれているところ(まとめ・結論)だけピックアップします。

・マグネシウムイオン濃度上昇が大きな細胞ほどミトコンドリアへのダメージが少ないという正の相関が見出された。
・マグネシウムの取り込み量とミトコンドリア保護効果にはやはり正の相関が見られた。
・ミトコンドリアへのダメージはマグネシウムの取り込みにより大きく軽減されていることがわかる。これはマグネシウムが活性酸素種によるダメージからミトコンドリアを保護することを示すと共に、ケラチノサイトにマグネシウムを取り込ませることでさらなる保護効果が見込めることを示している。

そして、この記事の最後はこのような文章で締めくくっています。
『細胞外に添加されたマグネシウムは直ちに細胞内部へと取り込まれることから、マグネシウムを含有する湯につかることやマグネシウムを含むクリームを肌に塗布することによってもそれらの効果は期待できる』
とのことです。

マグバームのまわし者では決してありませんが、入浴時にエプソムソルトを使用したり、マグバームを初めとした経皮吸収のマグネシウム製品を使用することで皮膚の健康を維持・回復できる可能性があります。

ちなみにこれは「皮膚の健康」という特集の中で「外からのマグネシウム補給」について書かれていますが、もちろん「内からのマグネシウム補給」も大切なのは言うまでもありません。
体の内側からマグネシウムで満たしてあげることはさらに重要でしょう。

しかし、以前多数回接種者の聴診時に、自分の腕に鼻息がもろにかかって、その部分が赤くなったことをブログで紹介しました(危険な吐息)。
今思い出しただけでも不気味です。
証拠写真だってあるのですから。
そして接種者の汗が未接種者の腕に垂れてきたことにより、手が赤く腫れ上がったというケースも聞いたことがあります。

ひょっとしてマグネシウムクリームとかマグバーム塗っておいたらブロックできたのだろうか?とも思うのです。
スパイクタンパクを初めとした強力な酸化作用のあるものが、接種者の呼気や汗には含まれているのです。
だから上記のような症状が出るのですね。
それをマグネシウムを塗布することによって、ケラチノサイト(表皮)における抗酸化作用を高め、ミトコンドリアという大事な細胞内小器官(自分はよく細胞のエンジンと表現したりしています)を守ることにつながるかもしれません。

肌の露出部にはマグバームなどを塗っておいた方がいいかもしれません。
もちろんワクチン関連のためではなく、いまや世の中には多くの「経皮毒」があふれかえっています。
それらから守るためにも皮膚へのマグネシウム塗布は良いかもしれません。

ちなみに敏感な方の中にはシェディング症状として、温泉に行ったときに「ピリピリする」と感じる方もいます。
針で刺されるような感覚といいます。
こんな時、全身にマグバーム塗りたくって温泉につかったらどうなるのでしょう。
ぜひ実験してもらいたいですが、体ベタベタで温泉入るのもどうかと思いますので、せめて体の右半分マグバーム塗布、左は塗らないで実験してみてください。
というのは冗談で、大浴場などには行かないに越したことはないのですが、付き合いでどうしても行かざるを得ない場合は、温泉から出たあとにマグバームを全身に塗るなどして皮膚のケアをしっかりした方が良いと思います。
ケラチノサイト(表皮)が活性酸素でやられてしまっていますから。

また本物の温泉であれば、マグネシウムもお湯に含まれているので、プラマイゼロみたいな感じになるのかもしれません。
そのときお湯に含まれる有害物質と、マグネシウムのバランスによって受ける症状が変わる、ということもありそうです。

ちなみにマグバームのお試し用(通常商品は1個100gですが、20g容器のもの)の取り扱いも始めました。
ただし、オレンジとラベンダーのみです。
持ち運びにも便利なサイズですが、やはり通常商品の方がお得です。

また内服のマグネシウムについて、iherbのものは結構カプセルサイズが大きいものが多いのですが、Researched Nutritionals社のグリシン酸マグネシウムはそれらよりもやや小ぶりです。
参考まで。

いいなと思ったら応援しよう!

おおきな木ホームクリニック
無駄に医療機関の食いものにされないように、自分でできるケアなど役にたちそうな情報を大公開していきます。