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#15 たいぱ

#6で映画『ONE PIECE FILM RED』について触れたが、年明けの1/10には興行収入がついに190億円を突破したらしい。本日(1/29)で終映となるが、どこまで記録を伸ばせるだろうか。気になる。
#6を綴っている時点ではONE PIECE知識がほぼゼロ~♪だったが、時は流れアニメで遂にドレスローザ編までたどり着いた(←AAAのオープニング曲をアニメで聞けて満足です)。サブスクの倍速再生機能はなんと偉大なのだろう。テレビ放映当時よりも短時間で視聴できるため、たいぱ(タイムパフォーマンス、時間対効果)が良い。
本日はONE PIECEでドレスローザ編の途中(アニメで第682話)まで観た感想を語ろうと思うー。

アニメで観ているためか、同じ声量なのに遠くまでに聞こえている不思議があったものの、ずばり全体的に面白かった。
1人ずつ増えていく”麦わらの一味”の明かされていく各々の過去、恒例のビックイベント後の宴、後出しじゃんけんのごとく続々と出てくる人物、見事な伏線回収など楽しめる要素が詰まっていた(頂上戦争後下ネタがヒートアップしているが、それもまたファンを増やしているのかもしれない)。
ONE PIECEは「もしも○○だったら」という世界線を1話20分弱(通常速度)で垣間見ることができるため、非常にたいぱがいい作品だと思う。「もしも女だけの島があったら」、「もしも影が奪われたら」、「もしも空に島があったら」、「もしも巨人や小人が住んでいたら」、「もしも身近なひとがこの世を去ったら(泣)」などなど。

誰得かは知らないが、個人的に印象に残った3つを紹介する。

ひとつめは、男子禁制国家アマゾン・リリーの女帝ハンコックの恋の病の拗らせ具合だ。ハンコックの一方的なルフィへの恋心は見ていてクスッと笑えた。女だけの島に住んでいるがために男ルフィと出会ったハンコックは、常人とは到底言い難いバグった恋心を抱き、ルフィに多大な助力を尽くすが恋に疎いルフィが面白い具合にさらっと流すくだり、ふたりの温度差がつぼだった。

ふたつめは、ルフィに覇気を教え鍛えた元ロジャー海賊団副船長”冥王”レイリーのカッコよさだ。黄猿に一蹴りされそうになった瀕死のゾロを飛び込みで助け、黄猿に向かって『若い芽を摘むんじゃない・・・これから始まるのだよ!!彼らの時代は・・・・・・!!!』と言い放った場面はカッコよすぎた。ルーキーたちのテンパリ具合をよそにひとり冷静だったおじいちゃんレイリーは、海賊王の船のクルーだった経験により余裕をかましていたと思うが、わたしも年をとったら孫に対して同じことを言えるように若いうちに多くの挑戦に励みたいと思った。

みっつめは、ルフィの義兄弟サボの声優がコナンの安室透役でお馴染み、古谷徹さんだったことだ。#6ではシャンクスの声優について触れたが、まさか古谷さんもONE PIECEの声優をしているとは思わなかった。しかも、キャラクターの髪色がコナンと被っている。シャンクス、赤井秀一はともに赤髪、サボ、安室透はともに金髪だ。なんという偶然なのだろう。

この作品からまだまだ学べることがありそうなので、引き続き空き時間にこの作品を楽しみたいと思う。ONE PIECE、最高!

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