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ぱらどっとと草の根

ぱらどっと。マジで天才。

オーエンアレンジ、もうこれだけ聴いとけばいいじゃんね。
これだけ聴いて「あぁ俺はトランスが好きなんだな」ってことに気づけばいい。

即売会で1000円CDガチャ回して「この音好みじゃないわ〜」って現象が消える。
っていうか何十ものサークルがクロスフェード出してて、それ全部聴ける忍耐力あるやついないし、即売会で試聴できるって言ってもいくつ聴くの?だるいわそれ。

「U.N.オーエンは彼女なのか?で学ぶ音楽ジャンル」としてもっと評価されるべきだし、あと10倍くらい再生数あっても良い。

ぱらどっとは天才なので彼のYouTubeに上がってる曲はとりあえず聴いといて。

草の根

自分は害悪オタク気質なので「弱小サークルは応援し、大手は叩く」というスタンスを取りがちだ。
弱小サークルのことをこの記事では便宜上「草の根」と呼ぶことにしよう。
「自分は草の根を応援している」こういうことだ。

さて、全てではないが音系の草の根には特徴がある。
「原曲メロディそのまんま別ジャンルアレンジにしがち」

100億回聴いたオーエンがEDMにされて、オーエンEDM自体1000回くらい聴いてる。
そんな状況なのだ。
草の根にとっては初めての挑戦なのだが、聴き手にとっては「まーたこれか」ってなる。

だから草の根には頑張ってほしい。
自分たちのクリエイティブをどこかで発露させ、上手く原曲と絡ませて「聴いたことないオーエン」を生み出してほしい。

これが大手なら話は別だ。「サボるな」。
その一言に尽きる。

除草剤

話が脱線したように思えるが、実はここに重要なぱらどっと問題がある。

ぱらどっとが草の根を殺している。
ぱらどっとが天才ゆえに除草剤と化しているのだ。

別にオーエンのローファイヒップホップなんて好んで聴かない。
(ローファイヒップホップを貶すわけではない)
ぱらどっとの動画でかじれば十分満足できるし、なんならローファイヒップホップ専門でアレンジされるよりも展開が多様なぱらどっとの動画の方が楽しい。
それにぱらどっとの描くフランが可愛い

ぱらどっとは東方アレンジの新しい遊びを思いついてしまった。
それは本人が意図せぬところで除草剤となってしまったのだ。

草の根たちへ

はっきり言うと、草の根って同人の中でもノウハウや資金力に乏しいものだからしょうがないのだが、荒削りすぎる節がある。
荒削りって言うと優しいんだけど、さすがにストレートに言う気にはなれない。

草の根は今大変な状況だ。
大手は上に上がってくれないのでいつまでも壁を占拠している。
(ボカロの場合はryoとかハチみたいなのが上に上がる)

そして横からはぱらどっとみたいな天才が飛び道具で除草してくる。

ノウハウも資金力もファンもいない草の根はどうすれば良い?
それは自分も知らん。

草の根にできることは、まず楽しむことだ。
あと大谷翔平じゃないが、「憧れるのをやめる」ことだ。

大手サークル見てみて。あれが君たちの望む姿か?
10何年も同じ曲を演奏しているあれが望む姿か?
常に新しいものを出して、新しいものを評価されたくないか?

そうじゃないならなんで創作やってるんだ?

草の根の君たちへ。
君たちには君たちなりのやり方がある。
ぱらどっとはすごく良い例だ。彼は東方で遊んでいる。
東方で遊ぶのだ
CDとかサブスクとか、既存のやり方に媚びる必要はない
(もちろん既存のやり方も一手だ)

今は表現内容(曲とか)に限らず、表現方法すらも創作の範疇に入る。
昔に成功したサークルはラッキーだった。
勝手に転載された動画が評価されて何か「東方の◯◯さん」になれたのだから。
今の草の根は不運だ。でも不運を嘆いても仕方ないから頭を使うしかない。

嘆くな!!!

草の根たち、君たちは不運かもしれない。
でも、既得権益が〜とか大手が〜とかダサいことを言うな。
この話のミソは「新規はそんなことを言わない」という点だ。

つまるところ外に文句言ってるやつは「上手くいかなかったやつ」が多い印象。
確かに成功・失敗は色々な運とかめぐり合わせもある。人脈の場合もある。努力だけでは超えられない壁もあるだろう。
でも嘆くな!!!
嘆いてる暇があったらYouTubeでもTiktokでも見てバズりそうなこと考えろ。
それが「クリエイティブ」だろ。

なお「外に文句言ってるやつ」の一例としては自分もいる。
自分は「創作活動すらやっていないのに文句を言ってるやばいやつ」である。
特大ブーメランで終わり。

ぱらどっと
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