事なかれ主義

最近あまりマイナスのことはブログには書きたくないなぁと思いつつも、やはり世の中の腐っている部分(特に医療の分野で)が書きたくなって今回も書いてしまいます。
腐っていることに気付いている人もいるかと思いますが、気付かない方もいるかと思いますので。
自分の身を守ってもらうためにも書かせてもらいます。

10月から新型コロナワクチンの定期接種が開始されました。
各自治体のHPなどで、コロナワクチンの接種医療機関が検索できます。

そこで札幌市の医療機関を見てみたんですね。
札幌市の場合は、新型コロナワクチン、インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンの3種類の実施医療機関名簿という形で公表されています。
採用している新型コロナクチンの「メーカー」までは記載されていません。
名古屋市では「メーカー」までご丁寧に公表されているというのに。
名古屋市のやっていることはとても画期的であるし、国民の選ぶ権利を尊重してくれています。

さて札幌市の医療機関をざっと眺めたのですが、いまだに新型コロナワクチンを実施しているところ結構あるんですね。
一覧を見ているとがっかりな気分になってきてしまうのですが、でも当初よりはかなり減ったのではないかと思います。

しかし一覧を見始めた瞬間、驚きました。

栄養療法ではまま認知度のあるクリニックがあるのですが、そこがなんと新型コロナウイルスワクチンの実施もやっているのです。
えええっ!?ですよ。

栄養の大事さをわかっていてそれを医療に取り入れているクリニックの医師は、大抵ワクチンの真実に気付いていることがほとんどです。
特に新型コロナワクチンには手を出すはずがないと思っていましたし、ほとんどのクリニックはそうではないのでしょうか。

このクリニックはとあるメーカーのサプリメントを主に扱っていて、そこの医師はそのメーカー主催の講習において講師として登壇もされたことがあります。
マッチポンプじゃん。
ただの金儲け主義でしょ。

ワクチン後遺症、ワクチン副作用に関しては、まず体のバランスを取らなければなりません。
ただでさえ現代人は栄養がガタガタなのですが、体力が普通の人はなんとかごまかして生活ができています。
そこへ体に有害なものがガツンと入ってくれば、一気に体調悪化します。
ですから、ワクチン関連の副作用を改善しようと思ったら、まずは栄養面からしっかり立て直し、体作りをすることが必須です

そこのクリニックが扱っているサプリメント、国内メーカーで品質は良いのですがとにかく高い。
そこで栄養療法の検査をして、これとこれとこれと…なんてサプリを勧められ、一ヶ月分が10万円近くになった。
そんなの続けられない、ということで当クリニックに相談に来られる方がこれまで何人もいました。

そのサプリメーカーにはこれまで多くの本も書かれている「看板医師」がいるのですが、実はこの医師もこの4年間、新型コロナワクチンについては何も言及していないのですよね。
その医師のクリニックのブログを見ても、ワクチンの「ワ」の字も出てこない。

「本物の医療を」と思って栄養療法を売りにしてやっているのだろうに、本当の情報・本物の主張は一切しない。
なんだか残念です。

事なかれ主義、ってやつですかね。

栄養療法にはいろんな流派?みたいなものがあって、自分はいろんなものを勉強してきました。一応。
今回のワクチン騒動でどんな医師たちが声を上げているのかみてきましたが、栄養療法の有名な医師たちの名前はほとんど聞いたことがありません。
気持ちいいくらいみんな事なかれ主義です。

みんなワクチン打って、体調崩して、自分のところの栄養療法に相談にくれば良い、と思っているのでしょうか?
そうは思いたくないですが、栄養療法の有名な医師なのだし、本物の医療について少しはわかっていると思うのです。
一人一人の声が大事なのです。
そこそこ有名なのだし、影響力だってあるのですから。
本当にがっかりでした。

一方で、点滴療法研究会の会長であり、国際オーソモレキュラー医学会会長の柳澤厚生先生は本当に素晴らしいと思います。
新型コロナワクチン反対である立場を公表し、精力的に活動されています。
高濃度ビタミンC点滴なんて効かない、サギ療法だという声もある中、公にワクチン反対運動したらさらに冷たい目で見られかねません。
それでも本当のことを皆に知ってもらいたい一心で活動されています。
事なかれ主義の医師どもとはぜんぜん違います。

ちなみに高濃度ビタミンC点滴は、抗がん剤副作用の軽減効果は確実にあると思っています。
また癌に対しても、高濃度ビタミンCだけで癌が消えるということはほとんどないかと思いますが、癌の進行を抑制する効果はある程度あると感じています。
もちろんすべての人にということではありませんが。
また大量の点滴を行うことになるので、体力のある方にしか向きません。
あくまで自分の感想です。

もう10年以上前になりますが、カナダのバンクーバーで行われた国際オーソモレキュラー医学会に、柳澤先生に同行させてもらい参加したことがあります。
まだ栄養療法だとかぜんぜんわからないときで、自分にとっては半分観光のようなものでしたが…。いや、9割くらい観光気分でした。
その後も研究会や講習などでお会いすると、必ず柳澤先生の方から声をかけていただき挨拶をしてくれるのです。
こんな無名の医師なんて覚えてくれていないだろうなと思っているのにです。
とにかく応対が謙虚なのです。
国際モーソモレキュラー医学会の会長ですよ?
世界の栄養療法の学会の会長という肩書がある先生なのに謙虚なのです。
ちなみに柳澤先生、10年前と比べぜんぜん歳とってません。

柳澤先生に恩を感じているからこんなことを書いているのではありません。
恩があったとしても間違っていると思えばブログで好き勝手書いちゃう性格ですから。

まぁ、事なかれ主義の医師たちはワクチン推奨しまくる医師よりはましですが、本気で国民の健康のことを思っているのなら、自分の立場とか周りからどう見られるかとか、そういうのを超えて声を上げて欲しかったですね
事なかれ主義の医師たちってつまんねぇなぁと思っちゃいます。
「自己保身のかたまり」って感じです。

これだけ健康被害が出ている新型コロナワクチンです。
これまでにない規模の薬害であることに間違いはありません。

当初から新型コロナワクチンに懸念を表明していた医師たちこそ本物の医師です(あっ自分もね)。
そして声を上げていた医師こそ本物の医師です(あっ自分もね)。
ワクチンに反対するのは非国民だとまで言われていたのに、国民を守るために声を上げていたのですから(あっ自分もね。しつこいね。)。
世間の波に惑わされず、真実を訴え続けた人たちです(あっ自分もね。うるさいね。)。

「あっ自分もね」は冗談で、自分はまだまだ修行の足りない人間です。
いまだに「本物の医療は何か」についてその答えを求め続け、問い続けています。
ついでに「世の中の真理とは」についても。

ちなみに「絶対的金儲け主義」ですが、こんなこともありました。
それこそグルタチオンなどを扱うメーカーの製品に関する講習での出来事です。
最後の質問時間の時に、ある医師が質問したんですね。
「経営の事情で新型コロナワクチン接種をしてきたのですが…」って前置きで、ワクチン後遺症や副作用に対するサプリの使い方について質問していたのです。
マッチポンプじゃんか。
恥ずかしくないのか。
講習の最後の方で眠くなっていたのに一気に目が覚めました。
何か一言言ってやりたかったですが、「事なかれ主義」の自分はおとなしくしていました。

絶対的金儲け主義の王様といえば、これまでさんざんブログに書いてきたとある眼科クリニックですが、コロナワクチンの公費負担終了とともに閉院したというあからさまぶりです。
そしてそれに続く金儲け主義といえば、札幌に数件誕生した「ワクチン専門クリニック」。
一体あれは何だったんだろう…。
そんなクリニックの開設が認可されることに驚きました。
今は別の名前に変わって存続しているところもあれば、消えたクリニックもありますけどね。
そしてマッチポンプクリニックです。
特に極悪なのが、栄養療法だとか本物の医療を実践しているふうを装って、裏ではワクチン接種しているところです。

確かに経営は大事だろうけど、人として間違ったことして何も思わないのでしょうか。
魂が腐っていると言われても仕方ありません。

前回のブログで「根源が同じ魂がみんなの体の中に入っていると思うと、争いごととか憎しみ合うとかがバカらしくなってきます。」とか書いておきながら、今回のブログのようなことを考えると「同じ魂が入っているとは思えない」「一緒にされたくない」と思ってしまいます。
自分はまだまだ未熟者です。
きっとマッチポンプをしている医師とかには悪い神とか霊が入っちゃっているのかもしれませんね。

ちなみに冒頭で紹介した札幌市におけるワクチンに関する医療機関一覧ですが、訪問診療クリニックのほとんどが新型コロナワクチンも実施しているのですよね…。
めちゃくちゃがっかりです。
ちなみに自分のところ、当然新型コロナワクチンにはチェック入っていなかったのですが、インフルエンザと肺炎球菌ワクチンにはチェックが入っていました。
なぜ?
最近実施するかしないかのアンケートなんて受けた記憶が無いのにです。
かなり大分前にインフルワクチンと肺炎球菌ワクチンは対応するとチェックしたことはあって、それが流用されているのかもしれません。
インフルワクチンも肺炎球菌ワクチンも一般には実施しておりませんのであしからず。
かかりつけの患者さんでどうしてもインフルエンザワクチンを、という方(主に施設入所の訪問診療の患者さんです)の一部にだけ対応している感じです。

本当はインフルエンザワクチンなんて効果ないしやりたくもないのですが…
今さら説明・説得するのも面倒くさくて、副作用も強烈に強いわけではないし、強い希望があるのなら仕方ないか…という感じです。
自分にも「事なかれ主義」があるということですね。
ふう。
でもこのインフルエンザワクチン接種に関しては自分の中でもずっと引っかかっていて、年々接種人数は減らしてきていて、今年は数人のみの予定です。
一応事なかれ主義でもがんばっていて、ちょいちょいいろんな理由を付けては接種を中止してきてようやく減ってきた感じです。
そろそろスパッと止めるときだなと思っている今日この頃です。
今後mRNAタイプのインフルワクチンに置き換わる予定ですしね。

ちなみに今日の昼間、HPVワクチン接種希望者から問い合わせの電話がありました。
まったく意味がわからねぇ。
HPVワクチンについても絶対的に反対しているのですから、ブログ読んでから問い合わせして欲しいものです。探すの大変だろうけど。
やるわけがありません。けがらわしい。
ちなみにHPVワクチンの実施医療機関も札幌市のHPVワクチンで公表されてます。
当然うちのクリニックなんて名前あるわけがありません。
「自分で調べる」ということをしない人なのでしょうね。

こういうところからもある意味「健康格差」というのは生じるのだと思います。
(本来の健康格差とは、経済状態や社会状況によって健康に差が出る、という概念です)

このブログを読んでいただいている方々は既に一歩を踏み出している方たちではありますが、当然ここに書いてあることがすべてではありません。
余裕があれば、気になるキーワードについてさらに自分自身で調べるなど深掘りしてみてください。

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おおきな木ホームクリニック
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