見出し画像

【レポ】トヨタ 第33回クラシックカーフェスティバル

こんにちは、うしきです。最近レポが追い付かない勢いで遊びに行っている気がします。楽しいです。

今回は、愛知県長久手(ながくて)市にて年に一度開催される、トヨタ博物館、クラシックカーフェスティバルに行って参りました!

クラシックカーフェスティバルとは

今回で33回目を迎える、トヨタ博物館主催のクラシックカーのイベントです!

30年以上前に作られた車、という条件で全国からエントリーされた100台の車が参加します。多くが個人オーナーさんで、愛知県からはもちろん、今回は徳島や愛媛から参加された猛者もいらっしゃいました!

そしてもう一つの参加条件、「自走してパレードに参加できること」。

エントリーした車が展示されるだけではなく、長久手市街の一般道を走る姿も見ることができます!スタート地点の「トヨタ博物館」を出発し、長久手市街のコース(普通に一般者も走ってます)を回って、会場であるモリコロパークへ乗り入れます。

会場への行き方

名古屋駅から地下鉄東山線(黄色いやつです)の終点「藤が丘」まで乗り、「リニモ」に乗り換えて、会場のモリコロパークがある「愛・地球博記念公園駅」で降ります。

名古屋市外でちょっと時間はかかりますが、めちゃくちゃ好アクセス!というのもこの「リニモ」、そもそもが愛知万博(愛・地球博)会場へのアクセスのために作られたものだからです。

愛・地球博記念公園(通称モリコロパーク)は、今も広大な敷地が公園として活用されています。敷地内に「ジブリパーク」が完成間近なことでも有名です。そしてクラシックカーフェスティバルの会場としても、この公園が使われています。

電車でのアクセスは上述の通りですが、何分モリコロパーク、広い!!めちゃ広い!!だって万博やったとこですからね!!

芝生広場までそこそこ歩くので、余裕をもった行動をおすすめします。

結構な参加者があるイベントなので、基本的には人波についていけば大丈夫です。また司会の方の声が駅からもほんのり聞こえるので、その方角を目指します。

また自然を生かしまくった立地…というかほぼ山なので勾配もかなりありますが、スロープにした歩道、エレベーターもあるため、車イスの方も、ベビーカーも大丈夫!(距離はある)公園なのでベンチもたくさん、芝生にも座れるので、少し疲れたらすぐに休めるのもかなりいいです。

木々も繁っており、駅からは芝生広場が見えないです。攻め込まれにくい構造ですね。戦国かな?(なおモリコロパークの隣の駅が「長久手古戦場駅」。羽柴秀吉と徳川家康が戦った場所らしいです)

会場の様子

検温、消毒をしてリストバンドをもらって入場。奥に進むと…
ざっと100台!圧巻!最後の車が奥の道から芝生広場に入ってきています

大芝生広場に、公道パレードを終えた車が順番に到着し、それぞれに割り振られた位置に停車。実際の排気音やエンジンの音も聞けて楽しいです。

パレードはゴールで見るか、スタートで見るか、途中の道路で見るか悩ましいですね。パレードの出発の様子は後日配信されるようなので、ぜひそちらもチェックしたいと思います。

司会の方から車の紹介があり、すべての車が乗り入れると、一般参加者も広場に入り、間近で車を見ることができます(全部の車が入りきるまではオーナーさんしか入れません)。
そして大撮影大会!もう100台近くあるので選り取り見取りです!これらの車はイベントが終わるまで停まっているので、好きなタイミングで見ることができます。

オーナーさんは車の近くにいらっしゃることもあれば、いらっしゃらないこともあります。特にルール等はチラシ等には載っていないようですが、撮影はフリー、おさわり×、エンジンルームを見せて欲しい!という場合等はオーナーさんに相談、のような雰囲気でした。何台かオーナーさんがボンネットを開けてくれていたので、ご事情がなければ快く見せてくれるみたいでした。激写しました…メカニズム分からんけど…

子ども向け交通安全コーナーもありました。

いざクラシックカーめぐり

※ここからは気になった車をピックアップして叫ぶだけのレポ(?)です。

トヨペット(1962)!色がかわいい!丸めと銀色のバンパー?の組み合わせ大好きです
トヨタ7(セブン)(1970)
トヨタにしては珍しいレース専用モデル。ヤマハや他のグループ会社との共同開発
見てくださいこの…戦う機械としての本質を文字通り剥き出しにしたケツを…
ドイツのフォルクスワーゲン タイプ1ガブリオレ(1954)
ワーゲンについてました。公式かな?初めて見ます
大文字小文字のスバルくん
んま~!!かわいいわね!!マツダ ポーターキャブ(1975)。松田の古いエンブレムですね。MAZDAの「m」です
今回のコンセプトが「モータースポーツ」ということで、ラリーカーも来ております!トヨタ セリカ(1985)WRCサファリラリー優勝車。やはりラリーカーは良いですね…
モリゾウクン…(ステッカー)
パレード先導車のGRヤリス!!かっこいい!!また運転したのはラリードライバーの勝田さんだったみたいです!
MIRAIさんのラリーカーも!
皆さんエンジンルームもめちゃくちゃ綺麗…
日産エスカルゴ!(1990)
側面がまじエスカルゴ
トヨタ センチュリー(1989)!最上級車ですが、日本の道路事情に合わせてか、そこまでクソでかい感じはしないですね
タイヤのホイールもかっこいい!
個人的に好きな日産マーチ(1992)。色もかわいい
ホンダNSX!!(1991)ホンダのスポーツカーです。お目目~!!
浜松ナンバー!ホンダの故郷ですね。ちょっと嬉しい
わ、わからんが…きっとすごい…というか、NSXリアエンジン(エンジンが車のリア(後ろ)にある)なんですね~
広島ナンバーのマツダ ロードスター(1992)!広島は松田の本拠地です!
三菱!ランサー!エヴォリューション!(1992)顔がね…好きなんですかっこいい。32GTRも好きなんですけど。これから最後のスポーツカー黄金期であった1990年代の車も参加するようになるので楽しみです。
日産フェアレディZ!!(1972)オタクはZ見ると写真撮らずにはいられないんですよ(偏見)…やっぱ初代のロングノーズ(鼻先(ボンネット)がクソ長いデザイン)かっこいいね…
色もいいね…あとね速い車はケツも見てくれ…どの車より「前」を走るという矜持が詰まっているので

まとめ

つらつら言いたいことだけ書いていて特に何もレポートはできていませんが、やはり車はそのものがかっこいいので、もう実物を見るのが一番早いし楽しいと思いたくさん写真を載せました。

コロナでイベントが軒並み中止や縮小を余儀なくされ、今年はようやく「三年ぶり」等で開催されるイベントも増えてきましたね。クラシックカーフェスティバルは基本屋外、しかもクソデカ公園で開催されるため、入場規制等は見た所なかったようでした。
クラシックカーの駐車されている広場は、100台あるのでさすがに少し混雑はしましたが、人の滞留もなく流れていた印象です。

芝生広場の手前の空間。ひろーい!そして山!!

午前中のパレード、オープニングセレモニーは何とか天気が持ちこたえてくれました。帰りは結構雨が降ってしまいましたが、イベント自体は雨天決行なので、家族で行く計画もしやすいのではないかと思います。むしろ車の方が、何分古いのでトラブルで不参加になってしまう可能性が出てきますが…(実際当日数台お休みだったようです)

来場者は、小さい子ども連れの若い夫婦、年配のご夫婦、男性同士、若いカップルか夫婦、男性一人が多い印象です。クラシックカーということもあり、年配のご夫婦のご参加が多かった気がします。交通アクセスも良く、またスポーツカー等に限らず広く大衆車も参加しているので、なじみのある車も多いのが魅力的なイベントではないかと思います。

参加は無料!かなり参加しやすい車のイベントだと思いますので、おすすめです!全部のイベントをおすすめするんですけどね!

2駅となりにはトヨタ博物館もあるので、ついでに寄ることもできますよ!(そっちもバカ広いのでスニーカー等歩きやすい靴で行くことを強くおすすめします)
ちなみに今回、リニモの一日乗車券800円を購入すると、当日限りトヨタ博物館の入場料(大人1200円)が無料になるという太っ腹ぶり…!!産業技術記念館でも見たなこの現象!?すぐ無料にするな豊田!

おや?乗車券の様子が…?

さらに様子のおかしいことに、リニモ乗車券を購入すると、券売機からは4枚の切符が…。
・リニモ1日乗車券
・トヨタ博物館入場無料券
・トヨタ博物館またはクラシックカーフェスティバル会場での物販10%引き券
・トヨタ博物館レストラン10%引き券

多い多い多い多い

こんな感じで、実質リニモにしかお金を払っていないという意味の分からない状況になるので、トヨタ博物館でお土産たくさん買いました!

車の漫画も売っている。「首都高SPL」の最新刊も買ってしまいました

以上、例にもれず「まとめ」が長くなってしまいましたが、今回もとても楽しかったです!(もう三回くらい行ってる)いずれ今そのへんを走っている車も「クラシックカー」として参加するようになると思うと感慨深いものがあります。(場所は少し遠いですが)気軽に行けるイベントなので、機会があれば参加してみてはいかがでしょうか!

ここまで読んでいただきありがとうございました!