妊婦・授乳婦への安全性はわからない

現在の新型コロナワクチンは、妊婦さん、授乳婦さんへの接種も推奨されていますね。
根拠のない安全性をもとに。

推奨派の専門家もどきの先生は、数少ない症例もとに「根拠はある」と反論するでしょうが。
しかし長期的な安全性に関してはデータはどこにもありません。

一時期は妊婦さんがコロナにかかって大変だったケースをテレビで繰り返し放映し、妊婦さんへの接種を勧めるという姑息な手段もとられていました。

さて、今回、ファイザーによる「市販直後調査のお願い」という資料を見ていたのですが、こんなものを見つけてしまいました。

見ていた資料は、
『コミナティ筋注 6 ヵ月~4 歳用(1 価:オミクロン株 XBB.1.5)』
のもので、
『調査期間:2023 年 9 月 26 日~2024 年 3 月 25 日』
とされています。
これから打つ子供たち、調査の対象ですよ。

子供用ワクチンの市販直後調査になりますが、下記のような資料がありました。

「安全性検討事項」の中に「重要な不足情報」として、
『妊婦または授乳婦に接種した際の安全性について(コミナティ筋注,コミナティ筋注 5~11 歳用,コミナティRTU 筋注およびコミナティ RTU 筋注 1 人用)』
ってあるんですね。

「妊婦さん、授乳婦さんへの安全性についての情報は不足している」とハッキリ書かれているのです。
しかもこれ、「重要」なものであると位置づけられているのです。

これ、自分が勝手に言っているのではなく、ファイザーが出している資料ですからね。

安全性の情報が不足していると書いてあるのに、なぜ専門家もどきは「安全」と言い切るのでしょうか。
そしていまだにワクチン接種を推奨したり、接種をおこなっている産婦人科は何考えているのでしょうか。

安全性は確立されていません!

妊婦さん、授乳婦さんで接種を考えている方、そこんとこしっかり心に留めておいてください。

ちなみに上記の資料、「有効性に関する検討事項」のところはたった一言、「該当なし」だって。
有効性はどうでもいいらしい。
調べる気もないらしい。
これも驚きです。

ちなみに『「市販直後調査」ご協力のお願い』の資料には、トップページに目立つようにこのようなことが書かれています。

「特例承認された医薬品における薬剤使用にあたっての注意」として、
『本剤の使用にあたっては、あらかじめ被接種者又は代諾者に、本剤に関する最新の有効性及び安全性について文書で説明した上で、予診票等で文書による同意を得た上で接種すること。』

って書いてあるんですね。

ワクチン打つときに
「本剤に関する最新の有効性及び安全性について文書で説明」されましたか??

「最新の有効性と安全性」についてですよ。

絶対してないだろ。

大規模接種会場でだって、「最新の有効性と安全性」についてわざわざ文書で説明していないだろうし、高齢者住宅などにやってきて集団接種している訪問診療医だってしていないでしょう。
なんなら普通の病院やクリニックでだって、わざわざ「最新の有効性と安全性」について説明していないでしょう。
ほぼ流れ作業でやっていますから。

接種医は常にワクチンに関する「最新の有効性と安全性」についての知識をアップデートしていかなければなりません。

いまだに接種し続けている医者どもは、絶対「安全性」についての知識をアップデートしていません。
日々「安全性」について調べていたら、こんなワクチン、絶対に人になんて打てませんよ。

接種で儲けた金の運用方法だとか節税の知識だけアップデートしているのでしょう。

ファイザーがわざわざこんなこと書いているということは、ちゃんと説明していない医師は訴えられる可能性があるということです。
基本的に同意書には自分でサインしますから、その患者さんになにか問題が起こったとき、
「医師から最新の有効性と安全性について文書によってなんら説明もなかった。だからワクチンには問題がないと思いサインした。」
と訴えられる可能性があるということです。

ファイザー抜け目ないです。

流れ作業でおこなっている医師、十分注意された方がいいです。

さて、「母乳サンプルの7割からmRNAが検出された」という論文が、学術誌「ランセット」に掲載されました。
つい先日の2023年9月19日のことです。
みなさん(特に接種推奨派)大好きな、査読済みですし、超一流の学術誌です。

Biodistribution of mRNA COVID-19 vaccines in human breast milk

「授乳中のワクチンmRNAの全身分布やヒト母乳(BM)中に排泄されるかどうかについては、限られた研究しか行われていない。」
とのことでこの研究がおこなわれました。

まぁ超一流学術誌に載るくらいですから、安全ということを示唆するための論文ではあります。

「微量しか存在せず、明らかな翻訳活性がないことから、ワクチン接種後の授乳、特にワクチン接種後48時間の授乳は安全であると考えられる。」

と書いてあります。
しかしながら、続いてこんなことが書かれています

「とはいえ、6ヵ月未満の乳児に免疫反応を引き起こすmRNAワクチンの最小用量は不明であるため、母乳育児の母親と医療従事者との対話では、母親によるワクチン接種後最初の2日間における授乳の利益/リスクについて検討する必要がある。」

『6ヵ月未満の乳児に免疫反応を引き起こすmRNAワクチンの最小用量は不明であるため…』と書いてるように、結局影響があるかどうかわかってないんですね

この論文の結語には以下のようになっています。

『我々の発見は、ワクチンのmRNAは注射部位に局在するのではなく、全身に広がり、BM EV(母乳の細胞外小胞)にパッケージされる可能性があることを示唆している。mRNAワクチンは翻訳不活性であるようだが、新生児に免疫反応を引き起こすのに必要なmRNAの最小量を決定するためには、さらなる調査が必要である。この研究は、mRNAワクチン接種後の母乳育児に関する政策立案を担当する専門家の間での議論を促すだろう。mRNAワクチン接種後の授乳は安全であると考えているが、授乳中の母親とその医療提供者との対話では、母親のmRNAワクチン接種後最初の2日間における授乳の利益/リスクについて検討する必要がある。これは、ブースターmRNAワクチンの有効性に関するデータが現在限られていること、授乳婦の健康状態が様々であること、社会におけるリスク認識が多様であることを考えると、特に重要なことである。』

もちろんこんなことも書かれてはいますが…。

『mRNAワクチンのBMにおける生物学的分布には理論的なリスクがあるが、乳児にワクチン接種による保護効果をもたらす可能性もある。』

実はこの論文には、「extracellular vesicles:EV(細胞外小胞)」という言葉が出てくるのですね。
これ、「エクソソーム」のことです。

ウイルスのことやシェディングについて勉強されている方は「エクソソーム」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
以前にブログでも取り上げているので参考にしてください。

遺伝子ワクチンの危険性は日本でとっくに議論されていた~シェディングも

細胞外小胞(エクソソーム)は、タンパク質、脂質、ノンコーディングRNA、マイクロRNA、メッセンジャーRNA(mRNA)、およびDNAなどの生体分子を運びます。
スパイクタンパクもね。
この中にワクチンの成分も完全ではないにしろ含まれているということですね。
ある意味「異物」です。

それが長期的に子供にどう影響するかはわかっていません。

エクソソームにスパイクタンパクが含まれているということを書きましたが、以下の研究ではワクチン接種後少なくとも4ヶ月間はエクソソームにスパイクタンパクが含まれているということがわかっています(これは母乳の話ではありません)。

Cutting Edge: Circulating Exosomes with COVID Spike Protein Are Induced by BNT162b2 (Pfizer–BioNTech) Vaccination prior to Development of Antibodies: A Novel Mechanism for Immune Activation by mRNA Vaccines

ちなみに最初に紹介した論文の筆頭著者であるハンナ博士は、とあるメディアの取材に対しこんなふうに回答しています。
『医師は「関連するリスクは低いので授乳を続けてください」と言うか、「ワクチン接種後の2日間は一時的に授乳を停止し、予め採取しておいた母乳で授乳してください。母親は皆そうしています。接種の2日後から再開して大丈夫です」と言うかのどちらかだ』

リスクがわからないのですから、せめて2日間授乳は中止した方が良さそうです。一応、この論文からは。

授乳中の方、これまでそんなアドバイス聞いたことありますか?
まぁ、最近出た論文だから仕方ないけど。

ちなみに厚労省はどう考えているのでしょうか。

私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。 (新型コロナワクチンQ&Aより)

この解説みてもらえればわかりますが、まぁまぁなんと不確かな言葉ばかり使っているんでしょという感じです。
「~が期待されます」「という報告もあります」「~と考えられています」
という言葉ばかり。

なんもわかってないんじゃん。
何もわかっていないことが良くわかる文章です。

ちなみに「妊娠、授乳中の方」のところには
『なお、ワクチン自体が母乳に移行する可能性は低く、万が一mRNAが母乳中に存在しても、子どもの体内で消化されることが予想され、影響を及ぼすことは考えにくいと報告されています』
と、これまた不確かな言葉でしめくくられています。

というか、「子どもの体内で消化されることが予想され…」って、食べ物じゃないんだから。
しかもあくまで『予想』ですからね。

不確かな情報です。
ただの期待でしかありません。

よくもまぁこんな程度の知見で、妊婦さん、授乳婦さんに接種推奨できるなと感心してしまいます。

厚労省の公式サイトにこんなにハッキリと不確かな情報載せて恥ずかしくないのかね。
というかエビデンスないじゃん。
ファクトチェック受けろよと言いたい。
ワクチン推進派がよく使う言葉である「エビデンスがない」「ファクトチェックで間違い」、そっくりそのままお返しします。

授乳に関してだけ考えてもこれだけ不確かなことだらけなのですね。
これまで「問題ない」と言い切ってきた医者、専門家もどきはなんだったのでしょう。
「確かな根拠」がなかったことは確かなのです。
嘘八百といわれても仕方ないでしょう。

今回「大人用ワクチンの市販直後調査の結果」についても書こうと思ったのですが、長くなってしまったのでまたの機会に。

こんな不確かな技術がノーベル賞ってね。

よくお菓子に「モンドセレクション受賞」みたいな言葉がパッケージに書かれていたりしますけど、コロナワクチンにも「ノーベル賞受賞ワクチン」みたいな宣伝文句がいつか書かれる日が来るのでしょうか。

くだらない。

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