シェディングとクリーニング
今やワクチン打ち立てほやほやの人はかなり減っていますが、それでも未だに日常診療ではシェディングを受けます。
最近は「歯のうずき」が多いですね。
グルタチオンで悪化せずなんとかやり過ごしているという感じです。
なんとなくですが、当初は急に来る頭痛や歯痛など、その場で「うわっ」って気づけたのですが、
最近はなんだかしずか~にシェディングをくらっている感じも受けます。
その場では目立った症状がなくても、ジワジワと体に影響を受けているみたいな。
先々週くらい、診察してもあまり感じなかったのでそのままにしていたら、突然たちの悪いしつこい首のコリに悩まされました。
やはり接種者と接したら、こまめにその都度グルタチオンをやった方がいいと思いました。
さて、表題の「シェディングとクリーニング」についてです。
昨年の春頃に、自分の右足だけに原因不明の湿疹ができたことをブログに書きました。
これはそのあと時間はかかりましたが、なんとか落ち着いていっていたのです。
しかし世間で4~5回目接種が始まった秋頃から、また足のシェディングがひどくなっていったのです。
しかもどんどん範囲は広がり、両足となり、さらにはどんどん上に昇っていって、太ももまで。
「何なんだ??」
「グルタチオン毎日取っているのに…」
って思っていたところ、あるときこんなことがありました。
たまたまクリーニングに出していた診察医(スクラブ)を、クリーニングから返ってきたビニール袋から出したときに、ふとあのワクチン接種者からの特有な匂いがふとした感じがあったのです。
「まさかクリーニング出したものに何かついている??」
「クリーニング工場では汗かいたりしてそうだし…。高温多湿な感じでいかにもなにか浮遊していそう…。」
で、ズボンです。
自分の足をよく観察すると、クリーニングに出したズボンと直接皮膚に接する部分に湿疹が出ているのです。
でも太ももの前面だけとか、すべての部分ではないのですが。
明らかに、靴下の上の線から、パンツの線のところの範囲ぴったりなのです。
ちなみに、ブリーフのようなブーメランパンツではありません。ブクサーブリーフです。
(想像して嘔気を催してしまった方、申し訳ございません)
この現象だけであれば、ドライクリーニングによる有機溶剤による化学物質過敏症のようなかぶれ、とも考察できそうですが、これまで何年も何もなかったのです。
まず右足にシェディング症状と思われる湿疹が出現してからです。
しかも世間で4~5回目接種(特にオミクロン株対応ワクチン)の接種が始まってから、肌に直接触れる部分にだけ湿疹が広がって出るようになったのです。
ここで考えられることとしては、
1.やはり化学物質過敏症になったのか。あるいは有機溶剤による突然のアレルギー反応になった。
例えば昨年秋頃から、有機溶剤の種類が変わったとか(→クリーニングの配達員の人に確認中)。
2.ズボンの繊維が合わない(でも長年同じ種類の物を履いていて何も問題なかった)。
3.ズボンにワクチンに関する成分がくっついている。
ですね。
新しく履き始めたズボンでもないし、これまでの経緯などを考えると、何でもかんでもワクチンのせいにするのはよくありませんが、クリーニングから返ってきたものかあの特有の匂いをふと感じたことを考えると、やはり「3.」を疑ってしまいます。
ちなみに上衣(スクラブ)は普段は自宅で洗濯しており、たまたまクリーニングに出して時に気づいたものです。
普段からクリーニングに出していたものはズボンのみ。
で、すぐさまクリーニングに出すことをやめ、自宅で洗濯するようにしました。
すると結果はすぐに出ました。
かゆみはぴたりと治まりました。
2~3週間たちますが、かゆみはまったくでませんし、湿疹も改善傾向にあります。
クリーニング製品からのシェディングはあり得るのか?
確証はありませんが、接種者から何かがでていて、それが衣服に付着して…ということはあり得るのではと思います。
ちなみに看護師さんもシェディングを受ける体質ですが、グルタチオン摂取して症状改善はするのですが、万年首コリ・肩こりに悩まされています。
看護師さんは上下をクリーニングに出しているんですね。
肌に直接触れる部分は少ないため湿疹等は出ていませんが、なかなか抜けない疲労感や首コリなどの症状としてでている可能性はあります。
今回のケースではクリーニング製品からのシェディングを疑いましたが、なんとなくですが、シェディングを受けるようになってから、自分は化学物質過敏症になってしまったのではないかと思えることもしばしばあるのですね。
少し前から「香害」という言葉が注目されているように、柔軟剤や強い香水の匂いなどで体調不良を起こすなど影響をうけてしまう方がいます。
ワクチン接種者からの匂いに気づくようになると、この「香害」というものがなんとなくわかるようになります。
ですから、「シェディングによって自分が化学物質過敏症の体質になった」という説もあり得ます。
化学物質過敏症になったから有機溶剤に反応するようになってしまったと。
ドライクリーニングのなどの有機溶剤で副腎疲労や慢性疲労を引き起こすことがあります。
であれば、しつこい疲労感にもつながるわけです。
(ちなみにクリーニングに出したものはすぐにビニール袋から出して風通しの良いところにかけておくことがベストです。袋から出してそのまますぐ着るようなことはしない方が良いです)
今回のワクチンは免疫系に影響を与えますから、間接的にシェディングによっても免疫系に影響を及ぼし、化学物質過敏症のような体質になるということはあるかもしれません。
ただやっぱり、クリーニングに出していない服を着ていてもシェディングは受けますし、疲労感や湿疹もでます。
だからやはり「クリーニング製品からのシェディング」を疑ってしまうんですよね…。
シェディングがどのように起こるのか、その機序はまだ不明です。
エクソソームとして影響を受ける説が有力だとは思っていますが。
今回のワクチンは繊細なmRNAが脂質ナノ粒子に包まれており、細胞膜(油の膜)を通りやすいようにデザインされています。
脂質ナノ粒子と有機溶剤って、なんだか相性が良さそうでしょ?
ドライクリーニングの有機溶剤は石油系が多いと言われていますから。
ワクチン成分がそのまま有機溶剤に溶け込むということではないけれど、シェディングに脂質ナノ粒子も影響していると考えると(特有の匂いがするということは、この説もあり得ます)、脂質ナノ粒子とともに接種者から何かがでて、衣服に付着したり、有機溶剤に溶け込んだりということはありそうです。
ただ有機溶剤に溶け込んだところで、mRNAがあったとしてもそれはすぐに壊れそうですが…。
でも壊れにくいように細工されてますけどね。
どれだけ壊れにくいかがわからないのでなんともいえません。
しかもクリーニング屋さんの仕組みがよくわかりませんが、医療機関から出された衣服は、医療機関専用でまとめてクリーニングを行っていると思われます。
つまりワクチン接種した医療従事者の白衣と一緒にクリーニングされると…って考えると、なんだかやはり衣服を介してシェディングを受けそうな感じがします。
以前ブログに書いたかもしれませんが、接種者の方がランニングした後の汗びっしょりの衣服がそばにあっただけで、シェディングを受けたケースがありました。
接種者からの呼気など直接的にではなく、接種者の「汗」単体からもシェディングを受けます。
その「汗」に何かが含まれているのです。
汗がしみこんだ白衣などと一緒にクリーニングされた日には…。
しかも有機溶剤を使って。
自分の衣服にも「何か」が染みこんでしまいそうです。
・一緒に洗濯している物の性質(接種者の衣服など)
・クリーニング工場の作業員からの何かの付着
によってクリーニング製品からのシェディングはあるかもしれません。
ここまで書いたことはあくまでも仮説です。
同じく医療従事者でしつこい湿疹に悩まされているとか、強い疲労感が続いているとか、その他しつこいシェディング症状に悩まされている方、白衣をクリーニングに出していたらそれも疑ってみた方がいいかもしれません。
といっても、接種者に囲まれた職場ですからもともとシェディングを受けやすい環境であり、なかなか改善の度合いに気づけないかもですが…。