ヤバい記事
もうすでにみなさんの中には読まれた方もいるかもしれませんが、とても驚く記事がネットニュースに流れました。
「レプリコンワクチンのデマには徹底的に対抗する」、広がる不安にMeiji Seikaファルマ社長が答えた
元記事はこちらです。
https://toyokeizai.net/articles/-/841380?display=b
内容にあまりにもびっくりしてしまいすぐにでもブログに書きたかったのですが、頭に湯気が立っている状態で書いても汚い言葉のオンパレードになってしまいそうだったので、少し頭を冷やしてこうして書いています。
一企業の社長がこんな考えじゃなぁ…という内容の記事です。
ツッコミどころ満載の記事ですが少し紹介します。
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『問題は、反ワクチン派の人たちがデマを広めたため、インフルエンザワクチンなどほかのワクチンの接種率も低くなっていること。』
→自分のところの商品のポンコツさを棚に上げ、「反ワクチン」のせいにしている。
できる人間はなんでもかんでも人のせいにせず、自分に非がないか顧みるものです。人間の器が良くわかりますね。大体一企業のトップが「反ワクチン」という言葉をいまだに使うところが興ざめです。
『これは子宮頸がんワクチンの話と同様だ。子宮頸がんの予防効果があるワクチンだが、過去にメディアなどがワクチンを危険だと発信したことから定期接種が中止となり、接種率がほぼゼロになった。』
→またメディアのせいにしている。HPVワクチンだって相当な健康被害起きていますからね。そもそも子宮頸がんの原因はHPVだけではないですし、すべての子宮頸がんをこのワクチンで防げるわけではないですから、いまや「子宮頸がんワクチン」ではなく「HPVワクチン」を使うのが主流です。便宜的に「子宮頸がんワクチン」を使うことがあっても、このようなインタビューでは正確な用語を使うべきです。勉強し直しなさい。
こういうことが誤解を招くのです。
『 ――ここまでワクチンへの批判があると想像していましたか?
ここまでとは思っていなかった。SNSがなければ「変わった人がなんかいっている」くらいの反応だったと思う。』
→変わった人ですみませんね。そしてここでもSNSのせいにしている。ちっちゃいな。
『日本人はどうしても「100%の安全」を求めたいのかもしれない。だが基本的に、医療は一定のリスクを伴う。コスタイベがまるっきり安全だというつもりはまったくない。
残念ながら、重篤な副反応が起きる確率もまれにあるのは事実。いくら確率が低いといっても、起きた本人にとっては大変なことだ。だからこそ、正確な情報を伝える必要がある。
医薬品の副作用で亡くなる人も毎年一定数いる。だからといって「医薬品は必要ない」という声は出ない。医薬品は、亡くなる可能性があった人を救っているからだ。』
→はっ???
病気に対する治療薬と、健康な人に接種するワクチンとでは「安全性」に対する考え方は違います。
基本のキです。
同列に述べている時点で何もわかっていません。
そんな人がワクチン会社の社長でいいのでしょうか?自分は不安に思います。
だって「ワクチン」に対する解釈が間違っているのにワクチン(実際にはワクチンもどき)を製造しているのですから
病気に対する治療薬はある程度のリスクを負うのは仕方ありません。しかしワクチンは健康な人に接種するのですから、極力100%安全を目指さなければならないのです。
これまで報告されている新型コロナワクチンの膨大な有害事象の数を見れば、もはやワクチンと言える代物ではありません。毒です。
『しかしmRNAはウイルスではないため、シェディングは起こりえない。証明しろといわれるが、ないものをどう証明すればいいのか。』
→最初から「ない」と決めつけているだけでしょ。「あるかもしれない」と、ちゃんと調べていないだけ。科学として謙虚さがない。
『世界に先駆けて、レプリコンワクチンが日本で承認されたことには達成感があったし、評価されると思っていた。「なんで日本でしか承認されないんだ」といわれ、大変悲しい思いだ。』
→世間の時流をまったく読めていなかったのですね。社長なのに。従来のワクチンの有害事象について気付く人々は確実に増えていました。そんなことにも気付かなかったのでしょう。
勝手に悲しんでいてください。
『今度、新聞に「日本で一番はダメですか」という広告でも出そうかと思っている。』
→つまらないのでやめてください。
『――Meiji Seika ファルマの社員を名乗る、mRNAワクチンへの不安を主張する書籍が話題になっています。
誰が書いたかわからない書籍の情報には注意してほしい。誰かがいった内容が本当かどうかという話よりも、医学や医療介入の情報を正確に伝えるべきだ。一般の方はまったくわからないのだから。』
→Meiji Seika ファルマの社員がワクチン接種後になくなっていることは事実ですし、遺族の方もメディアのインタビューに答えています。
接種3日後に急死 ワクチンメーカーの同僚が異例の“告発本” レプリコンワクチンの安全性めぐる論争はいつ終止符?【チャント!大石邦彦が聞く】
自分のところの社員がワクチン接種後に亡くなったことについては何のコメントもないのでしょうか?
社長としてどう思っているのでしょうか?
インタビューではぜひ突っ込んで聞いて欲しかったものです。
「医学や医療介入の情報を正確に伝えるべきだ。」ってそっくりそのままそのお言葉をお返しします。
ワクチンの情報を黒塗りなどせずにしっかりと伝えてください。
『「打つ、打たないは本人の自由です」だと、リスクを超えて打つ人は誰もいなくなる。「打つべきです、ただ、一定の率で重い副反応はありますよ」として、その後はご自身で考えてもらう。』
→「気持ち悪い」の一言に尽きます。
「打つべきです、ただ、一定の率で重い副反応はありますよ」って、「死ぬかもしれないけど打つべきです」と言っているようなものです。
「一定の率で死んだり重い後遺症を患うけど打つべきです」と言っているようなものです。
良くそんなことが言えますね。
ヤバいよ、この人。
『強調したいのは、医療行為にリスクがあるのは当然ということだ。これを根気強く伝えていく必要がある。国民が正確な情報を得て、その後に自分が決断することが必要だからこそ、デマを流すことはあってはならない。』
→だから一般的な医療行為と並べて議論するなって。接種率が低下しているのは、報告されている有害事象を目の当たりにして国民が判断した結果じゃないですか?それを「デマ」で片付けるなんて薄っぺらすぎます。「だ・か・ら人のせいにすんなって」と口を酸っぱくして言いたい気分です。
『インフォームドコンセント(説明と同意)という言葉があるように、選択肢をエビデンス(科学的根拠)に基づいたデータとともに示し、本人が理解できるように説明することこそが、寄り添うことだと考える。』
→おっしゃるとおり、有志医師の会を始め多くの団体、人たちが、本人が理解しやすいようにワクチンの有害事象について説明しているところであります。
『――コスタイベは既存のコロナワクチンより安全性が高いのでしょうか?
もちろんだ。』
→やべ、言い切っちゃったよ。
『ベトナムで約1万6000例の被験者を対象に行った治験では、コスタイベ接種群で、重篤な有害事象の発生率は1日目から92日間で1.5%だった。
これに対し、プラセボ(生理食塩水など効果のないもの)を接種した群では2.5%だった。』
→ワクチンよりプラセボの方が有害事象が少ないという結果がおかしすぎるのです。対照群が生理食塩水ならどう考えてもおかしいですよね。
「生理食塩水など」の「など」は何か?ということです。ここをはっきりと説明するべきですね。
HPVワクチンの臨床試験においても、本来なら対照群は生理食塩水を使うべきところをアジュバンド入りのものを使用して行っていました。
そこで安全性は問題ないとごまかして認可させたのです。
この件は以前ブログに書きました(HPVワクチンについて 2021年11月10日)。
臨床試験の手法からも怪しさ満点のワクチンです。
『これはすごい、開発しなければと思った。治験で得られたデータを基に、安全性から出発したワクチンといえる。』
→「安全性から出発したワクチン」って、どの口が言えるんだ。
『前提として、医療用医薬品の効果・効能についてメーカーから一般の方へダイレクトに伝えてはいけないという広告規制がある。当社からこのワクチンは安全で有効ですとはいえない。』
→広告規制のせいにしているけど、中長期的な安全性のデータがどこにもないからでしょ。データがないから言えないだけ。データがあれば伝える方法はいくらでもある。
『また、医学専門家や国会議員が流すデマに対しては、徹底的に対抗する。一般の方に「そこまでやるなら、あれはやっぱりデマだったんだ」と安心してもらえるような土台をつくっていく。』
→訴訟を起こしたり、そういう表面的な「形」で対抗してどうすんの?中身がない。
安全性・有効性で正々堂々と対抗してください。
いずれ「あれはやっぱりデマだったんだ」というセリフがそっくりそのまま自分自身に返ってくることになるでしょう。
『ワクチンを販売する企業全体で、大きく意欲がそがれたと思う。デマによって、コロナワクチンを接種しない人が多く出てきているからだ。接種者が少なければ、業界全体でワクチンの在庫を抱えてしまう。廃棄が出た場合、来年も製造数量を維持するかというと、そうではない。会社はこれを経営リスクと捉える可能性がある。』
→だからデマだとか、人のせいにすんなって。
そして結局は、「在庫」だとか「廃棄」だとか、経営のことしか考えていない。
『計画を見直す会社も出てくるだろう。でもこれは、国民の皆さんが本当に望むことなのだろうか。』
→本当に望むことです。必要なものを必要なときに必要なだけ供給するのが理想です。
ついでに言えばポンコツワクチンは世には出さないでください。製薬会社は儲かるかもしれないけど、副作用者がたくさん出れば医療費高騰の原因になります。
『われわれの医薬品開発の意欲は、批判があっても揺るがない。』
→ワクチンをいかにたくさん売ること、いかに儲けることだけしか考えていないことがにじみ出ています。
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国がバックアップしてくれたから、ということでこんなにも図太くなっているのでしょうけど、いずれハシゴを外されます。
あるいは膨大な数の有害作用が発生し、大問題になるかもしれません。
あいにくレプリコンワクチンはぜんぜん売れていないようです。
逆に感謝してもらいたいくらいですね。
レプリコン接種者が減ってくれたおかげで、有害事象の患者さんも減るかもしれないのです。
世紀の薬害事件によって世間から叩かれることから守ってあげていることになっているかもしれないのですよ。
しかし販売戦略、販売手法などが未熟なだけだろうに、見事に人のせいにしまくっている社長。
この企業の行く末が見える感じがしますね。
少し紹介するつもりがほとんどのセリフにツッコミが入りました。
こんなにもツッコめる記事なんてそうそうないですよ。
ツッコミ疲れを生じます。
このインタビュー記事によって、自分で自分の足を引っ張っていることに気付かないのでしょうね。
デマだ、反ワクが…と言っていればみんな味方についてくれた一昔前とは状況が変わっています。
一部メディアも有害事象について報道したり、目に見える数字ではっきりと有害事象の数を確認することができます。
あるいは自分の周囲で体調不良を起こした人が増え気付く人もいるはずです。
あるいはワクチン打ったのに感染したとか、結構つらかったとか、ワクチンの有効性についても疑問を持ち始める人も増えています。
そりゃそうですよ、ポンコツワクチンなのですから。
疑問を持ち始めた国民が確実に増えているというのに、この会社の社長は時流を読めなかったのですね。
それを反ワクのせいにしたりしているだけ。
いまだにデマだデマだと騒いでいる。
デマデマと騒いでいいのは元大臣だけ。もはや元大臣の専売特許みたいなもので、時代遅れの手法です。
デマだ、訴訟だと騒げば騒ぐだけ反発が強まっていくことに気付かないのでしょう。
洗脳から解き放たれた国民が着実に増えているのです。
(いまだに洗脳状態にある人もいますけどね。)
今回の記事は、いかに考え方がずれているのかがよくわかる記事でした。
その意味では良かったのかもしれません。
この記事を読んで「なるほど!レプリコンは良いワクチンなんだ。レプリコンを打とう!」と思う人がどれだけいるのでしょうか。
せっかくインタビューしてくれたんだから、どれだけ安全かということを伝えれば良いのに。
広告規制に引っかからないように伝える方法はいくらでもあります。
(当然データがないから言えないだけですけどね)
レプリコン販売を邪魔されたと(思い込んでいるだけ=被害妄想でしかない)、その恨み辛みを主張しているだけのようにしかみえません。人のせいにして。
ワクチン推奨派の医師たちでさえ、「現段階でレプリコンを選ぶ理由はない」と言っているのですよ?
推進派の専門家が「安全性について不確かな部分もある」「他にも実績のあるワクチンがあるのだから、あえてレプリコンを選ぶ理由はない」と言っているのです。
こういう発言に対する社長の意見も聞きたいところですね。
「大規模に人類に接種するのは初めてです。でも1年に1回で済むワクチンです。」
みたいにマイナスの部分も正直に話して宣伝した方が誠実ですし伝わります。
(変異しやすいウイルスに対しての1年に1回で済むワクチン、効果が長続きするワクチンについてのリスクは以前ブログに書きました。つまりは結局良いところなんてないのですけど。)
ファイザーだとかモデルナだとか、混乱の時期にどさくさに紛れて出てきたのとは訳が違うのです。
日本以外の国は皆冷静になっているから新型コロナワクチンの追加接種は進んでいません。
日本国内だって、気付いて冷静に考えれる人が増えてきています。
同じ手法が通用するわけがないのです。
きっとHPVワクチンのようにいつか復活できると思っているのでしょうね。
そんなうまくいきませんよ。
いつまでも「デマ」だとか「反ワクが」とか言ってるんじゃないよ。
そんなんじゃいつまでたっても進歩しないわっ。
人のせいにばかりして。
そして、まずは「治療薬」と「ワクチン」の安全性に対する考え方の違いだとか、「HPVワクチン」「子宮頸がんワクチン」の基本的な用語の使い方から学んでください。ワクチン会社の社長なのですから。
「治療薬」と「ワクチン」を混同している時点で良いワクチンが作れるとは到底思えません。