学会とは…
「学問や研究の従事者らが、自己の研究成果を公開発表し、その科学的妥当性をオープンな場で検討論議する場である。」
○○学会の声明とか聞くと、なんだかそれが正しいことのように思えてきます。
確かにこれまではそうだったかもしれません。
しかし医学界においては、製薬会社が力をつけてきた頃辺りから学会がおかしくなってきたように感じます。
製薬会社が学会に食い込んできて仕切るようになってきたのですね。
学会というか学会の重鎮をカネで買っている感じです。
高血圧学会しかり、動脈硬化学会しかりです。
学会のHPには製薬会社のバナーでギラギラしていた時期もあるといいます。
基準値の制定にも製薬会社の思惑が深く関わってきており、基準値を強引に下げることで患者を増やす。
患者が増えれば薬が売れる。
薬を売るために科学がねじ曲げられています。
陰謀論でもなんでもなく事実です。
自分のところの薬をガイドラインの推奨薬にしてもらおうと必死です。
いわゆるロビー活動がなされています。
これまでたびたびブログに書いてきましたけど、「ディオバン事件」なんて良い例です。
製薬会社の人間が論文作成者にこっそり紛れ込んだりしていましたからね。
大学側は、多額の研究費と引き換えに自分のところの名前・権威を貸した、という感じでしょう。
ガイドライン作成に関わっている医師、あるいは学会重鎮と、製薬会社のカネの流れはワセダクロニクルのHPで検索ができます。
ハッキリしすぎていますよ。
さて、10月からのコロナワクチンの接種が思ったほど進んでしないのでしょうか?
学会が後押しをはじめました。
高齢者のコロナワクチン接種「強く推奨」、日本感染症学会など…レプリコン型で周囲の人への感染の恐れ「ない」とも
日本感染症学会、日本呼吸器学会、日本ワクチン学会の3学会が10月から始まった新型コロナワクチンの定期接種を「高齢者に対して強く推奨する」と声明を出したのです。
この記事には書かれていませんが、声明では、
『コミナティとスパイクバックスは2021年から日本でも広く使用され、発病予防と重症化予防に関して実績がある。mRNAワクチンは一過性の副反応の頻度が比較的高いが、2023年度秋接種開始のXBB.1.5対応ワクチンでは発熱頻度がともに50%程度低減している』
と言っています。
「発病予防と重症化予防に関して実績がある」なんて言っているけど、健康被害の実績も相当あります。
そこは完全無視です。
もちろんコスタイベ(レプリコンワクチン)についてもコメントを出しており、「シェディングはない」と明言しています。
未曾有の健康被害を無視して強く推奨とか、自分たち自身で学界の権威を失墜させていることに気付かないのでしょうか?
新型コロナワクチンの健康被害について気付いている人は増えてきています。
(気付いていない人も依然として多いけど)
専門家専門家といったって「信用できない」と感じる人は格段に増えました。
そういう人たちからしたら、いまだに「強く推奨」するなんて狂気の沙汰だと感じます。
「学会ってそんなもんだったのか」って思うでしょう。
そんなもんなんですけど。
大体この声明に、納得のいくワクチンの安全性に関する言葉が出てきません。
コスタイベの中長期的な安全性はどこにあるのでしょうか?
エビデンスはあるのでしょうか?
中長期的な安全性について科学的根拠はあるのでしょうか?
Meiji Seika ファルマの社長は「科学的根拠」云々をよく持ち出しますけど、長期の安全性に関する科学的根拠はあるのか?と問いたいですね。
そんなデータあるわけないのに、よくもまぁあんな強気でいられるなと思います。
この3学会の声明にしろ、Meiji Seika ファルマの対応にしろ、ますますワクチンに対して不信感を持たせることになっています。
足を引っ張っていることに気付かないのですね。
いまだに「自分たちはすごいんだぞ。偉くて権威あるんだから、みんな言うこと聞くべ。」なんて妄想の世界のいるのでしょう。
もうひとつクソ記事を紹介しましょう。
〈情報混乱起きた新型コロナ「レプリコンワクチン」〉非科学的なフェイク情報の原因と影響
この記事を書いたメディアは、HPVワクチンのときもクソ記事を書きまくったクソメディアです。
一応申し訳程度にデメリットについても記載されていますが(5ページ目)、「(新型コロナワクチンでの)副作用が起こる割合は100万人当たり17人、死亡者は100万人当たり1.4人になる。インフルエンザワクチンによる副反応は100万人当たり4.9人、重篤報告は1.6人なので 、新型コロナワクチンの副反応の確率は確かにインフルエンザワクチンより高い。」ということだけ。
表面的なものしか書いてありません。
しかもこの数字だって相当小さく書いていますよ。
で、「レプリコンワクチンの副反応情報はまだないが、従来のmRNAワクチンと同様の数字になるのではないかと考えられる。」とむすんで、次の話題にいっちゃってる。
接種後死亡の報告が2,000人以上だとかどういう都合の悪いことには一切触れられていません。
健康被害救済制度では878人(10月21日現在)の死亡が認定されていることに一切触れられていません。
多くの後遺障害が起きていることも触れられていません。
若い子たちも犠牲になっていることには一切触れられていません。
これがまともなメディアと思えますか?
あのNHKでさえ、救済制度で認定された死亡者数を発表していたのですよ。
だいたい、「レプリコンワクチンの副反応情報はまだないが、従来のmRNAワクチンと同様の数字になるのではないかと考えられる。」って書いてありますけど、これで安全だと言いきれるんですかね?
納得すると思いますか?
根拠はどこにあるのでしょう?
確かな根拠なんてないのに、ただの推測で「同様の数字になるのではないかと考えられる」なんて書いて推奨するなんて言語道断です。
科学者とは到底思えません。
(この記事の最後に書いた人の名前がちっちゃく書いてあります。)
本物の科学者であれば厚労省に報告された副作用報告、救済制度に認定されたケースも深掘りするべきです。そこで初めて本当のメリット・デメリットの議論ができることになります。
反吐が出ると言うことはこういうことを言うのでしょう。
内容が偏りすぎている上に、記者会見で質問した人や、日本看護倫理学会をこき下ろしていて、記事を読んできて胸くそ悪くなってきました。
「mRNAは不安定で、すぐに分解されてしまうため…」とか書かれていたりしますが、何ヶ月たっても何年たっても接種者からスパイクタンパクが検出されるのはどう説明するのでしょうか?
ちゃんと論文に出ているのです。
それに反論できるのでしょうか?
この記事書いた人、それなりの経歴があるようですが、そんなもんなんですね。
がっかりします。
まぁWikipediaに書かれていることから参照すると、「遺伝子組み換えは問題ない、ホメオパシー完全否定&攻撃、BSE問題ない、原発事故のときも食は問題ない」としてきた人なので、そういう人なのですね。
ちなみにBSE問題では、「直接利害にかかわる米国食肉輸出連合会の米国牛の安全パンフレットの監修を食品安全委員会専門委員の肩書を使用して行った」とのことでゴタゴタがあったようです。罷免請求が出され、問題があるとのことで国会でも取り上げられた人物です。
そういう人なんです。
もはや学術界のコーノ(タロー)という感じです。
危険なものを安全と言い切る姿は。
というかいまだに「接種」を「摂取」と書いてあるところがあったり、「副反応」と書いてあるかと思えば「副作用」と書いてみたり(上記のコロナワクチンとインフルワクチンの副作用の比較のところで)、細かいけど、そういうところからもテキトーな記事だなと思ってしまいます。
いまだにしつこくワクチン推奨の記事がちらほら出てきますが、しぶといというか、やり方が古いです。
ブログを読んでくださっている人はさすがにこんな記事に惑わされないと思いますから心配していませんけど、たまたまこんなクソ記事(しかも長すぎる)を読んでしまったので愚痴りたくなってしまいました。
もちろん学会の属している人すべてが悪いわけではありません。
真面目に研究し真面目に議論したいと思っている人もたくさんいます。
しかし学会すら利権団体と化してしまっているところがあります。
会員から年会費としてカネを巻き上げ、なんだか権威主義的で、端から見ているとくだらなく感じてしまいます。
学会で理事だとか役職に就けば、おいしい話がたくさんやってきます。
製薬会社の新しい薬の広告塔になってくれみたいなものとか。
本人たちは自分の肩書きに酔いしれているのでしょう。
あっ、学会の重鎮になれないからうらやましがってそんなこと言ってるんだろ、って思う人がいるかもしれません。
いやいや、自分はまっったく興味がありません。
なんだか踊る大捜査線の「本庁」と「所轄」みたいな感じですね(たとえが古くてすみません)。
本庁の中にも室井さんのような熱い人がいますが、踊る大捜査線に描かれているように自己保身しか考えていない上層部の人間も多いのは事実だと思います。
利権大好き、天下り大好きみたいな。
どの世界も似たり寄ったりなのかもしれません。
自分は現場で働き続ける所存です。
「室井慎次 敗れざる者」絶賛上映中です。
(まだ観てませんけど)
無駄に医療機関の食いものにされないように、自分でできるケアなど役にたちそうな情報を大公開していきます。