#24 とみんのひ
本日10/1は『都民の日(とみんのひ)』。都内にある施設が無料公開される日だ(https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/08/23/07.html)。
今年都民になったわたしは、今年はじめてこんな日があることを知った。わたしはGoogleアラートで東京都に関する情報を収集するようにしており、そんななかで届いたひとつのHP記事のおかげで『都民の日』を知ったのだ。
「普段は有料で入場する施設を無料で観られるならぜひ行こう!」ということで、AM8:30ごろに家を出て2つの施設に訪れた。
1か所目は、井の頭自然文化園。いの”がしら"だと思っていたが、いの"かしら"と読むようだ。武蔵野市にあり、吉祥寺駅から徒歩約10分で着く動物園(本園)と水生物園(分園)だ。個人の入園料が通常400円のところが”本日無料”だった。井の頭恩賜公園の一角に位置し、家族ずれが多く来場していた。
本園にはカモシカやカピバラ、ミーアキャットなどがおり、そのほかに遊園地やぶらんこ広場、彫刻館があった。ゾウ舎には2016年5月まで暮らしていたアジアゾウ「はな子」の展示があり、1950年8~9月に上野動物園で小田原動物園のゾウ「ウメ子」と出会ったエピソードなど、ゾウ同士の出会いについても触れられていた。
分園では成体のコールダックが目の前で鳴いてくれたのが印象的だった。まるで警報音のようにぐわぐわぐわと鳴いた。コールダックの成体は白色だが、赤ちゃんダックは黄色に身を包んでいて、おそらく湯船に浮かぶおもちゃのモデルになっている。アヒルの中でもコールダックは小さな個体で、観ていてすごく癒された。特設展示『いもり学にゅうもん』があり、そこではいもりの指の本数が前足(4本)と後ろ足(5本)で異なることをはじめて知った(ちなみにカエルも同じらしい)。
2か所目は、殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん)。この庭園は国分寺駅南口を出て徒歩2分で着く。一般個人の入園料が通常150円のところ”本日無料”だった。三菱創業一族岩崎家ゆかりの庭園のひとつで、国の名勝に指定されている。園内は平坦ではなく高低差のあるつくりになっており、竹の小径や湧水を利用した風情ある『次郎弁天池』などがあり、シャレオツな庭園だった。
2つの施設を回って、トータルで昼食代550円を浮かせることができた。
ここのところ物価高で食費など生活費が高くなっているのに対し、『住民税非課税世帯物価高騰支援給付金』や東京都の子供・子育て支援『018サポート』などがあっても、条件にあわず給付金を受けとれないむずがゆさを感じていた中で、ようやく僅かなながらお金を回収できて少しほっとしている。
これからどこまで物価高が進行するだろうか。とあるコメンテーターは物価の上昇幅が段々と鈍化していくと述べていたが、果たしてどうなることやら。これからも節約の旅は続く。
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